第28期銀河戦本戦で、郷田九段に勝利、次戦対局相手は稲葉八段。

優勝者を除く最多勝ち抜き者(複数いる場合は、出場順が後の棋士)が決勝トーナメントに出場になるので、7/4に勝利された藤井七段(当時)は決勝T進出決定。

戦型は相早繰り銀、後手番、134手で藤井七段(当時)勝利、対局模様は後日まとめます。
(超簡単に↓過去対局にはまとめています)

※収録日、7/4(土)

レーティング比較、稲葉八段との過去対局模様についてもまとめています。
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目次

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稲葉陽(いなばあきら)八段の略歴

稲葉陽八段
出典:http://livedoor.blogimg.jp
生年月日:1988年8月8日(31歳)
2008年4月1日(19歳)プロ入り
出身地:兵庫県西宮市
師 匠:井上慶太九段
竜王戦:1組(1組3期)
順位戦:A級(5期)
得意戦法:角換わり、横歩取りなどを多く指す居飛車党

実兄に稲葉聡アマがおります。

棋戦優勝歴
第21期銀河戦(2013年度)

2000年9月(12歳)6級で奨励会入会

2003年(15歳)初段

2005年2月(17歳)三段

※三段リーグを6期目、(13勝5敗)で1位昇段、プロ入り

2008年4月1日(19歳)四段プロ入り

2010年度、第69期順位戦でC級1組昇級決定

2011年3月8日(22歳)五段
※順位戦昇級による昇段

2012年5月1日(23歳)六段
※竜王戦2期連続昇級による昇段

2012年度、第71期順位戦でB級2組昇級決定

2013年8月16日(25歳)七段
※銀河戦優勝による昇段

2014年度、第73期順位戦でB級1組昇級決定

2015年度、第74期順位戦で10勝2敗(1位)でA級へ昇級決定

2016年2月18日(27歳)八段
※順位戦A級昇級による昇段

2017年第75期名人戦では佐藤天彦名人への挑戦権を獲得した凄腕棋士
※2勝4敗で名人奪取にはなりませんでした

藤井聡太七段(現二冠)と稲葉陽八段のレーティング・成績比較

’20年9月15日現在

稲葉陽八段(23位)1732
藤井聡太二冠(1位)1988

※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・

  • 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
  • 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う

※所属クラス(A級~C級)で大体の強さは想像できますが、それを数値化したもの

平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。

レーティング参考サイトはこちら

最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。

戦績と勝率※通算・本年度分

’20年9月15日現在

稲葉陽八段

対局数 勝率
通算 483 311 172 0.6438
本年 6 1 5 0.1666

※2019年度勝率は0.5116
 
藤井聡太七段(現二冠)

対局数 勝率
通算 229 193 36 0.8427
本年 28 24 4 0.8571

※2019年度勝率は0.8153
※2019年度の成績で『勝率』『勝数』1位達成
 

藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率

クラス別通算
棋戦別戦績
銀河戦通算17勝3敗(0.8500)
時間別戦績
1時間未満棋戦通算40勝9敗(0.8163)

稲葉陽八段との過去対戦結果【3勝1敗】

藤井聡太七段(現二冠)の2勝1敗。

日付 勝敗 対局時クラス 手番 戦型 手数 棋戦名 棋譜
2020/7/4 A 角換わりその他 134手 第28期銀河戦本戦 棋譜
2020/3/24 A 角換わり腰掛け銀 129手 第61期王位戦紅白L 棋譜
2019/1/20 A 角換わり腰掛け銀 98手 第12回朝日杯本戦 棋譜
2017/11/13 A 相掛かり 169手 第67回NHK杯 棋譜

↓どんな対局だったかざっくりまとめてます^^

第61回王位戦紅白L


戦型は角換わり相早繰り銀、序盤は稲葉八段の研究~パタパタと進みます。

形勢は揺れ動きながら稲葉八段が差を広げ優勢へ、藤井七段(当時)劣勢の中、受け潰しの1手と思われる52馬~藤井七段(当時)ペースへ。

ソフト的には恐らく疑問手、ここ~飛車を取って稲葉八段優勢を維持か?と思われましたが、馬を引き互角へ。

※ソフト推奨は飛車を取る手

この手を藤井七段(当時)見逃さず、優勢を拡大、そのまま形勢は逆転することなく最後は綺麗に寄せられました。

134手まで、稲葉八段投了。

第61回王位戦紅白L

3時間差がついて藤井七段(当時)若干有利も難解な局面から逆転され稲葉八段が優勢へ。

1分将棋になってから長手数の詰みが出現、間違えると当然負けの局面から正確に指し続け、1分将棋で33手詰めを読みきった藤井七段(当時)に脱帽レベルの対局でした。

一瞬のスキを突き、そのまま129手まで、稲葉八段投了。

第12回朝日杯本戦

藤井七段(当時)が先手で豊島二冠(現竜王)に勝った対局(新人王戦記念対局)と全く同形で、自身の新手である22歩の対策で後手番ながらも快勝、端攻めから一気に寄せ切りました。

形は乱れますが、果敢な端攻め、連打の歩で香を吊り上げ、△74角でペースを握り、稲葉八段が対応を誤ったこともありますが、対局はほぼ一方的。

角取りの▲86歩に構うことなく、△45銀直と桂を取ってから鮮やかに寄せ切りました(・∀・)

98手まで、本局快勝です。

第67回NHK杯

戦型は相掛かり~横歩取らせひねり飛車という展開。

本局は恐らく稲葉八段の作戦勝ち。

千日手にならない程度に同じ手を何度も繰り返しながら考慮する場面も見られました。

終始稲葉八段ペースの将棋でしたが、対する藤井四段(当時)の粘りも凄く、熱戦となりましたが、稲葉八段の陣形は、危ないながらも最後まで崩れることはありませんでしたね(^^;

最後は稲葉八段が押し切り、169手まで逃げ切り、藤井四段(当時)投了。

銀河戦の概要及び賞金額

前期優勝者 豊島銀河
賞金 500~800万?
トーナメント表 こちら

 

  1. 予選
  2. ブロック戦(本戦)⇒ココが開始
  3. 決勝トーナメント

で争われる対局

予選を免除される資格

  • タイトル保持者
  • 前年度決勝トーナメント進出者
  • 順位戦上位者

勝ち進むとブロック戦(本戦)進出

ブロック戦(本戦)

  • 全棋士と女流棋士2名
  • アマ(アマ王将と凖アマ王将)

を8つのブロックに分け、各ブロックでのパラマス式トーナメント戦を行います。

さらに勝ち進むと決勝トーナメント進出

決勝トーナメント

  • ブロックの最終勝ち残り者
  • 最多勝ち抜き者各2名

の計16名で決勝トーナメントになります。

毎年8月から9月にかけて、決勝トーナメントが行われています。

最多優勝者は羽生善治三冠(現九段)。

第26期は佐藤天彦名人優勝。

銀河戦現状&過去結果

※色無=勝:青=敗戦緑=次戦ピンク=開始前

棋戦 1局 2局 3局 4局 5局 6局 7局
第28期銀河戦本戦 出口四段 中村九段 森内俊之九段 郷田九段 ココ
第27期銀河戦決勝 久保九段
第27期銀河戦本戦 佐藤慎五段 阿部七段 近藤五段 畠山七段 行方八段 阿久津八段 豊島三冠
第27期銀河戦予選 藤原七段
第26期銀河戦本戦 藤倉五段 上村四段
第26期銀河戦予選 平藤七段

 

藤井聡太七段(現二冠)VS稲葉陽八段の対局中継情報

携帯アプリはなし
将棋プレミアムで20時~
ニコ生銀河チャンネルで20時~
※いずれも契約が必要