第78期C級1組順位戦、現状です(*'ω'*)

'20年3月3日時点1敗者

14位:佐々木勇気七段⇒昇級決定
32位:及川拓馬六段
34位:石井健太郎五段(対局中)

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目次

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藤井聡太七段順位戦対局相手&結果

藤井聡太七段は今期順位は3位(*'ω'*)
※※表は横スクロールできます(スマホ)※※

対局相手 今期順位 手番 前期成績 対局日 結果
村田顕弘六段(32) 29 3勝7敗 6/18
堀口一史座七段(44) 36 1勝9敗 7/2
金井恒太六段(32) 16 5勝5敗 8/6
高橋道雄九段(59) 11 6勝4敗 9/3
宮本広志五段(33) 7 7勝3敗 10/15
青嶋未来五段(24) 6 7勝3敗 11/5
船江恒平六段(31) 2 9勝1敗 12/3
小林裕士七段(42) 24 4勝6敗 1/14⇒1/16
髙野秀行六段(46) 30 3勝7敗 2/4
真田圭一八段(46) 8 7勝3敗 3/3

 

今期順位の決定方法
  • B級2組からの降級者は順位1位から順に編入
  • 前期(C1)の成績順
  • C2からの昇級者3名
  • (C1で)前期降級点を取った棋士
  • の順番で今期順位が決定しています。

 

順位戦の概要

  • 36人参加のリーグ戦
  • 同星ながら今期順位(前期成績順位)差で昇級できないという頭ハネも起きやすく、1期で抜けるのは困難
  • ※前期、この頭ハネで惜しくも昇級となりませんでした

※10戦して上位2人に入れば、B級2組に昇級が決定
※同勝数のときは今期順位(前期成績順位)の良い人が昇級
※リーグ戦成績の全勝者が3名以上いる場合は、全勝者全員が昇級
※全勝もしくはそれに近い勝率が昇級には必要
藤井七段(当時)は今期順位3位/36名
棋士の基本給は順位戦のランクが元

C級からA級に上がるのは至難の業

たとえC級2組で全勝してもいきなりA級といった飛び級はなく、C級1組に昇級となります。

C2→C1→B2→B1→A

と昇級していくのが決まり。

第78期順位戦
出典:AmebaTV

※ちなみに名人と対局できるのはA級棋士のみ

A級になるまでは最速でも5,6年はかかる

毎年昇級できるのは各組で2~3人

A級棋士になるまでは最速でも5、6年かかります

C級1組は39人が在籍、厳しい道

1年に1期行われ、順位が決定します。
※昇級・降級・降級点が決定

ちなみに羽生善治三冠(現九段)はは1993年にA級(八段)に昇級
そのときには・・

既に竜王(通算2期目)
王座(1期目)
棋王(連続3期目)

の3つを保持されていました

 
デビューから4年連続で昇級しA級まで昇った棋士は・・・
 

この2人だけ!
  • 中原誠・十六世名人
  • 加藤藤一二三九段
羽生三冠(現九段)でもA級までには、7年かかっています
さらりとまとめてみましたが、勝って勝ちまくる以外昇級できません

C級1組を1期抜けした棋士一覧

※※表は横スクロールできます(スマホ)※※

開催期 棋士名 C2期間 現段位(4/1)
第73期(2014年) 澤田真吾五段 5期 六段
第70期(2011年) 佐藤天彦六段 4期 九段
第68期(2009年) 戸辺誠五段 2期 七段
第65期(2006年) 橋本崇載七段 5期 八段
第57期(1998年) 深浦康市五段 6期 九段
第53期(1994年) 藤井猛五段 3期 九段
第50期(1991年) 森内俊之五段 3期 九段
第45期(1986年) (故)小野修一五段 7期 八段
第44期(1985年) 島朗五段 7期 九段
第42期(1983年) 脇謙二五段 3期 八段
第41期(1982年) 南芳一五段 1期 九段
第41期(1982年) 中村修五段 1期 九段
第40期(1981年) 鈴木輝彦五段 2期 八段
第40期(1981年) 田中寅彦五段 4期 九段
第39期(1980年) 福崎文吾五段 2期 九段
第38期(1979年) 谷川浩司五段 2期 九段
第36期(1977年) (故)真部一男五段 3期 九段<
第26期(1971年) 森尤二五段 3期 九段
第24期(1969年) 桐山清澄五段 3期 九段
第23期(1968年) 石田和雄五段 1期 九段
第22期(1967年) 中原誠五段 1期 十六世名人
第20期(1965年) (故)米長邦雄五段 2期 永世棋聖
第19期(1964年) (故)大内延介五段 1期 九段
第16期(1961年) 内藤國雄五段 2期 九段
第15期(1960年) (故)佐藤大五郎五段 3期 九段
第13期(1958年) (故)芹沢博文五段 2期 九段
第13期(1958年) (故)佐藤庄平五段 4期 八段
第11期(1956年) (故)関根茂五段 2期 九段
第12期(1957年) 有吉道夫五段 2期 九段
第10期(1955年) 加藤一二三五段 1期 九段
第08期(1953年) (故)橋本三治五段 1期 八段
第07期(1952年) (故)二上達也四段 1期 九段
第07期(1952年) (故)熊谷達人五段 3期 九段
第06期(1951年) (故)二見敬三四段 3期 七段

 
ちなみにですが名だたる棋士達がC級1組を何期抜けできたのか??
※()内はC級2組

谷川浩司九段 (2期)
羽生善治竜王(現九段) 2期(2期)
森内俊之九段 (3期)
佐藤康光九段 4期(2期)
久保利明王将(現九段) 5期(2期)
渡辺 明竜王 3期(3期)
佐藤天彦名人 (4期)
菅井竜也七段 2期(3期)
豊島将之二冠 3期(2期)

ざっとこのような感じとなっております
C級1組は総当たり戦ではなく、人数も多いので抽選で対局者が決定
運によるところも大きいかもしれませんが、1級昇級するだけでとてもすごいことです
戦績も気になるところでありますが、1局1局、藤井七段(当時)らしい将棋ができることを祈ります(*'ω'*)