3勝1敗で防衛 | 1局 | 2局 | 3局 | 4局 | 5局 |
---|---|---|---|---|---|
第7期叡王戦5番勝負 | 4/11(火) ○ |
4/23(日) ● |
5/6(土) ○ |
5/28(日) ○ |
6/17(土) - |
◆第1局 「江戸総鎮守 神田明神」(東京都千代田区)◆第2局 「名古屋東急ホテル」(愛知県名古屋市)◆第3局 「か茂免」(愛知県名古屋市)◆第4局 「浄土ヶ浜パークホテル」(岩手県宮古市)
◆第5局 「柏の葉カンファレンスセンター」(千葉県柏市)
菅井竜也八段の略歴※'23年6月1日現在
生年月日:1992年4月17日(30歳)
2010年4月1日(17歳)プロ入り
竜王戦:2組
順位戦:A級(3期目)
得意戦法:序盤研究に定評ありのオールラウンドプレーヤー
※『菅井流』『菅井新手』と呼ばれる戦法も有名で、対局相手にとっては的が絞りづらい棋風
2004年9月(12歳)で6級奨励会入会
2007年10月(15歳)三段
※三段リーグは4期目、13勝5敗で1位昇段、プロ入り
2010年4月1日(17歳)プロ入り
2011年8月21日(19歳) 五段
※類い稀なる成績による特別昇段
2012年度、第71期順位戦でC級1組へ昇級決定
2014年度、第73期順位戦でB級2組へ昇級決定
2015年3月10日(22歳) 六段
※順位戦B級2組昇級による昇段
2015年11年5日(23歳) 七段
※竜王戦2期連続昇級による昇段
2016年度、第75期順位戦でB級1組昇級決定
2017年度、第58期王位戦で羽生善治王位よりタイトルを奪取
2018年度、第59期王位戦7番勝負で豊島二冠に敗戦
2019年度、第78期順位戦でA級昇級決定
2020年1年24日(27歳) 八段
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レーティング比較※'23年6月1日現在
藤井聡太竜王・名人【レーティング(1位)2091】 | ||||
---|---|---|---|---|
※'23年6月1日現在 | 対局数 | 勝 | 負 | 勝率 |
通算 | 391 | 326 | 65 | 0.8337 |
2023年度 | 10 | 8 | 2 | 0.8000 |
※2022年度勝率は0.8281
※2022年度【最優秀棋士賞】【名局賞】【名局特別賞】受賞、最多勝利賞、勝率1位賞部門で1位獲得
菅井竜也八段【レーティング(9位)1826】 | ||||
---|---|---|---|---|
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
通算 | 576 | 388 | 188 | 0.6736 |
2023年度 | 3 | 1 | 3 | 0.2500 |
※2022年度勝率は0.6250
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。
※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・
- 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
- 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う
★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです
平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。
レーティング参考サイトはこちら
最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。
藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率
クラス別戦績
|
|
時間別棋戦戦績
|
4時間棋戦通算70勝20敗(0.7777)
|
棋戦別棋戦戦績
|
叡王戦通算23勝6敗(0.7931)
|
菅井竜也八段との過去対戦結果【9勝4敗】
※※横にスクロールできます※※
日付 | 勝敗 | 対局時クラス | 手番 | 戦型 | 手数 | 棋戦名 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023/5/28 | ○ | A | 後(千) | 三間飛車 | 90手 | 第8期叡王戦五番勝負第4局 |
2023/5/6 | ○ | A | 先 | 三間飛車 | 163手 | 第8期叡王戦五番勝負第3局 |
2023/4/23 | ● | A | 後 | 三間飛車 | 115手 | 第8期叡王戦五番勝負第2局 |
2023/4/11 | ○ | A | 先 | 三間飛車 | 147手 | 第8期叡王戦五番勝負第1局 |
2022/11/26 | ○ | A | 後 | 先手中飛車 | 156手 | 第1期新銀河戦 |
2022/8/10 | ● | A | 後 | ゴキゲン中飛車 | 109手 | 第81期A級順位戦 |
2020/7/18 | ○ | A | 先 | 四間飛車 | 103手 | 第41回JT杯 |
2020/4/10 | ○ | A | 後 | 三間飛車 | 112手 | 第61期王位戦紅白L |
2020/3/31 | ○ | B1 | 後(千) | 四間飛車 | 146手 | 第91期棋聖戦挑決T |
2020/1/19 | ○ | B1 | 後 | ゴキゲン中飛車 | 168手 | 第13回朝日杯本戦 |
2019/5/31 | 〇 | B1 | 後(千) | ゴキゲン中飛車 | 94手 | 第32期竜王戦4組決勝 |
2018/9/3 | ● | B1 | 後 | ゴキゲン中飛車 | 133手 | 第44期棋王戦挑決T |
2017/8/4 | ● | B1 | 後 | ゴキゲン中飛車 | 81手 | 第67期王将戦一次予選 |
↓どんな対局だったかざっくりまとめてます^^
2023/5/28※第8期叡王戦五番勝負第4局
1局目は、10時51分に44手で千日手成立。
感想戦にて藤井叡王は「2局目は負けでした」と、菅井八段は「千日手にした後にムチャクチャ後悔しました」と苦笑されていた様子でしたが、局面が難解、両者打開せずに18時32分に「2千日手」成立。
指し直し3局目は、19時15分に開始。菅井八段、64.▽56歩打を軽視していたとのこと。55.▲52歩打~後手、叡王ペース、終盤は鮮やか22手詰を逃さず、本局は2千日手の末、90手まで、菅井八段投了。
2023/5/6※第8期叡王戦五番勝負第3局
互角の攻防が続き、千日手の筋が表れるも叡王が回避。
それから菅井八段ペースで、一時は優勢になるも局面は超難解。
再度千日手筋も示されましたが、叡王の117.▲22角が絶妙手で、流れが変わり局面は混沌。
局後には、このとき局面が難しく、どう受けるべきか分からなかったとのこと。菅井八段は95歩~攻め合いにでましたが、そこが勝負の分かれ目となり163手まで、菅井八段投了。
2023/4/23※第8期叡王戦五番勝負第2局
42.▽86歩の突き捨て~穴熊未完成で中盤の攻防になり、菅井八段ペース。
叡王の方に途中軽視があった様子で、収拾がつかなくなってしまったという完敗局となりました。115手まで藤井叡王投了。
2023/4/11※第8期叡王戦五番勝負第1局
持久戦模様の戦いから徐々に藤井叡王ペース。
早い段階で藤井叡王が分将棋に入りましたが、手数は長いながらも正確な指し回しで完勝、147手まで、菅井八段投了。
2022/11/26※第1期新銀河戦
形勢は互いに1歩も譲らず、上下しながら終盤戦へ。
105手目で、菅井銀河が金を取らず、歩の成り捨て。ここから形勢が藤井竜王ペース。
そのまま156手の熱戦の末、菅井銀河投了。
2022/8/10※第81期A級順位戦
序盤から竜王ペースで進んでいましたが、途中誤算があったとのこと(恐らく48.▽56桂打etc)。
そこからの指し回しで一旦互角程度に戻るも、再び菅井八段ペースへ。
菅井八段は難解な将棋で「形勢判断が難しい将棋だった」ということでしたが、109手まで、藤井竜王投了。
終わってみれば、菅井八段の完勝だったのでは、、、という将棋。
2020/7/18※第41回JT杯
棋聖奪取後、初対戦でしたが103手まで、藤井棋聖(当時)の完勝。
2020/4/10※第61期王位戦紅白L
難解な中盤のねじり合いから、角2枚を見捨て、15歩~端攻めをした藤井七段(当時)の構想が良かったようです。
終盤は正確な寄せで差を広げ一気に寄せ切り112手まで、藤井七段(当時)の勝利。
2020/3/31※第91期棋聖戦挑決T
この対局は千日手となり、指し直し局藤井七段(当時)は後手番。
第1局目の残り時間、藤井七段(当時)は3分、菅井八段は1時間32分。
藤井七段(当時)の残り時間が1時間になるように両者57分追加しての対局へ。
千日手で後手番になるも、持ち時間も少なく、最後は複雑な寄せを読み切って146手まで、藤井七段(当時)の勝利となりました。
2020/1/19※第13回朝日杯本戦
藤井七段(当時)がやや指しやすい~先に秒将棋へ。
難解な局面、終盤正確な指し回しで差を広げ、菅井七段(当時)の攻めを受けきり168手まで、藤井七段(当時)の勝利となりました。
2019/5/31※第32期竜王戦4組決勝
互いに少しずつ誤算があり、千日手となりました。
千日手局は、持ち時間菅井七段(当時)⇒1時間51分、藤井七段(当時)⇒1時間。
菅井(当時)七段得意の中飛車になりましたが、藤井七段(当時)が菅井七段(当時)の指し手を巧みに抑え込んで優勢へ。
菅井七段(当時)の勝負手で際どい1手違いも正確に対応し、藤井七段(当時)が寄せ切り、94手まで、藤井七段(当時)の勝利になりました。
2018/9/3※第44期棋王戦挑決T
本局、形勢だけを見ると序盤、中盤藤井七段(当時)持ちの局面が続いていますが、菅井王位(当時)は時間もほとんど使わず、かつ大きなミスもしない。
終盤戦では持ち時間差2時間強、藤井七段(当時)は秒読み・・・
完成された強さを改めて見せつけられたような対局でした(◎_◎;)
指し手の難解な局面が続き、正確に指し続けるのに時間を使わされた?ような・・・正確に指したと思えば、数分(最長19分)で返され、読みの精度以上に経験値で差が出たような・・・・
そんな菅井王位(当時)は自身の力を出し切れた対局だったとのこと。
対局は菅井王位(当時)の得意とする先手中飛車、後手番ながらもその土俵で戦った藤井七段(当時)でしたが133手まで、菅井王位(当時)の勝利となっています。
2017/8/4※第67期王将戦一次予選
菅井七段(当時)の穴熊が完成する前に攻めた藤井四段(当時)でしたが、序盤戦から菅井七段(当時)の作戦勝ちという展開で攻めも苦しくそのまま81手まで。
藤井四段(当時)の終盤力も発揮させずに、菅井七段(当時)の完勝となった対局です。
対局後、藤井四段(当時)は・・
『途中から一直線の展開で、はっきり負けにしてしまった。本局は完敗です。読みの精度も欠いてしまった。菅井先生の強さを感じました』
『現状の実力不足としか言いようがない。負けは全て自分の実力不足に起因するものです』
対する菅井竜也七段(当時)は記者から藤井聡太四段(当時)の印象について・・・
『難しい局面で苦しくなると思い、踏み込みました。ただ、1局やっただけでは分からない。でも終盤が強いと思っていたので用心はしていました』
『(重圧は)特になく、いつも通りに指したつもりです』
とコメントされてました。
※序盤戦~作戦勝ちと思われたようです
現役のB級1組以上の実力者との対局は公式戦では初となったこの対局、藤井聡太四段(当時)の最後の、頭をガクっと下げる姿が幾度か見られ・・
注目の対局となりましたが、藤井聡太四段(当時)の王将戦は惜しくも敗退となり、改めて菅井七段(当時)の強さを感じさせられた対局でした。
中継情報
携帯アプリが9:00~
AbemaTVで恐らく8:30~
追記します。
このページ中程にある藤井聡太七段の本年勝率が
0.0000になってますね。
さらに枠外の2018年度勝率も間違ってます。
らすかる様
こんにちは!
本当ですね(;・∀・)・・!!
申し訳ありません、ありがとうございました!
おはようございます。
目次とリンク先の表現に誤りがあるようです。
誤 〇4 棋王戦の概要、賞金額
正 〇4 竜王戦の概要、賞金額
報告まで。
shigezouさま
おはようございます~(;'∀')
本当ですね!
ありがとうございます!!