木村一基九段の略歴※'22年5月24日現在
生年月日:1973年6月23日(48)
プロ入り:1997年4月 1日(23)
竜王戦:1組(12期)
順位戦:B級1組(A級5期)
得意戦法:居飛車党
第33回新人王戦(2002年度)
1985年12月(12) 6級 奨励会入会
1988年 5月(14) 初段
1990年 9月(17) 三段
※三段リーグ戦は13期目、14勝4敗で昇段、プロ入り
1997年 4月 1日(23) 四段プロ入り
1998年度、第57期順位戦でC級1組昇級決定
1999年 4月 1日(25) 五段
※順位戦C級1組昇級
2001年12月27日(28) 六段
2001年度、第60期順位戦でB級2組昇級決定
2003年 4月 1日(29) 七段
※竜王ランキング戦連続2回優勝(第14期:2001年4組優勝、第15期:2002年3組優勝
2004年度、第63期順位戦でB級1組昇級決定
2006年度、第65期順位戦でA級昇級決定
2007年 4月 1日(33) 八段
※順位戦A級昇級
2010年度、第69期順位戦でB級1組降級決定
2017年 6月26日(44) 九段
2018年度、第76期順位戦でA級昇級決定
2019年 9月26日 豊島王位から王位を奪取
2019年度、第78期順位戦でB級1組へ降級決定
レーティング比較※'22年5月24日現在
藤井聡太竜王【レーティング(1位)2061】 | ||||
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対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
通算 | 321 | 268 | 53 | 0.8348 |
2022年度 | 4 | 3 | 1 | 0.7500 |
※2021年度勝率は0.8125
※2021年度【最優秀棋士賞】【名局賞】受賞、最多対局数、最多勝利数部門で1位獲得
木村一基九段【レーティング(8位)1802】 | ||||
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対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
本年 | 25 | 15 | 10 | 0.6250 |
※2020年度勝率は0.5106
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。
※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・
- 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
- 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う
★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです
平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。
レーティング参考サイトはこちら
最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。
藤井聡太竜王の勝率データ
B1級棋士との戦績
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棋戦別戦績
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順位戦通算49勝3敗(0.9423)
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6時間棋戦戦績
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6時間棋戦通算49勝3敗(0.9423)
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木村一基九段との過去対戦結果【11勝2敗】非公式戦含
※※横にスクロールできます※※
日付 | 勝敗 | 対局時クラス | 手番 | 戦型 | 手数 | 棋戦名 |
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2021/9/20 | ○ | B1 | 先 | 相掛かり | 87手 | 第80期B1順位戦 |
2021/9/18 | ○ | B1 | 先 | 相掛かり | 111手 | 第4回Abemaトーナメント7局目 |
2020/11/20 | ○ | B1 | 先 | 矢倉 | 80手 | 第70期王将戦挑決L |
2020/10/12 | ● | B1 | 後 | 角換わり腰掛け銀 | 135手 | 第70回NHK杯 |
2020/10/1 | ○ | B1 | 後 | 矢倉 | 94手 | 第28期銀河戦決勝T |
2020/8/19-20 | ○ | B1 | 後 | 相掛かり | 80手 | 第61期王位戦七番勝負第4局 |
2020/8/4-5 | ○ | B1 | 先 | 矢倉 | 149手 | 第61期王位戦七番勝負第3局 |
2020/7/13-14 | ○ | B1 | 後 | 相掛かり | 144手 | 第61期王位戦七番勝負第2局 |
2020/7/1-2 | ○ | B1 | 先 | 角換わり腰掛け銀 | 95手 | 第61期王位戦七番勝負第1局 |
2019/7/14 | ○ | A | 後 | 角換わり腰掛け銀 | 75手 | 第2回AbemaT |
2019/7/14 | ● | A | 後 | 相掛かり | 97手 | 第2回AbemaT |
2019/7/14 | ○ | A | 先 | 角換わり腰掛け銀 | 85手 | 第2回AbemaT |
2019/5/25 | ○ | A | 先 | 角換わり腰掛け銀 | 129手 | 瀬戸将棋まつり |
2021/9/20※第80期B1順位戦
32.▽79飛成(AI推奨は74飛で互角)で、形勢が先手ペース~藤井三冠有利となりましたが、形勢以上に局面は難解だった様子。
42.▽35金の木村九段の勝負手に、43.53と(AI推奨は28飛)で互角の藤井三冠ペースとなり混戦となりますが、徐々に形勢差が開き、局後のインタビューでは木村九段「もう一工夫というか、最後に粘りを欠いたというか、折れてしまいましたね」とのこと。
難解な将棋が続き、局後はお二人共に疲労困憊・・87手まで、木村九段投了。
2021/9/18※第4回Abemaトーナメント7局目
2020/11/20※第70期王将戦挑決L
藤井二冠の快勝譜でした。
48.▽62角~木村九段は受けに徹しますが、その後藤井二冠が上手に攻めを繋げ101手まで、木村九段投了となりました。
2020/10/12※第70回NHK杯
互角の拮抗状態が続きましたが、木村九段の指し回しが素晴らしく快勝譜となり135手まで、藤井二冠投了。
2020/10/1※第28期銀河戦準決勝
序盤木村九段が序盤37銀と上がったのが積極的な手。
※後手は腰掛け銀から右四間のような手を狙い、54銀と出たいが出辛くされている
先手は35歩の権利があるので、王を良いタイミングで囲いたいというところで、35手目で35歩を突かれ(AIはこのとき端歩を推奨)、このタイミングから後手ペースとなり、対局は藤井二冠の完勝となりました。
※AIによる評価値は、とても人間には見えない着手も含む数字であることをご理解の上、ご参考程度にどうぞ
2020/8/19-20※第61期王位戦七番勝負第4局
序盤23.▲25飛~25.▲15歩の工夫を見せられた木村王位(当時)の相掛かり。
1日目は互角で進み、2日目の封じ手⇒42.▽同飛成から藤井七段ペース。
更に45.▲55角打で流れが変わり更に藤井七段ペース、そのまま80手まで、木村王位(当時)投了。
2020/8/4-5※第61期王位戦七番勝負第3局
序盤戦~藤井棋聖(当時)ペース。
そのまま優勢を拡大し勝利と思われたものの、終盤見落としがあり形勢は互角の木村王位(当時)ペース。
13銀か33銀の選択で木村王位(当時)が33銀を選択し、流れは再び藤井棋聖(当時)へ。
※ここで13銀なら後手十分
149手まで、木村王位(当時)投了となりました。
2020/7/13-14※第61期王位戦七番勝負第2局
互いに形勢を譲らない展開で、ペースは木村王位(当時)。
そのまま優勢を拡大し終盤戦へ入りましたが、局面は複雑で難解。
AI的には藤井七段(当時)の大逆転勝利でしたが、棋士の先生方の視点は少し違うようで、流れ的には良いと思っていても、常に1手間違えたら攻め込まれたりとか、飛車取られたりとか、そういった変化が多かったので、常にプレッシャーを掛けられていたような感じ・・と木村王位(当時)が局後インタビューで応答。
その重圧をかける指し回しで終盤逆転。
木村王位(当時)は、逃してるのか、もう逆転しているのか解らなかったとのこと。
144手まで、木村王位(当時)投了となりました。
2020/7/1-2※第61期王位戦七番勝負第1局
序盤戦~藤井七段(当時)ペース。
封じ手の時点で、後手の木村王位(当時)苦しい展開へ。
95手まで、藤井七段(当時)の完勝。
2019/7/19※第2回AbemaT
1局目⇒藤井七段(当時)の勝利、2局目⇒木村九段の勝利、3局目⇒藤井七段(当時)の勝利。
2019/5/25※瀬戸将棋まつり
129手まで、藤井七段(当時)の完勝。
第80期順位戦概要
棋戦 | 1局 | 2局 | 3局 | 4局 | 5局 | 6局 | 7局 | 8局 | 9局 |
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第81期順位戦A | 先 佐藤康光九段 未 |
後 菅井竜也八段 未 |
先 糸谷哲郎八段 未 |
後 渡辺明名人か斎藤慎太郎八段 未 |
先 広瀬章人八段 未 |
後 佐藤天彦九段 未 |
先 豊島将之九段 未 |
後 永瀬拓矢王座 2/1(水) |
先 稲葉陽八段 3/2(木) |
賞金 | 2,250万 |
現在状況 | 3勝1敗/12 |
対局表 | こちら |
※賞金額は今までの概算です
※賞金は名人戦番勝負での賞金額(別途名人手当1,200万)、A級棋士のみ対象(C2~B1は対象外)

※同勝数のときは今期順位(前期成績順位)の良い人が昇級
※全勝もしくはそれに近い勝率が昇級には必要
※成績下位の3名が降級
※B級2組からの昇級者が3名以上となった期は、次期のリーグ戦で降級人数の調整が行われます
藤井竜王は11位/12名
名人戦は例年4月から6月にかけて優勝者が七番勝負に挑戦。
※A級棋士のみが渡辺名人に挑戦することになります。
順位戦の仕組みはこちら
★↓デビューから4年連続で昇級しA級に昇った棋士は、これまでに2名のみ★
加藤藤一二三九段と中原誠・十六世名人。
※羽生三冠(現九段)でも7年かかっています
順位戦今までの経過
※色無=勝:青=敗戦:緑=次戦:ピンク=開始前
棋戦 | 1局 | 2局 | 3局 | 4局 | 5局 | 6局 | 7局 | 8局 | 9局 | 10局 | 11局 | 12局 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第81期順位戦A | 佐藤康光九段 | 菅井竜也八段 | 糸谷哲郎八段 | 渡辺or斎藤 | 広瀬章人八段 | 佐藤天彦九段 | 豊島将之九段 | 永瀬拓也王座 | 稲葉陽八段 | - | - | |
第80期順位戦B1 | 三浦弘行九段 | 稲葉陽八段 | 屋敷伸之九段 | 久保利明九段 | 木村一基九段 | 横山泰明七段 | 郷田真隆九段 | 松尾歩八段 | 近藤誠也七段 | 千田翔太七段 | 阿久津主税八段 | 佐々木勇気七段 |
第79期順位戦B2 | 佐々木勇気七段 | 橋本崇載八段 | 鈴木大介九段 | 谷川浩司九段 | 村山慈明七段 | 北浜健介八段 | 野月浩貴八段 | 中村修九段 | 窪田義行七段 | 中村太地七段 | ||
第78期順位戦C1 | 村田六段 | 堀口七段 | 金井六段 | 高橋九段 | 宮本五段 | 青嶋五段 | 船江六段 | 小林七段 | 高野六段 | 真田八段 | ||
第77期順位戦C1 | 森下九段 | 豊川七段 | 西尾六段 | 青野九段 | 千葉七段 | 増田六段 | 門倉五段 | 富岡八段 | 近藤五段 | 都成五段 | ||
第76期順位戦C2 | 瀬川五段 | 中田七段 | 高見五段 | 佐藤(慎)五段 | 星野四段 | 脇八段 | 高野四段 | 矢倉七段 | 梶浦四段 | 三枚堂六段 |
中継情報
★順位戦★
携帯アプリは10時~
AbemaTVは9:30~
10月1日の銀河戦は木村九段戦ではないですよね?
匿名さま
木村九段戦、銀河戦収録日です。
いつも楽しみに拝見しています。
携帯アプリ 月額 500円 となっていますが、かなり前から 月額 550円にアップしています。
見る将の一人として、聡太くんを応援しています。
なつきさま
こんにちは(*'ω'*)!!
そうだったんですね(゚Д゚;)すみません!
そして、ありがとうございます(*'▽')~
結果のアップ、速いですね!
第3局の寄せ、驚愕でした。
羽生九段が思わず恐ろしい・・・と呟いたのが印象的でした。
新井さま
こんばんは(´;ω;`)
棋譜ですが、やっぱりソフトの関係上、駒台の上に名前を記載するのは困難でした。。
ので、別ソフトで対応させていただくことにしました。。
大変申し訳ございません。。。
第3局、光速でしたね(*'ω'*)
おはようございます。
藤井七段の将棋は、感動を与えてくれますね!
棋譜の件、いろいろありがとうございました。
新井さま
おはようございます(´;ω;`)
いえいえ、安易にできると思います、などと返答してしまってすみませんでした。。
来週も楽しみですね。
岩石さま
こんにちは(*'ω'*)
言われていましたね☆
ありがとうございます☆
木村一基九段は本年度はA級に昇級しています。
岩石さま
本当ですね(;'∀')
復帰されてる・・・すみません。
ありがとうございます。。