4月30日に佐藤康光会長主催、おうちでAbemaTVトーナメント2DAYSの企画が行われるようです^^
初日は藤井聡太七段(現二冠)も登場♪
持ち時間30分・切れたら1手60秒未満の特別対局を行う予定とのこと。
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目次
深浦康市九段の略歴
出典:https://ameblo.jp
生年月日:1972年2月14日(48歳)
1991年10月1日(19歳)プロ入り
出身地:長崎県佐世保市
師 匠:(故)花村元司九段
竜王戦:2組(1組は11期)
順位戦:B級1組(A級は10期)
得意戦法:オールラウンダー
1984年12月(12歳)6級 奨励会入会
1987年7月(15歳)初段
1988年10月(16歳)三段
※三段リーグ戦は5期、13勝5敗2位昇段プロ入り
1991年10月1日(19歳)四段プロ入り
1994年8月27日(22歳)五段
1997年7月22日(25歳)六段
1997年度、第56期順位戦にてC級1組へ昇級決定
1998年度、第57期順位戦にてB級2組へ昇級決定
2001年6月28日(29歳)七段
2001年度、第60期順位戦にてB級1組へ昇級決定
2003年度、第62期順位戦にてA級へ昇級決定
2004年4月1日(32歳)八段
2004年度、第63期順位戦にてB級1組へ降級決定
2005年度、第64期順位戦にてA級へ昇級決定
2006年度、65期順位戦にてB級1組へ降級決定
2007年度、第66期順位戦にてA級へ昇級決定
2008年度、第67期順位戦にてB級1組へ降級決定
2008年9月26日(36歳)九段
※王位2期と朝日オープン1期がタイトル3期獲得とみなされ八段から九段に昇段
2011年度、第70期順位戦にてA級へ昇級決定
2018年度、第77期順位戦にてB級1組へ降級決定
叡王戦本戦では『注目棋士相手、練習将棋も結構してるから手の内は解っているつもり。ただ、練習将棋でもなかなか勝たせてはくれないので対策を練って、弟子の仇を取るつもりで対局に挑みたい。』
そして『羽生さんを負かした棋士は責任がある。本戦ではひとつでも上を目指す』
と語られ、見事深浦九段が大逆転勝利を収めた対局となりました。
その後、この敗戦が藤井聡太四段(当時)のターニングポイントになっていると言われています。
さらに前期順位戦で藤井七段(当時)vs高野六段の対局解説時に・・
深浦九段『強くなったと言うより隙がなくなった・・(叡王戦で)かなり悪い将棋を自分がひっくり返した事があって、今やったらもう全然そう言う事はありえないでしょうね。あの時から完成はされてましたけど、今ああ言う事やったらもう全駒状態でやられちゃうでしょうね』
藤井聡太七段(現二冠)と深浦康市九段のレーティング・成績比較
レーティング比較
’20年5月7日現在
深浦康市九段(16位)1759
藤井聡太二冠(1位)2014
簡単に説明すると・・・
- 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
- 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う
※所属クラス(A級~C級)で大体の強さは想像できますが、それを数値化したもの
平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。
レーティング参考サイトはこちら
最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。
戦績と勝率※通算・本年度分
’20年5月7日現在
深浦康市九段
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|
通算 | 1354 | 851 | 503 | 0.6285 |
本年 | 0 | 0 | 0 | 0.0000 |
※2019年度勝率は0.5641
藤井聡太七段(現二冠)
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|
通算 | 203 | 171 | 32 | 0.8423 |
本年 | 2 | 2 | 0 | 1.0000 |
※2019年度勝率は0.8153
※2019年度の成績で『勝率』『勝数』1位達成
出典:将棋連盟
藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率
B1級棋士との戦績
|
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1時間未満棋戦戦績
|
通算38勝9敗(0.8085)
|
深浦康市九段との過去対戦結果【2勝1敗】
※※横にスクロールできます※※
日付 | 勝敗 | 対局時クラス | 手番 | 戦型 | 手数 | 棋戦名 | 棋譜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2018/6/22 | ○ | A | 後 | その他力戦 | 120手 | 第66期王座戦挑決T | 棋譜 |
2017/12/23 | ● | A | 先 | その他力戦 | 166手 | 第3期叡王戦本戦 | 棋譜 |
2017/4/9 | ○ | A | 後 | 矢倉 | 122手 | 炎の七番勝負※非公式 | 棋譜 |
第66期王座戦挑決T
戦型は相雁木調の対局へ。
叡王戦同様に羽生二冠(現九段)に勝利し駒を進められた深浦九段、叡王戦を彷彿とさせるような対局でした。
序盤は深浦九段が3筋の交換~模様がよく作戦勝ちと思われる局面が続き、深浦九段の57手目で2四歩と開戦模様へ。
ただ、中盤戦、藤井七段(当時)が9筋に手を広げてからは藤井七段(当時)ペース。
先手の深浦九段の2筋の攻めより、後手の藤井七段(当時)の9筋の端攻めの方が早く厳しい対局となりました。
深浦九段にも悪手という悪手があった訳でもないのですが、中盤戦からの藤井七段(当時)のリードが素晴らしく、最後は、深浦九段も大駒を切って勝負に出て粘りますが、120手まで、藤井七段(当時)の完勝へ。
第3期叡王戦本戦
戦形はその他(相居飛車力戦形)。
序盤戦は時間と引き換えに、着実にリードを奪った藤井四段(当時)でしたが、深浦九段の腰の重い粘り強い将棋に、悪手も見られ、166手まで。
深浦九段の大逆転勝利となりました。
藤井四段(当時)がこのような負け方をするのは珍しく、持ち時間、各3時間の対局だったのですが、あと少し時間があれば、また違う結果になっていたかもしれません。。。
藤井七段(当時)の師匠である杉本七段(現八段)が、この敗戦がその後の昇段への転機となった対局だと語られている対局です。
炎の七番勝負
まだ、プロ棋士になったばかりで藤井聡太四段(当時)の棋譜もなく、藤井四段(当時)の棋風も浸透していないころの対局です。
深浦九段は対局後に、自分には見えない手が見えていると感じたとコメントをされていました。
AbemaTV企画、エキシピジョンマッチの概要
ビデオチャット生中継。
『ビデオチャット』で様々な対局を2日間お送りするSPプログラム。
1日目:『第3回AbemaTVトーナメント』のドラフト会議により組成された佐藤康光九段率いる「チームレジェンド」の佐藤康光九段、森内九段、谷川九段の3人が「チーム内最強」を決める総当たり戦を行います。
さらに、チームレジェンドの総当り戦に先駆け、佐藤会長が今一番気になる棋士4名を招集し、2対局を実施。
- 村中秀史七段vs伊藤真吾五段
- 佐藤和俊七段vs佐藤紳哉七段
ルールは将棋界の早指し王を決定する、持ち時間5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算、持ち時間が切れると負けとなる「AbemaTVルール(フィッシャールール)」を採用。
※1局辺り約30分程度です^^
※決断よく指しているときには、持ち時間が増えますが、一度考慮してしまうと一気に持ち時間が減ります
2日目:佐藤天九段、糸谷八段、広瀬八段vs新四段3人
- 佐藤天彦九段vs20歳の服部慎一郎四段
- 糸谷八段vs史上初の現役東大院生としてプロ入りを果たした谷合廣紀四段
- 広瀬八段vs人気YouTuber『アゲアゲさん』から棋士デビューし大きな話題となった折田翔吾四段
1日目、2日目共に、ラスト対局で羽生善治九段と藤井聡太七段(現二冠)がそれぞれ対局をするエキシピジョンマッチを開催。
※こちらは特別ルールとし30分60秒で対局
1日目は深浦康市九段vs藤井聡太七段(現二冠)
2日目は羽生善治九段vs中村太地七段
藤井聡太七段(現二冠)VS深浦康市九段の中継情報
携帯アプリはなし
AbemaTVは16:00~放送開始
大したことじゃないんですが、記事の最後から3行目「彷彿」が「訪仏」となっています。
また、この先のことを思い浮かべるのだから「彷彿させる」(名詞形)ではなく、「彷彿とさせる」(形容動詞)が正しい表現ではないでしょうか。
GⅢ様
コメントありがとうございます。
本当ですね(^^;フランスを訪れておりました・・訪仏(。゚ω゚)旅。
助かりました!
表現も訂正させていただきました。
おかしなときには、またご連絡いただけると助かります!
図々しくて申し訳ございません!