第4回Abemaトーナメント準決勝、チーム菅井との対局が9/11に放送されます。
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菅井竜也八段の略歴※'22年5月24日現在
生年月日:1992年4月17日(29歳)
2010年4月1日(17歳)プロ入り
竜王戦:2組
順位戦:A級(2期目)
得意戦法:序盤研究に定評ありのオールラウンドプレーヤー
※『菅井流』『菅井新手』と呼ばれる戦法も有名で、対局相手にとっては的が絞りづらい棋風
2004年9月(12歳)で6級奨励会入会
2007年10月(15歳)三段
※三段リーグは4期目、13勝5敗で1位昇段、プロ入り
2010年4月1日(17歳)プロ入り
2011年8月21日(19歳) 五段
※類い稀なる成績による特別昇段
2012年度、第71期順位戦でC級1組へ昇級決定
2014年度、第73期順位戦でB級2組へ昇級決定
2015年3月10日(22歳) 六段
※順位戦B級2組昇級による昇段
2015年11年5日(23歳) 七段
※竜王戦2期連続昇級による昇段
2016年度、第75期順位戦でB級1組昇級決定
2017年度、第58期王位戦で羽生善治王位よりタイトルを奪取
2018年度、第59期王位戦7番勝負で豊島二冠に敗戦
2019年度、第78期順位戦でA級昇級決定
2020年1年24日(27歳) 八段
レーティング比較※'22年5月24日現在
藤井聡太竜王【レーティング(1位)2061】 | ||||
---|---|---|---|---|
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
通算 | 321 | 268 | 53 | 0.8348 |
2022年度 | 4 | 3 | 1 | 0.7500 |
※2021年度勝率は0.8125
※2021年度【最優秀棋士賞】【名局賞】受賞、最多対局数、最多勝利数部門で1位獲得
菅井竜也八段【レーティング(11位)1787】 | ||||
---|---|---|---|---|
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
本年 | 10 | 5 | 5 | 0.5000 |
※2020年度勝率は0.5312
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。
※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・
- 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
- 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う
★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです
平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。
レーティング参考サイトはこちら
最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。
藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率
クラス別戦績
|
チーム藤井vsチーム菅井※過去対局結果
↓チーム藤井から見た、過去対局結果(公式戦のみ)
藤井聡太二冠 | 高見泰地七段 | 伊藤匠四段 | ||
AbemaT 勝率・戦績 第4回予選まで |
0.7777 (28-8) |
0.5357 (15-13) |
0.7500 (3-1) |
|
VS 菅井竜也八段 |
0.6086 (14-9) |
5-2 | 1-0 | 初 |
VS 郷田真隆九段 |
0.5000 (2-2) |
1-0 | 0-1 | 初 |
VS 深浦康市九段 |
0.0000 (0-3) |
1-2 | 1-2 | 初 |
菅井竜也八段との過去対戦結果【5勝2敗】
※※横にスクロールできます※※
日付 | 勝敗 | 対局時クラス | 手番 | 戦型 | 手数 | 棋戦名 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020/7/18 | ○ | A | 先 | 四間飛車 | 103手 | 第41回JT杯 |
2020/4/10 | ○ | A | 後 | 三間飛車 | 112手 | 第61期王位戦紅白L |
2020/3/31 | ○ | B1 | 後(千) | 四間飛車 | 146手 | 第91期棋聖戦挑決T |
2020/1/19 | ○ | B1 | 後 | ゴキゲン中飛車 | 168手 | 第13回朝日杯本戦 |
2019/5/31 | 〇 | B1 | 後(千) | ゴキゲン中飛車 | 94手 | 第32期竜王戦4組決勝 |
2018/9/3 | ● | B1 | 後 | ゴキゲン中飛車 | 133手 | 第44期棋王戦挑決T |
2017/8/4 | ● | B1 | 後 | ゴキゲン中飛車 | 81手 | 第67期王将戦一次予選 |
↓どんな対局だったかざっくりまとめてます^^
2020/7/18※第41回JT杯
棋聖奪取後、初対戦でしたが103手まで、藤井棋聖(当時)の完勝。
2020/4/10※第61期王位戦紅白L
難解な中盤のねじり合いから、角2枚を見捨て、15歩~端攻めをした藤井七段(当時)の構想が良かったようです。
終盤は正確な寄せで差を広げ一気に寄せ切り112手まで、藤井七段(当時)の勝利。
2020/3/31※第91期棋聖戦挑決T
この対局は千日手となり、指し直し局藤井七段(当時)は後手番。
第1局目の残り時間、藤井七段(当時)は3分、菅井八段は1時間32分。
藤井七段(当時)の残り時間が1時間になるように両者57分追加しての対局へ。
千日手で後手番になるも、持ち時間も少なく、最後は複雑な寄せを読み切って146手まで、藤井七段(当時)の勝利となりました。
2020/1/19※第13回朝日杯本戦
藤井七段(当時)がやや指しやすい~先に秒将棋へ。
難解な局面、終盤正確な指し回しで差を広げ、菅井七段(当時)の攻めを受けきり168手まで、藤井七段(当時)の勝利となりました。
2019/5/31※第32期竜王戦4組決勝
互いに少しずつ誤算があり、千日手となりました。
千日手局は、持ち時間菅井七段(当時)⇒1時間51分、藤井七段(当時)⇒1時間。
菅井(当時)七段得意の中飛車になりましたが、藤井七段(当時)が菅井七段(当時)の指し手を巧みに抑え込んで優勢へ。
菅井七段(当時)の勝負手で際どい1手違いも正確に対応し、藤井七段(当時)が寄せ切り、94手まで、藤井七段(当時)の勝利になりました。
2018/9/3※第44期棋王戦挑決T
本局、形勢だけを見ると序盤、中盤藤井七段(当時)持ちの局面が続いていますが、菅井王位(当時)は時間もほとんど使わず、かつ大きなミスもしない。
終盤戦では持ち時間差2時間強、藤井七段(当時)は秒読み・・・
完成された強さを改めて見せつけられたような対局でした(◎_◎;)
指し手の難解な局面が続き、正確に指し続けるのに時間を使わされた?ような・・・正確に指したと思えば、数分(最長19分)で返され、読みの精度以上に経験値で差が出たような・・・・
そんな菅井王位(当時)は自身の力を出し切れた対局だったとのこと。
対局は菅井王位(当時)の得意とする先手中飛車、後手番ながらもその土俵で戦った藤井七段(当時)でしたが133手まで、菅井王位(当時)の勝利となっています。
2017/8/4※第67期王将戦一次予選
菅井七段(当時)の穴熊が完成する前に攻めた藤井四段(当時)でしたが、序盤戦から菅井七段(当時)の作戦勝ちという展開で攻めも苦しくそのまま81手まで。
藤井四段(当時)の終盤力も発揮させずに、菅井七段(当時)の完勝となった対局です。
対局後、藤井四段(当時)は・・
『途中から一直線の展開で、はっきり負けにしてしまった。本局は完敗です。読みの精度も欠いてしまった。菅井先生の強さを感じました』
『現状の実力不足としか言いようがない。負けは全て自分の実力不足に起因するものです』
対する菅井竜也七段(当時)は記者から藤井聡太四段(当時)の印象について・・・
『難しい局面で苦しくなると思い、踏み込みました。ただ、1局やっただけでは分からない。でも終盤が強いと思っていたので用心はしていました』
『(重圧は)特になく、いつも通りに指したつもりです』
とコメントされてました。
※序盤戦~作戦勝ちと思われたようです
現役のB級1組以上の実力者との対局は公式戦では初となったこの対局、藤井聡太四段(当時)の最後の、頭をガクっと下げる姿が幾度か見られ・・
注目の対局となりましたが、藤井聡太四段(当時)の王将戦は惜しくも敗退となり、改めて菅井七段(当時)の強さを感じさせられた対局でしたねぇ(;'∀')~
Abemaトーナメントルール
② 予選、本戦通して5本先取の9本勝負
③ 対局者は各対局ごとにオーダー会議後、発表
④ 棋士は1局最大3局、最低1局は戦わなければならない
⑤ 15チームが5つのリーグに分かれ総当たり戦、上位2チームずつ、計10チームが本戦トーナメントに進出
⑥ 優勝賞金は1000万円
①持ち時間5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算、持ち時間が切れると負けとなる『AbemaTVルール』を採用
※決断よく指しているときには、持ち時間が増えますが、一度考慮してしまうと一気に持ち時間が減ります
②ドラフトは、各リーダーが2人ずつ指名し、3人1組のチームを結成。指名が重複した場合は、くじ引きです
となっています。
1.T久保がなくなってます
2.T藤井聡・T菅井・T斎藤慎・Tエントリーが増えます
※今回は12チームから15チームと、3チーム増加
3.Abemaドリームでは無く、チーム羽生になります
4.15チーム目となる大会出場権をかけたエントリートーナメントを実施
※14人のリーダー棋士がドラフト会議でチームを構成し、残り1チームはドラフト指名されなかった棋士(100名以上)が「エントリートーナメント」を戦い、上位3人で最後の1チームを作ります
5.予選・本戦通じて9本勝負に統一
※前回の予選は1回の対戦が三番勝負によるポイント制、本戦がチーム単位での5本先取の9本勝負
6.全15チームツイッター開設とのこと

豊島将之竜王
藤井聡太三冠※ドラフト初
永瀬拓矢王座
羽生善治九段※ドラフト初
佐藤康光九段
三浦弘行九段
木村一基九段
佐藤天彦九段
広瀬章人八段
糸谷哲郎八段
稲葉陽八段
菅井竜也八段※ドラフト初
斎藤慎太郎八段※ドラフト初
第4回Abemaトーナメント関連記事
次回9/11中継情報
携帯アプリ無し
AbemaTVは17:00~配信開始
このページ中程にある藤井聡太七段の本年勝率が
0.0000になってますね。
さらに枠外の2018年度勝率も間違ってます。
らすかる様
こんにちは!
本当ですね(;・∀・)・・!!
申し訳ありません、ありがとうございました!
おはようございます。
目次とリンク先の表現に誤りがあるようです。
誤 〇4 棋王戦の概要、賞金額
正 〇4 竜王戦の概要、賞金額
報告まで。
shigezouさま
おはようございます~(;'∀')
本当ですね!
ありがとうございます!!