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佐藤天彦九段の略歴※'24年8月29日現在

生年月日 :1988年1月16日(34歳)
2006年10月1日(18歳)プロ入り
竜王戦:1組(1組:8期)
順位戦:A級(A級以上:8期)
得意戦法:居飛車党

タイトル歴
名人:第74期-2016年度・75期-2017年度・76期-2018年度
棋戦優勝歴
新人王戦:第39回(2008)、第42回(2011)
叡王戦:第2期 (2016)
銀河戦:第26期(2018)

1998年9月(10歳)6級 奨励会入会

2001年7月(13歳)初段

2002年7月(14歳)三段

※三段リーグ戦は8期目、14勝4敗で2位昇段

本来ならば前期、次点でフリークラス、プロ入りが可能でしたが、蹴って次期での三段リーグ戦に再び挑まれて2年後晴れて昇段プロ入り。

当時16歳だったので、奨励会の年齢制限である26歳まで10年。

フリークラスの昇級期限も10年。

どちらでも10年であり、『鬼の住処』と称される三段リーグ戦で再び戦うことを決意。

2006年10月1日(18歳)四段プロ入り

2009年4月30日(21歳)五段
※竜王ランキング戦連続2回昇級

2010年度、第69期順位戦でC級1組へ昇級決定

2011年4月21日(23歳)六段
※竜王戦2組昇級、竜王ランキング戦連続2回昇級

2011年度、第70期順位戦でB級2組へ昇級決定

2012年4月19日(24歳)七段
※竜王戦1組昇級

2013年度、第72期順位戦でB級1組へ昇級決定

2014年度、第73期順位戦でA級へ昇級決定

2015年1月8日(27歳)八段
※順位戦A級昇級

2016年5月31日(28歳)九段
第74期7番勝負で羽生善治名人から名人奪取

第75期は挑戦者、稲葉陽八段から名人位防衛

第76期は挑戦者、羽生竜王(現九段)から名人位防衛

第77期、名人位防衛ならず、豊島将之名人へ、以降A級

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レーティング比較※'24年8月29日現在

藤井聡太竜王・名人【レーティング(1位:2076】
※'24年11月16日現在 対局数 勝率
通算 466 386 79 1 0.8301
2024年度 30 22 8 0 0.7333

※2023年度勝率は0.8518
※2022年度【最優秀棋士賞】【名局賞】【名局特別賞】受賞、最多勝利賞、勝率1位賞部門で1位獲得

佐藤天彦九段【レーティング(11位)1805】
対局数 勝率
通算 655 420 235 0.6412
2022年度 26 13 13 0.5000

※2021年度勝率は0.5000
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。

※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・

  • 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
  • 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う

★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです

平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。

レーティング参考サイトはこちら

最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。

藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率

クラス別戦績
時間別棋戦戦績
1時間未満棋戦通算87勝18敗(0.8285)
棋戦別棋戦戦績
NHK杯通算16勝6敗(0.7272)

佐藤天彦九段との過去対戦結果【8勝1敗】非公式戦含

※内1局は非公式戦
※※横にスクロールできます※※

日付 勝敗 対局時クラス
藤井聡太
対局時クラス
佐藤天彦
手番 戦型 手数 棋戦名
2022/12/27 A A 横歩取り 81手 第48期棋王戦挑決T二番勝負第2局
2022/12/23 A A 矢倉 110手 第81期A級順位戦
2022/12/19 A A 横歩取り 79手 第48期棋王戦挑決T二番勝負第1局
2021/11/21 A A 矢倉 146手 第72回NHK杯3回戦第6局
2022/11/3 A A 矢倉 121手 第48期棋王戦挑決T
2020/10/29 B2 A ゴキゲン中飛車 118手 第70期王将戦挑決L
2020/6/2 B2 A 角換わり腰掛け銀 111手 第91期棋聖戦挑決T
2018/12/9 C1 名人 角換わり腰掛け銀 120手 将棋プレミアムフェスin名古屋2018
2018/1/14 C2 名人 横歩取り 121手 第11回朝日杯本戦

2022/12/19※第48期棋王戦挑決T二番勝負第2局

天彦九段は、持久戦を目指した場合のまとめ方が難しく思えたので、無理筋か?と思いながら25桂と仕掛けていったとのこと。

25桂自体は成立しており、形勢は互角でしたが、38.▽54歩~藤井竜王ペース。

38手目で変えて87歩だと形勢はまだまだ大変だったようですが、藤井竜王はその後41.▲26歩と桂馬を取りに行き駒得を図る展開へ。

このまま81手まで、天彦九段投了。

2022/12/23※第81期A級順位戦

42.▽81飛~47.▲65銀までの6手で6時間という、濃密な中盤、難解な将棋。

天彦九段が居玉に戻し、藤井竜王が強く踏み込みペースを握るとそのまま110手まで、天彦九段投了。

竜王の快勝。

2022/12/19※第48期棋王戦挑決T二番勝負第1局

藤井竜王は36.▽26歩の対応に困ったとのことでしたが、天彦九段の方は、先に攻勢をかけたが、37.▲66歩と突かれたところで、本当は攻めを継続していかなければいけないような気がしたものの、具体案が分からず、この辺りで攻勢を築けなかったのが、敗因になった気がするとのこと。

そこからは、互いに1手誤ればたちまちバランスが崩れそうな将棋で、形勢はほぼ互角のまま推移。

終盤は、竜王の力強い将棋で、怖いところでも紙一重で指しにくい手を指し、さらに玉自ら敵陣を攻め、79手まで天彦九段投了。

2022/11/21※第72回NHK杯3回戦第6局(放送日は1/15)

最後まで勝敗の分からない大熱戦。

薄い守りで自陣を見ずに踏み込むような攻めの一手は互いに指せず、AI評価は二転三転でしたが、146手まで、攻防とも見込みが切れた天彦九段投了。

2022/11/3※第48期棋王戦挑決T

序盤から拮抗する難解な将棋。中盤戦~藤井竜王のリードを許し優勢へ、竜王の攻めが厳しいように見えましたが、終盤は天彦九段の執念の受けが勝り逆転、38玉の早逃げから83桂の構想が素晴らしく、そのまま121手まで、藤井竜王投了。

竜王は、局後この「83.▲83桂打」が見えていなかったとのことで、その後84桂に82飛の方が良かったかもしれないとのことでした。

2020/10/29※第70期王将戦挑決L

天彦九段の意表をついた振り飛車~藤井二冠ペース(互角)で推移。

難解な中盤戦、藤井二冠の方に緩手が見られ、互角ながらも評価値は先手ペースへ。

そのまま有利~優勢へ拡大?と思われる局面で、85.▲56飛。

76銀なら余していたかもしれませんが、ここ~は再び藤井二冠が有利、優勢を拡大。

拮抗している展開から、途端に藤井二冠ペースとなり118手まで、天彦九段投了となりました。

2020/6/2※第91期棋聖戦挑決T

昼休後、天彦九段が戻ってこないというハプニングもありましたが、111手まで、藤井聡太七段の完勝。

2018/12/9※将棋プレミアムフェスin名古屋2018

序盤戦は水面下で駆け引きが続き、互角を保っていましたが、途中から佐藤名人(当時)が攻めさせられる忙しい場面へ。

対局は、120手まで、藤井七段(当時)の快勝へ。

2018/1/14※第11回朝日杯本戦

対局は佐藤名人(当時)の得意とする、後手番横歩取りとなりましたが、藤井四段(当時)の完封勝利となりました。

棋王戦経過

※色無=勝:青=敗戦緑=次戦ピンク=開始前

棋戦 1局 2局 3局 4局 5局 6局 7局
第48期棋王戦
五番勝負(vs伊藤匠七段)
2/4
2/24
3/3
3/17
第48期棋王戦
五番勝負(vs渡辺棋王)
2/5
2/18
3/5
3/19
3/29
第48期棋王戦
挑決T二番勝負
天彦九段 天彦九段
第48期棋王戦
挑決T
敗者復活戦
伊藤匠五段 羽生九段
第48期棋王戦
挑決T
中川八段 久保九段 豊島九段 天彦九段
第47期棋王戦
挑決T
斎藤四段 斎藤八段
第46期棋王戦
予選
今泉四段 出口四段
第45期棋王戦
予選
村田顕六段 中村亮六段 牧野五段 都成五段
第44期棋王戦
挑決T
菅井王位
第44期棋王戦
予選
牧野五段 古森四段 大石七段 中村六段
第43期棋王戦
挑決T
豊島八段
第43期棋王戦
予選
豊川七段 大橋四段 平藤七段 澤田六段

 

中継情報

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