銀河戦対局は藤井二冠の完勝(後手番、矢倉戦、94手)。
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目次
木村一基九段の略歴
出典:女流王位戦中継ブログ
生年月日:1973年6月23日(47)
プロ入り:1997年4月 1日(23)
出身地:千葉県四街道市
師 匠:(故)佐瀬勇次名誉九段
竜王戦:1組(10期)
順位戦:B級1組(A級5期)
得意戦法:居飛車党
第33回新人王戦(2002年度)
1985年12月(12) 6級 奨励会入会
1988年 5月(14) 初段
1990年 9月(17) 三段
※三段リーグ戦は13期目、14勝4敗で昇段、プロ入り
1997年 4月 1日(23) 四段プロ入り
1998年度、第57期順位戦でC級1組昇級決定
1999年 4月 1日(25) 五段
※順位戦C級1組昇級
2001年12月27日(28) 六段
2001年度、第60期順位戦でB級2組昇級決定
2003年 4月 1日(29) 七段
※竜王ランキング戦連続2回優勝(第14期:2001年4組優勝、第15期:2002年3組優勝
2004年度、第63期順位戦でB級1組昇級決定
2006年度、第65期順位戦でA級昇級決定
2007年 4月 1日(33) 八段
※順位戦A級昇級
2010年度、第69期順位戦でB級1組降級決定
2017年 6月26日(44) 九段
2018年度、第76期順位戦でA級昇級決定
2019年 9月26日 豊島王位から王位を奪取
2019年度、第78期順位戦でB級1組へ降級決定
藤井聡太二冠と木村一基九段のレーティング・成績比較
レーティング比較
’21年2月24現在
藤井聡太二冠(1位)2014
木村一基九段(12位)1771
- 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
- 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う
※所属クラス(A級~C級)で大体の強さは想像できますが、それを数値化したもの
平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。
レーティング参考サイトはこちら
最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。
戦績と勝率※通算・本年度分
’21年2月24現在
藤井聡太二冠
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|
通算 | 251 | 211 | 40 | 0.8406 |
本年 | 50 | 42 | 8 | 0.8400 |
※2019年度勝率は0.8153
※2019年度の成績で『勝率』『勝数』1位達成
木村一基九段
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|
通算 | 1066 | 668 | 398 | 0.6266 |
本年 | 31 | 13 | 18 | 0.4193 |
※2019年度勝率は0.5227
藤井聡太二冠の勝率データ
クラス別戦績
|
|
棋戦別戦績
|
銀河戦通算19勝3敗(0.8636)
|
時間別戦績
|
1時間未満棋戦通算50勝11敗(0.8196)
|
木村一基九段との過去対戦結果【9勝2敗】非公式戦含
※※横にスクロールできます※※
日付 | 勝敗 | 対局時クラス | 手番 | 戦型 | 手数 | 棋戦名 | 棋譜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2020/11/20 | ○ | B1 | 先 | 矢倉 | 80手 | 第70期王将戦挑決L | 棋譜 |
2020/10/12 | ● | B1 | 後 | 角換わり腰掛け銀 | 135手 | 第70回NHK杯 | 棋譜 |
2020/10/1 | ○ | B1 | 後 | 矢倉 | 94手 | 第28期銀河戦決勝T | 棋譜 |
2020/8/20 | ○ | B1 | 後 | 相掛かり | 80手 | 第61期王位戦七番勝負第4局 | 棋譜 |
2020/8/4-5 | ○ | B1 | 先 | 矢倉 | 149手 | 第61期王位戦七番勝負第3局 | 棋譜 |
2020/7/13-14 | ○ | B1 | 後 | 相掛かり | 144手 | 第61期王位戦七番勝負第2局 | 棋譜 |
2020/7/1-2 | ○ | B1 | 先 | 角換わり腰掛け銀 | 95手 | 第61期王位戦七番勝負第1局 | 棋譜 |
2019/7/14 | ○ | A | 後 | 角換わり腰掛け銀 | 75手 | 第2回AbemaT | 棋譜 |
2019/7/14 | ● | A | 後 | 相掛かり | 97手 | 第2回AbemaT | 棋譜 |
2019/7/14 | ○ | A | 先 | 角換わり腰掛け銀 | 85手 | 第2回AbemaT | 棋譜 |
2019/5/25 | ○ | A | 先 | 角換わり腰掛け銀 | 129手 | 瀬戸将棋まつり | 棋譜 |
第70期王将戦挑決L
藤井二冠の快勝譜でした。
48.▽62角~木村九段は受けに徹しますが、その後藤井二冠が上手に攻めを繋げ101手まで、木村九段投了となりました。
第70回NHK杯
互角の拮抗状態が続きましたが、木村九段の指し回しが素晴らしく快勝譜となり135手まで、藤井二冠投了。
第28期銀河戦準決勝
序盤木村九段が序盤37銀と上がったのが積極的な手。
※後手は腰掛け銀から右四間のような手を狙い、54銀と出たいが出辛くされている
先手は35歩の権利があるので、王を良いタイミングで囲いたいというところで、35手目で35歩を突かれ(AIはこのとき端歩を推奨)、このタイミングから後手ペースとなり、対局は藤井二冠の完勝となりました。
※AIによる評価値は、とても人間には見えない着手も含む数字であることをご理解の上、ご参考程度にどうぞ
第61期王位戦七番勝負第4局
序盤23.▲25飛~25.▲15歩の工夫を見せられた木村王位(当時)の相掛かり。
1日目は互角で進み、2日目の封じ手⇒42.▽同飛成から藤井七段ペース。
更に45.▲55角打で流れが変わり更に藤井七段ペース、そのまま80手まで、木村王位(当時)投了。
第61期王位戦七番勝負第3局
序盤戦~藤井棋聖(当時)ペース。
そのまま優勢を拡大し勝利と思われたものの、終盤見落としがあり形勢は互角の木村王位(当時)ペース。
13銀か33銀の選択で木村王位(当時)が33銀を選択し、流れは再び藤井棋聖(当時)へ。
※ここで13銀なら後手十分
149手まで、木村王位(当時)投了となりました。
第61期王位戦七番勝負第2局
互いに形勢を譲らない展開で、ペースは木村王位(当時)。
そのまま優勢を拡大し終盤戦へ入りましたが、局面は複雑で難解。
AI的には藤井七段(当時)の大逆転勝利でしたが、棋士の先生方の視点は少し違うようで、流れ的には良いと思っていても、常に1手間違えたら攻め込まれたりとか、飛車取られたりとか、そういった変化が多かったので、常にプレッシャーを掛けられていたような感じ・・と木村王位(当時)が局後インタビューで応答。
その重圧をかける指し回しで終盤逆転。
木村王位(当時)は、逃してるのか、もう逆転しているのか解らなかったとのこと。
144手まで、木村王位(当時)投了となりました。
第61期王位戦七番勝負第1局
序盤戦~藤井七段(当時)ペース。
封じ手の時点で、後手の木村王位(当時)苦しい展開へ。
95手まで、藤井七段(当時)の完勝。
第2回AbemaT
※↑上リンク掲載
瀬戸将棋まつり
対局は129手まで、藤井七段(当時)の完勝。
第28期銀河戦の賞金額、概要
囲碁将棋チャンネル主催の将棋のテレビ棋戦。
双方の持ち時間が少ない早指し戦。
前期優勝者 | 豊島銀河 |
賞金 | 500~800万? |
現在状況 | 勝進中 |
トーナメント表 | こちら |
- 予選
- ブロック戦(本戦)
- 決勝トーナメント⇒ココが開始
で争われる対局
- タイトル保持者
- 前年度決勝トーナメント進出者
- 順位戦上位者
勝ち進むとブロック戦(本戦)進出
- 全棋士と女流棋士2名
- アマ(アマ王将と凖アマ王将)
を8つのブロックに分け、各ブロックでのパラマス式トーナメント戦を行います。
さらに勝ち進むと決勝トーナメント進出
- ブロックの最終勝ち残り者
- 最多勝ち抜き者各2名
の計16名で決勝トーナメントになります。
毎年8月から9月にかけて、決勝トーナメントが行われています。
最多優勝者は羽生善治三冠(現九段)。
藤井聡太二冠vs木村一基九段の対局中継情報
将棋プレミアムにて18時~先行放送
10月1日の銀河戦は木村九段戦ではないですよね?
匿名さま
木村九段戦、銀河戦収録日です。
いつも楽しみに拝見しています。
携帯アプリ 月額 500円 となっていますが、かなり前から 月額 550円にアップしています。
見る将の一人として、聡太くんを応援しています。
なつきさま
こんにちは(*'ω'*)!!
そうだったんですね(゚Д゚;)すみません!
そして、ありがとうございます(*'▽')~
結果のアップ、速いですね!
第3局の寄せ、驚愕でした。
羽生九段が思わず恐ろしい・・・と呟いたのが印象的でした。
新井さま
こんばんは(´;ω;`)
棋譜ですが、やっぱりソフトの関係上、駒台の上に名前を記載するのは困難でした。。
ので、別ソフトで対応させていただくことにしました。。
大変申し訳ございません。。。
第3局、光速でしたね(*'ω'*)
おはようございます。
藤井七段の将棋は、感動を与えてくれますね!
棋譜の件、いろいろありがとうございました。
新井さま
おはようございます(´;ω;`)
いえいえ、安易にできると思います、などと返答してしまってすみませんでした。。
来週も楽しみですね。
岩石さま
こんにちは(*'ω'*)
言われていましたね☆
ありがとうございます☆
木村一基九段は本年度はA級に昇級しています。
岩石さま
本当ですね(;'∀')
復帰されてる・・・すみません。
ありがとうございます。。