第78期順位戦、藤井聡太七段VS青嶋未来五段の対局模様をまとめています。

藤井七段(当時)は只今全勝中、青嶋五段は1敗中です。

結果は95手まで、藤井七段(当時)勝利

藤井七段(当時)全勝キープ、青嶋五段2敗となりました。
 
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目次

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藤井聡太七段VS青嶋未来五段、対局結果と棋譜

先手番:藤井聡太七段

後手番:青嶋未来五段

戦 型:矢倉

1手~20手目棋譜

1.▲76歩
2.▽84歩
3.▲68銀
4.▽34歩
5.▲77銀
6.▽62銀
7.▲26歩
8.▽32金
9.▲25歩
10.▽74歩
11.▲78金
12.▽85歩
13.▲56歩
14.▽64歩
15.▲79角
16.▽41玉
17.▲24歩
18.▽同歩
19.▲同角
20.▽23歩打

 
20手目棋譜
20手

先手番の藤井七段(当時)、珍しく矢倉を選択されました。

21手~40手目棋譜

21.▲68角
22.▽63銀
23.▲48銀
24.▽73桂
25.▲36歩
26.▽42銀
27.▲37銀
28.▽54歩
29.▲46銀
30.▽33銀
31.▲35歩
32.▽同歩
33.▲同銀
34.▽34歩打
35.▲46銀
36.▽52金
37.▲69玉
38.▽44歩
39.▲58金
40.▽43金右

 
29.▲46銀まで、互角、昼休へ。
29手

近藤六段、お昼休中の会話・・・

「前期順位戦で藤井さんと当たった時は、1カ月前くらいから対策を取っていました」

※順位戦、前局を負けて後が無い状態だったのでスイッチが入ったそうです

「朝の対局室の雰囲気は異常で、29連勝のときにも当たっていたのでその経験を活かせました。」

「その時は背中にカメラが当たっていました・・」

「負けるのが怖いので、当たるのは年に1回くらいでいいですね(笑)」

万全の準備をしてから対局したいとのことでした(笑)

本局とは関係ありませんが・・・↓不戦敗って・・何があったんだろう・・

40手目棋譜
40手

互角。

41手~60手目棋譜

41.▲66歩
42.▽14歩
43.▲96歩
44.▽94歩
45.▲16歩
46.▽65歩
47.▲同歩
48.▽42銀
49.▲67金右
50.▽65桂
51.▲66銀
52.▽53銀
53.▲35歩打
54.▽86歩
55.▲同歩
56.▽85歩
57.▲34歩
58.▽86歩
59.▲88歩打
60.▽64銀

 
46.▽65歩~開戦。

54.▽86歩まで、藤井七段(当時)有利。

56.▽85歩まで、夕休へ。
56手

60手目棋譜
60手

藤井七段(当時)有利。

61手~80手目棋譜

61.▲77桂
62.▽同桂成
63.▲同銀
64.▽45歩
65.▲同銀
66.▽53桂
67.▲35桂打
68.▽45桂
69.▲43桂成
70.▽同金
71.▲23飛成
72.▽31桂
73.▲25龍
74.▽66歩打
75.▲同銀
76.▽同角
77.▲同金
78.▽57銀打
79.▲45龍
80.▽66銀成

 
66.▽53桂まで、藤井七段(当時)優勢。

夕休明け~指してが早いです。。本局、終局遅いかと思っていましたが・・・

青嶋五段珍しい(><;)

71.▲23飛成まで、解説では形勢判断7:3、人によってはもっと差があるかもとのこと。。

80手目棋譜
80手

81手~100手目棋譜

81.▲24角
82.▽42銀打
83.▲71角
84.▽72飛
85.▲62金
86.▽44金
87.▲同龍
88.▽同金
89.▲72金
90.▽39飛
91.▲59桂
92.▽34金
93.▲22飛打
94.▽24金
95.▲62角成
96.▽
97.▲
98.▽
99.▲
100.▽

 
藤井七段(当時)、勝勢。

郷田九段「青嶋五段も投げるに投げられないですよね」

95手まで、青嶋五段投了となりました。

投了図
投了図

技巧2による形勢判断
形勢判断
※ご参考程度にどうぞ

順位戦次戦は船江恒平六段です。

藤井聡太七段と青嶋未来五段の対局前後のコメント

 

コメント
  • 藤井聡太七段
  • 『力戦調の将棋になって、そうですね序盤は少しなんというか悠長になってしまい、自信が持てない感じなのかなと思っていたのですが61.▲77桂と桂をぶつけたあたりからペースを握ることができたかなと思います。』

    『25龍と引いて、こちらの龍が少し手厚い形なのかなと思っていました。』

    『22飛から62角成という手が見えて勝ちになったのかなと思いました。』

  • 青嶋未来五段
  • 『そうですね、序盤はまぁ、そうですね端突き合ったところとか色々候補は多かったので、本譜みたいに仕掛けるかゆっくり指すかどちらでもと思って、本譜は積極的に行きました。夕休のあたりから61.▲77桂をぶつけられてダメになってしまいました。』

    『35歩と合わせた手のあたり~いい手を連発されたなという感じですね。』

青嶋五段の65歩の開戦~藤井七段(当時)が正しく受け、徐々に差を広げる展開へ。

35歩~は先手がペースを掴み、95手まで危なげなく本局完勝となりました。

藤井七段(当時)は全勝キープ、青嶋五段は2敗になったため、昇級は厳しくなりました(><)

藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??

【11月8日】VS阿部隆八段【第91期棋聖戦二次予選】

棋戦名
第91期棋聖戦二次予選
対局日
11月8日
対局相手
対局場所
持ち時間
各3時間
開始時間
10:00~

★中継情報★

 
となっております.+:。(´ω`*)