第91期棋聖戦本戦、藤井聡太七段vs菅井竜也八段の対局模様をまとめています。
この対局が2019年度(今期)最後の対局。
勝っても負けても、2019年度勝率は8割台キープで、2019年度勝数、勝率1位です^^
この対局の勝者は郷田九段vs佐藤天九段の勝者と対局になります。
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目次
藤井聡太七段VS菅井竜也八段、対局結果
先手番:藤井聡太七段後手番:菅井竜也八段戦 型:四間飛車
先手番四間飛車(13勝1敗-勝率:0.9285)
内1敗は久保九段(今期)
~20手目
残:藤井七段(当時)⇒3:51 菅井八段⇒3:57
~40手目
残:藤井七段(当時)⇒3:01 菅井八段⇒3:52
菅井八段は四間飛車穴熊、藤井七段(当時)は左美濃から右銀を繰り出して対抗する形へ。
藤井七段(当時)の46銀(約30分考慮)で昼休になりましたが、菅井八段が長考中。
46銀に、解説の藤井九段「変な手、先手にとっては変な形、これで先手が攻めきれたら今までの自分達の将棋は何だったんだろうと思ってしまいますよね」だそうです・・・
菅井八段長考中。
昼休は菅井八段は天津麺(珉珉(みんみん))、藤井七段(当時)はバターライス(イレブン)。
藤井七段(当時)の経歴について・・
藤井九段「凄すぎてもう何も感じません、ふーんそっか・・だから何?・・という感じですね、藤井七段(当時)に関しては・・勝率3年連続8割とか言われてもピンときませんよね」(*´▽`*)アラ・・
昼休明け、菅井八段32.▽43金⇒藤井七段(当時)33.▲55歩、比較的穏やかな展開へ。
40手目棋譜
残:藤井七段(当時)⇒2:21 菅井八段⇒3:05
互角(180)。
~60手目
残:藤井七段(当時)⇒1:25 菅井八段⇒2:36
まだ序盤~中盤の間くらい、形勢はほぼ互角(161)。。押したり引いたり。。
~80手目
61.▲46銀
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62.▽65歩
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63.▲同歩
|
64.▽同銀
|
65.▲57銀
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66.▽55歩
|
67.▲同角
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68.▽66歩
|
69.▲68金引
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70.▽54金
|
71.▲66角
|
72.▽同銀
|
73.▲同銀
|
74.▽45歩
|
75.▲77銀
|
76.▽46歩
|
77.▲同歩
|
78.▽47角打
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79.▲57飛
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80.▽36角成
|
菅井八段、66.▽55歩、局面が動いていきそうです・・
80手目棋譜
残:藤井七段(当時)⇒0:12 菅井八段⇒2:04
時間が・・・
形勢は先手ペース(261)。
~100手目
81.▲45銀打
|
82.▽46馬
|
83.▲54飛
|
84.▽同飛
|
85.▲同銀
|
86.▽28飛打
|
87.▲69歩
|
88.▽36馬
|
89.▲53銀成
|
90.▽67歩打
|
91.▲同金直
|
92.▽69馬
|
93.66歩打▲
|
94.▽65歩打
|
95.▲同歩
|
96.▽29飛成
|
97.▲41飛打
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98.▽59龍
|
99.▲62金打
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100.▽51桂打
|
100.▽51桂打で先手優勢・・
100手目棋譜
残:藤井七段(当時)⇒0:04 菅井八段⇒1:46
~120手目
101.▲55歩打
|
102.▽同龍
|
103.▲71金
|
104.▽同銀
|
105.▲43成銀
|
106.▽66歩打
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107.▲68金引
|
108.▽78馬
|
109.▲同銀
|
110.▽67金打
|
111.▲79金打
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112.▽78金
|
113.▲同金
|
114.▽67銀打
|
115.▲69金打
|
116.▽78銀成
|
117.▲同金右
|
118.▽67金打
|
119.▲87銀
|
120.▽78金
|
120手目棋譜
残:藤井七段(当時)⇒0:03 菅井八段⇒1:32
先手有利へ。。・・千日手?
~140手目
121.▲同金
|
122.▽67金打
|
123.▲79金打
|
124.▽78金
|
125.▲同金
|
126.▽67金打
|
127.▲79金打
|
128.▽78金
|
129.▲同金
|
130.▽67金打
|
131.▲79金打
|
132.▽
|
133.▲
|
134.▽
|
135.▲
|
136.▽
|
137.▲
|
138.▽
|
139.▲
|
140.▽
|
千日手成立。。。
持ち時間、藤井七段(当時)3分、菅井八段1:32で対局が再開されますね・・・
藤井七段(当時)が1時間になるように57分互いに追加になると思います。
対局開始は19時頃~
132手目棋譜
残:藤井七段(当時)⇒0:03 菅井八段⇒1:32
藤井聡太七段VS菅井竜也八段、対局結果※千日手指し直し局
先手番:菅井竜也八段後手番:藤井聡太七段戦 型:四間飛車
先手番四間飛車(13勝1敗-勝率:0.9285)
内1敗は久保九段(今期)
~20手目
対局は再び四間飛車。
20手目棋譜
残:菅井八段⇒2:20 藤井七段(当時)⇒1:00
~40手目
残:菅井八段⇒2:23 藤井七段(当時)⇒0:57
菅井八段は四間飛車穴熊、藤井七段(当時)は居飛車穴熊。
~60手目
残:菅井八段⇒2:03 藤井七段(当時)⇒0:19
互角(26)。。
~80手目
61.▲27銀
|
62.▽22金上
|
63.▲28金上
|
64.▽42角
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65.▲48角
|
66.▽33角
|
67.▲37角
|
68.▽75歩
|
69.▲45歩
|
70.▽84飛
|
71.▲44歩
|
72.▽同角
|
73.▲86歩
|
74.▽76歩
|
75.▲91角成
|
76.▽77歩成
|
77.▲92馬
|
78.▽25歩
|
79.▲46香打
|
80.▽26歩
|
再び千日手か、というところで藤井七段(当時)が打開、その後若干形勢が藤井七段(当時)に傾きかけていますが時間が・・・
80手目棋譜
残:菅井八段⇒1:47 藤井七段(当時)⇒0:10
ここまで互角(-111)。
~100手目
81.▲同銀
|
82.▽同角
|
83.▲43香成
|
84.▽同金
|
85.▲24歩打
|
86.▽同銀
|
87.▲85歩
|
88.▽27歩打
|
89.▲同金直
|
90.▽25香打
|
91.▲23歩打
|
92.▽同金
|
93.▲32銀打
|
94.▽33金
|
95.▲23銀成
|
96.▽同金
|
97.▲28金打
|
98.▽46歩打
|
99.▲同銀
|
100.▽78と
|
菅井八段、飛車を取らずに97.▲28金打と受けたところで、藤井七段(当時)優勢・・ではありますが・・時間が・・残7分に対して、1:35(;´∀`)
100手目棋譜
残:菅井八段⇒1:35 藤井七段(当時)⇒0:04
~120手目
101.▲87飛
|
102.▽59角成
|
103.▲26歩打
|
104.▽同香
|
105.▲同金
|
106.▽25歩打
|
107.▲27金
|
108.▽26桂打
|
109.▲同金
|
110.▽同歩
|
111.▲25歩打
|
112.▽27銀打
|
113.▲24歩
|
114.▽28銀成
|
115.▲同金
|
116.▽39銀
|
117.▲17銀打
|
118.▽28銀
|
119.▲同銀
|
120.▽27金
|
藤井七段(当時)勝勢。
120手目棋譜
残:菅井八段⇒1:21 藤井七段(当時)⇒0:04
~140手目
121.▲17銀打
|
122.▽28金
|
123.▲同銀
|
124.▽27金打
|
125.▲39金打
|
126.▽18金
|
127.▲同玉
|
128.▽25香打
|
129.▲19桂打
|
130.▽27銀打
|
131.▲同桂
|
132.▽同歩成
|
133.▲同銀
|
134.▽26歩打
|
135.▲38銀
|
136.▽27金打
|
137.▲19玉
|
138.▽38金
|
139.▲23歩成
|
140.▽28銀打
|
125.▲39金打辺り紛れ筋が生じましたが藤井七段(当時)、冷静に対応され、128.▽25香打、勝勢へ。
AbemaAIでは評価値が99%から60%台まで変動・・・
解説でも27銀で後手勝ちにような雰囲気でしたが藤井七段(当時)は18金のあと27銀打では難しいとみて、126.▽25香打。
残り4分の内の2分を使って修正。
悪くしたのをAIと本人しか気づいてなかったんでは・・・2分使ったので、雰囲気的には十分伝わるものなのか・・
解説の藤井九段も藤井七段(当時)の時間の使い方とAbemaAIの評価値を見て、他に紛れ筋があるのかも・・と。
菅井八段129.▲19桂打、ここでは38銀の方がまだよかった?
更に、菅井八段135.▲38銀。。これで1手バッタリ?同銀が良かった?
140手目棋譜
残:菅井八段⇒1:10 藤井七段(当時)⇒0:02
~160手目
141.▲18玉
|
142.▽27歩成
|
143.▲同飛
|
144.▽同香成
|
145.▲同玉
|
146.▽26歩打
|
147.▲
|
148.▽
|
149.▲
|
150.▽
|
151.▲
|
152.▽
|
153.▲
|
154.▽
|
155.▲
|
156.▽
|
157.▲
|
158.▽
|
159.▲
|
160.▽
|
146手まで、菅井八段投了。
藤井聡太七段と菅井竜也八段の対局前後のインタビュー
- 藤井聡太七段
- 菅井竜也八段
『指し直し局は仕掛ける手を見つけられず不本意な展開になりましたが、終盤になんとか食いつくことができました』
『千日手局はよく解からなかったですね、指し直し局はちょっと・・うーん、なんかまぁ、難しかったと思うんですが肝心な局面で間違えてしまったかなと思います。』
千日手で後手番になるも、持ち時間も少なく、最後は複雑な寄せを読み切って146手まで、藤井七段(当時)の勝利。
藤井聡太七段の次の対局予定※20時~銀河戦vs中村九段
※結果は勝率ニュースで解かっていますが、本日20時より放送
この対局後は4/3の竜王戦vs千田七段戦になります。
3/31(火)20時~ #第28期銀河戦 本戦Cブロック7回戦 #中村修九段 #藤井聡太七段 を放送!解説は #西尾明七段 、聞き手は #香川愛生女流三段
現在進行中の銀河戦はこちら⇒https://t.co/7i6pl4y21D pic.twitter.com/nPkFig5Qrg— 将棋@囲碁・将棋チャンネル (@shogi_net) March 30, 2020
【3月31日】VS中村修九段【第28期銀河戦】
収録日は1月7日、放送は3月31日
対局相手
|
|
B2級棋士との戦績
|
|
過去対局
|
初手合
|
銀河戦戦績
|
通算10勝3敗(0.7692)
|
持ち時間
|
各15分
|
1時間未満棋戦戦績
|
通算35勝9敗(0.7954)
|
対局場所
|
スタジオ
|
開始時間
|
20:00~
|
中継情報
なし
●AbemaTVなし
●ニコ生銀河チャンネルで20:00~
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