第33期竜王戦3組ランキング戦、4/3に千田七段に勝利。

次戦は師匠である杉本八段との対局になります^^
 
スポンサーリンク

目次

閉じる

杉本昌隆八段の略歴

杉本昌隆七段(現八段)
出典:AbemaTV
生年月日:1968年11月13日(51歳)
1990年10月1日(21歳)ロ入り
出身地:愛知県名古屋市
師 匠:(故)板谷進九段
竜王戦:3組(1組:8期)
※来期~2組
順位戦:B級2組
得意戦法:振り飛車党(四間飛車と得意とする)

1980年10月(11歳) 6級 奨励会入会

1985年 2月(16歳) 初段

1987年 1月(18歳) 三段

※三段リーグ戦は7期、13勝5敗で2位昇段

1990年10月 1日(21歳) 四段 プロ入り

1995年12月 6日(27歳) 五段

1999年度、第58期順位戦でC級1組昇級決定

2000年 7月11日(31歳) 六段

2002年度、第61期順位戦でB級2組昇級決定

2006年度、第65期順位戦でB級1組昇級決定

2006年 2月10日(37歳) 七段

2010年度、第69期順位戦でB級2組降級決定

※2012年5月藤井聡太氏を弟子に

2015年度、第74期順位戦でC級1組降級決定

2018年度、第77期順位戦でB級2組昇級決定

2019年2月22日(50歳) 八段


藤井七段(当時)のことは、弟子にしたくて仕方がなかったようです。

自分以外にも適任者はいるので、そういう方を選ぶのだろうと思っていたところの弟子入り志願。

弟子に自分からプロへの道を示唆することはしないそうですが、藤井七段(当時)だけには内心プロ入りを願っていたそうです。
※プロになるのは小三くらいで確信

そして藤井七段(当時)がプロ入りしないときには、自分の責任と捉え棋士を引退しようと考えていたほどです。

これは藤井七段(当時)が将棋の道ではなく、他の道へ進んでしまうということは、将棋に対しての魅力を失ったことに等しい

つまり将棋の魅力を当時の藤井くんに伝えきれなかったことへの責任は重いと感じ、引退との考えだったようです。

棋界への損失も大きそうです・・

その後、当時の藤井くんの棋力が安定するまでは変な癖がつかないように対局は控えたんだそうです。
※飛車や角の大駒が飛び回る棋風も大切にしたかった

変な先入観を与えず、伸び伸びと魅力が消えないように育てられていて、お互いに信頼関係もすごいですね^^
 
スポンサーリンク

杉本昌隆八段の指導の極意

  1. 弟子が自分より強くても気にしない
  2. 弟子の才能を認め、指し方に口を出さない
  3. 強い相手を紹介してあげる
  4. 将棋以外のことはしっかり教える
  5. ※岡崎将棋まつり2017で、佐藤天彦名人VS郷田真隆九段の対局を杉本七段(現八段)と藤井四段(当時)の二人で解説することになりましたが、藤井四段(当時)は大盤の前まで移動するときに、対局者の前を横切って移動。
    すると杉本七段(現八段)がすかさず『えっと・・なるべく後ろを通るようにね』と突っ込みを入れるように柔らかく注意されていました(観客からは笑い声が)
    ※初戦での加藤九段との対局時、ペットボトル直飲みだった藤井七段(当時)が次戦からグラスに注ぐようになったのも師匠の教えだそうです

  6. 弟子の才能を信じる
  7. 弟子の考えをしっかり聞く
  8. 日常的に弟子と仲良くする

 
杉本七段(現八段)の指導方法のひとつである『強い相手を紹介してあげる』。

藤井聡太七段(現二冠)は三段リーグ戦が始まるまで数カ月ブランクがありましたが、その間も棋力が落ちないようにプロ棋士の研究会に連れて行ったり、合宿を開いたりされています。

この間のことを、山崎八段は『藤井さんは三段に昇段後、三段リーグが始まるまで半年近く間がありました。その間、師匠の杉本昌隆八段が武者修行のように、全国のプロ棋士の研究会に藤井さんを連れて行き、高段の棋士と練習対局を重ねたのが大きかったようです』と語られています。

更に高校進学を迷われていたときには、進学について意見するつもりはなかったそうです、本人に一任。

高校進学した場合の生活は大体想像がついた藤井四段(当時)、いまの中学生生活と差ほど変わりは無い学業との両立になります。

師匠である杉本七段(現八段)は、これからの進路について大人として説明なされたようです。
 

大人としての話

  • 進学しないときに将棋連盟が何を藤井四段(当時)に求めているか?
  • 学生という肩書きがなくなる藤井聡太氏にメディア露出などによる広告塔としての活躍
  • 宣伝効果は計り知れず、将棋連盟の組織の一員としてせざるを得ないことが増えるであろうこと
  • 学生として断ることはできなくなるであろうこと

進学をする前の藤井聡太四段(当時)には想像もつかないようなことでしょうから、とても良き師匠をお持ちだなと感じました。

『それが決断を左右したかどうかは不明ですが』と杉本八段は言われていたようですが・・決断の要素にはなったかも・・

随所で見られる、杉本七段(現八段)の素晴らしい支え、棋力が安定してからは、何十局も対局経験あり!

互いに知り尽くした相手です^^どんな対局になるんでしょうか!?

楽しみです!

↓最近出版された本です

藤井聡太七段(現二冠)と杉本昌隆八段のレーティング・成績比較

レーティング比較

’20年9月23日現在

藤井聡太二冠(1位)1977
杉本昌隆八段(60位)1622

※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・

  • 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
  • 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う

※所属クラス(A級~C級)で大体の強さは想像できますが、それを数値化したもの

平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。

レーティング参考サイトはこちら

最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。

戦績と勝率※通算・本年度分

’20年9月23日現在

杉本昌隆八段

対局数 勝率
通算 1044 581 463 0.5565
本年 1 0 1 0.0000

※2019年度勝率は0.5625
 
※銀河戦未公開対局1局含んでいます
藤井聡太七段(現二冠)

対局数 勝率
通算 208 175 33 0.8413
本年 7 6 1 0.8571

※2019年度勝率は0.8153
※2019年度の成績で『勝率』『勝数』1位達成
出典:将棋連盟
 

藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率

B2棋士との戦績
竜王戦戦績
通算24勝3敗(0.8888)
5時間棋戦戦績
通算33勝6敗(0.8461)

杉本昌隆八段との過去対戦結果【2勝0敗】

※※横にスクロールできます※※

日付 勝敗 対局時クラス 手番 戦型 手数 棋戦名 棋譜
2020/6/20 B2 四間飛車 95手 第33期竜王戦3組R戦 棋譜
2018/3/8 C1 先(千) 四間飛車 111手 第68期王将戦一次予選 棋譜

 

第33期竜王戦3組R戦

序盤から美濃囲いにしない杉本八段の作戦から前例のない対局へ。

対局は互角~藤井七段(当時)若干良しの局面が続き、中盤~後手の杉本八段が無理気味に攻めますが藤井七段(当時)がうまく対応し快勝。

中盤25桂~の構想からは藤井七段(当時)優勢になり、そのまま95手まで杉本八段投了となりました。

第68期王将戦一次予選

対局前は互いに全力で・・!!とコメントされており、対局は千日手。

杉本七段(現八段)も藤井六段も打開が難しいという見解だったようですが、杉本七段(現八段)としては本局はじっくり長く指したかったという思いもあり、千日手を選ばれたようです(*'ω'*)

対局は藤井六段(当時)の完勝。

竜王戦の概要及び賞金額

タイトル保持者 豊島将之竜王
賞金 4,320万
トーナメント表 こちら
番勝負 10月~12月

※賞金額は今までの概算です

全棋士と女流棋士4名・奨励会員1名・アマチュア5名

  1. 1組から6組に分けてトーナメント戦を行う⇒ココが始まります
  2. 各組の上位者の計11名で挑戦者決定トーナメントを行い、挑戦者を決めます

※1組5名、2組2名、3組~6組各1名

ランキング戦は大体年明け~?からスタートです。

竜王戦現状&過去結果

※色無=勝:青=敗戦緑=次戦ピンク=開始前

棋戦 1局 2局 3局 4局 5局 6局 7局
第33期竜王戦 畠山鎮八段 高橋九段 千田七段 ココ
第32期竜王戦
挑決T
近藤六段 久保九段 豊島二冠
第32期竜王戦 村田智六段 畠山八段 中田八段 高見叡王 菅井七段
第31期竜王戦
挑決T
都成五段 増田六段
第31期竜王戦 中田功七段 阿部隆八段 阿部光六段 船江六段 石田五段
第30期竜王戦
挑決T
増田四段 佐々木五段
第30期竜王戦 加藤九段 浦野八段 所司七段 星野四段 金井六段 近藤五段

 

藤井聡太六段VS杉本昌隆八段の対局中継情報

携帯アプリは恐らく10時~
追記します