第14回朝日杯本戦、藤井二冠の初戦対戦相手が大石七段に決定しました^^!

 
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大石直嗣(おおいしただし)七段の略歴

 
大石直嗣七段
出典:http://kifulog.shogi.or.jp
 
生年月日:1989年9月16日(31歳)
2009年4月1日(19歳)プロ入り
竜王戦:3組
順位戦:B級2組
得意戦法:オールラウンダー

2001年 9月25日(12歳) 6級奨励会入会

2004年 7月(14歳) 初段

2006年10月(17歳) 三段

※三段リーグでは13勝5敗、2位昇段、プロ入り
※同時プロ入り、澤田真吾六段

2009年 4月 1日(19歳) 四段

2013年 4月22日(23歳) 五段

2013年度、第72期順位戦でC級1組へ昇級決定

2013年 5月15日(23歳) 六段
※竜王ランキング戦連続2回昇級
※わずか3週間で2回の昇段

2016年度、第75期順位戦でB級2組へ昇級決定
※以降継続

2017年11月1日(28歳) 七段
※竜王ランキング戦連続2回昇級

レーティング比較※'24年3月17日現在

藤井聡太二冠(1位)2039
大石直嗣七段(45位)1664

※※レーティングについて※※

簡単に説明すると・・・

  • 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
  • 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う

 
★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです

平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。

レーティング参考サイトはこちら

最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。

 

藤井聡太竜王・名人【レーティング(1位:2120】
※'24年3月17日現在 対局数 勝率
通算 436 364 71 1 0.8367
2023年度 55 46 8 1 0.8518

※2022年度勝率は0.8281
※2022年度【最優秀棋士賞】【名局賞】【名局特別賞】受賞、最多勝利賞、勝率1位賞部門で1位獲得

大石直嗣七段
対局数 勝率
本年 6 2 4 0.3333

※2020年度勝率は0.4687
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。

 
 

藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率

クラス別戦績
棋戦別戦績
朝日杯通算28勝3敗(0.9032)
時間別戦績
1時間未満棋戦通算87勝18敗(0.8285)

大石直嗣七段との過去対戦結果【4勝0敗】

※※横にスクロールできます※※

日付 勝敗 対局時クラス 手番 戦型 手数 棋戦名
2021/1/17 B2 角換わり 120手 第14回朝日杯本戦
2018/12/25 B2 角換わり 120手 第90期棋聖戦二次予選
2018/4/24 B2 角換わり 133手 第44期棋王戦予選
2017/8/22 B2 相掛かり 166手 第11回朝日杯一次予選

 

第14回朝日杯本戦

大石七段は作戦通りに65歩~仕掛けていきますが、藤井二冠が上手に受けペースを掴む展開へ。

そのまま優勢を拡大か?と思いましたが、途中87手目、68角が見えていなかったようで迂回する形に。

形勢は藤井ペースながらも互いに粘る展開へ。

終盤は藤井二冠の詰めろ、102.▽46桂打で大石七段は心が折れたそうですが、粘るものの形勢は拡大。

132手まで、藤井二冠勝利となりました。

第90期棋聖戦二次予選

序中盤まではかなり難解でしたが終盤の入り口、形勢が良くなった瞬間に一気に抜け出し、最短の寄せで即詰へ。

120手まで、大石七段投了となりました。

第44期棋王戦予選

角交換から大石七段が得意とするダイレクト向かい飛車戦法へ。

形勢は互角のまま中盤戦に入り、31飛~流れは大石七段へ。

※一手バッタリの展開でした・・・

90~100手辺りの大石七段の攻めを耐え凌ぎ、大石七段優勢な局面でも決め手を与えず指しこなし、何度か大石七段の緩手が出ていつの間にか形勢逆転という展開へ。

自陣飛車(89飛)や龍を閉じ込める金打ち(28金)で大石七段の攻めを受け切りました。

対する大石七段は、藤井六段(当時)の妙手の対応をしている中で攻めのタイミングを逃してしまったようです。
※74.▽29飛のところetc

藤井六段(当時)の31飛から、空気が一転し、銀を巧みに動かしながら、そこまでにさせた大石七段の巧みな戦術も素晴らしかったですが、133手まで、藤井聡太六段(当時)の勝利となりました。

第11回朝日杯一次予選

じりじりとした展開の末、大石六段(当時)の入玉が成功するとほとんど勝ちの局面となりました。

ところが、143手目の62歩が疑問手で(64歩が有力)、144手目の藤井四段(当時)の64桂で流れが再び藤井四段(当時)へ。

64桂はまったく予想していなかった手で頭が真っ白になったそうでした・・

そのまま藤井四段(当時)が勝利し、皆様ご存知の通り朝日杯優勝されています。

朝日杯の概要及び賞金額

 

賞金 750万
トーナメント表 こちら

※東京・有楽町朝日ホールで準決勝、決勝戦が行われます。

  • 全棋士
  • アマチュア10人
  • 女流棋士3人

によるトーナメント。

  1. 一次予選
  2. 二次予選
  3. 本戦トーナメント⇒ここがもうすぐ始まる

決勝戦は一番勝負。

朝日杯将棋オープン戦は、第13回ベスト4により、第14回は本戦シード~

シード枠前期ベスト4:千田七段、永瀬王座、阿久津八段、藤井二冠
タイトルホルダー枠:豊島竜王、渡辺名人、木村九段
全棋士参加棋戦優勝枠:深浦九段

計8名

 

朝日杯現状&過去結果

※色無=勝:青=敗戦緑=次戦ピンク=開始前

棋戦 1局 2局 3局 4局 5局 6局 7局
第13回朝日杯本戦 菅井七段 斎藤七段 千田七段
第12回朝日杯本戦 稲葉八段 糸谷八段 行方八段 渡辺棋王
第11回朝日杯本戦 澤田六段 佐藤天名人 羽生二冠 広瀬八段
第11回朝日杯
二次予選
屋敷九段 松尾八段
第11回朝日杯
一次予選
藤岡アマ 大石六段 竹内四段 宮本五段

 

藤井聡太二冠VS大石直嗣七段の対局中継情報

朝日杯詳細はこちらのサイト
※チケット販売は12/22正午~

AbemaTVで9:25~
携帯アプリで10:00~
大盤解説で9:50~