第46期棋王戦予選、藤井聡太七段VS今泉健司四段の対局模様をざっくりとまとめます。
勝者は出口若武四段との対局が決定しています。
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目次
藤井聡太七段VS今泉健司四段、対局結果まとめ
先手番:藤井聡太七段後手番:今泉健司四段戦 型:三間飛車
戦型:三間飛車(8勝1敗-勝率:0.8888)
先手三間飛車通算:4勝0敗中
戦型を確認する
この対局に勝利すれば勝率8割になります。
※今期勝率は現在1位、今年1位だと3年連続になります
対局模様※お昼ごろまで
後手今泉四段の三間飛車、藤井七段(当時)の対抗型で、まだまだこれからの将棋。
今泉四段が以前先手を持った作戦を採用されているようです。
※竜王戦6組昇級者決定戦 VS山本博志四段戦
お昼は珍豚美人(イレブン)、今泉四段は無し。
昼休前31手目棋譜
残:藤井七段(当時)⇒3:10 今泉四段⇒3:33
対局模様※15時ごろ
15:00時点~千日手濃厚
15:00時点、54手目ですが、状況は膠着、形勢は互角、持ち時間:藤井七段(当時)⇒1:43、今泉四段⇒2:32、駒もぶつかってません・・・お互いに手待ちが続いている状況で・・まさかの千日手?
田中五段「これだけ考えて(先手)、千日手は・・・」
藤井七段(当時)25分考慮で、55.▲35歩
残:藤井七段(当時)⇒1:18 今泉四段⇒2:32
※今泉四段は千日手でも構わないと思われていたようです
対局模様※65.▲55歩、藤井七段(当時)~千日手打開
65.▲55歩で藤井七段(当時)~千日手打開
藤井七段(当時)から千日手を打開、65.▲55歩。
徐々に今泉四段がペースを掴みます。
84.▲65同歩まで、今泉四段ペース。
残:藤井七段(当時)⇒0:30 今泉四段⇒1:54
96手.▽54歩まで、今泉四段ペース、持ち時間は藤井七段(当時)⇒12分、今泉四段⇒1:41・・・
対局模様※ひとつめの岐路、104.▽68歩
今泉四段、73桂ではなく104.▽68歩、ここでほぼ互角へ。。ペースは今泉四段。
残:藤井七段(当時)⇒0:06 今泉四段⇒1:33
↑ここが本局のひとつめの岐路
114.▽86歩(55歩が良かった?)
残:藤井七段(当時)⇒0:03 今泉四段⇒1:14
今泉四段、思惑と違う流れの様子・・115.▲65歩まで、藤井七段(当時)ペース、時間差はすごいです。
対局模様※126.▽43銀
126.▽43銀(35角が良かった?)
残:藤井七段(当時)⇒0:01 今泉四段⇒1:03
129.▲88飛・・・に今泉四段、130.▽63歩(87金が有力だった?)
144手まで、藤井七段(当時)勝勢。
173手まで、今泉四段投了。
棋王戦予選、次戦は出口若武四段と対局です。
藤井聡太七段と今泉健司四段の対局前後のコメント
- 藤井聡太七段
- 今泉健司四段
『仕掛けた後に苦しくなってしまい、苦しい局面が長く続いた将棋だったと思います。71金と打ったところで1手勝ちできるかなと思いました。』
『正直、(勝負どころでの選択で)最善手を指せないというのは単純に力負けだと思います』
『(持ち時間がたくさんあったのに・・)正直、ちょっと勝負視点っていうのもあったんですけど。確かに、負けてしまうとそこが悔やまれるところというか。どうしても言われちゃうところなんで、まあ仕方がないですけど。ある程度、相手の時間ということも考えて、勝負のつもりでやったんですが。まあ、悪手を指したのは私の方だったとは思いますけど、ちょっと、どうやればいいのかは、今はわかってないので、それはここここから教わろうかなと思います』
藤井七段(当時)、難しい序盤で千日手模様の局面から打開するも、時間を多く消費。
そこから徐々に今泉四段ペースへ。
一目、今泉四段もそう思っていたようですが、難しかったと感想戦で言われていました。
藤井七段(当時)だけが秒読み将棋になり、大混戦になりましたが173手まで、藤井七段(当時)の勝利となりました。
藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??
次は順位戦、勝てば昇級が決まります。
【2月4日】VS高野秀行六段【第78期C1順位戦】
対局相手
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C1棋士との戦績
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過去対局
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初手合
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順位戦戦績
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通算30勝1敗(0.9677)
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持ち時間
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6時間
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6時間棋戦戦績
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通算30勝1敗(0.9677)
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対局場所
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関西将棋会館
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開始時間
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10:00~
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中継情報
10:00~
●AbemaTV9:30~
解説者:未定
聞き手:未定
●名人戦棋譜速報10:00~
となっております.+:。(´ω`*)