第32期竜王ランキング戦4組、高見泰地叡王VS藤井聡太七段(現二冠)との対局が決定しました。
公式戦では第76期順位戦(C2)以来、非公式戦ではAbemaトーナメント以来の対局となります。
髙見泰地叡王の略歴
出典:http://kifulog.shogi.or.jp
生年月日:1993年7月12日(25歳)
2011年10月1日(18歳)プロ入り
出身地:神奈川県横浜市
師 匠:石田和雄九段
竜王戦:4組
順位戦:C級2組
得意戦法:矢倉囲い及び居飛車穴熊
タイトル歴
叡王(2017年)
2005年4月(11歳) 奨励会入会
2010年1月(16歳) 三段
※三段リーグ戦は、3期目、13勝5敗で1位昇段、プロ入り
※同期プロ入りは藤森哲也五段
2011年10月1日(18歳) 四段プロへ
2014年5月23日(20歳) 五段
※竜王戦2期連続昇級(2013年5組、2014年4組)
2018年1月29日(24歳) 六段
※第3期叡王戦決勝七番勝負出場
2018年5月26日(24歳) 七段
※第3期叡王獲得
大学は立教大学文学部卒で、プロ入り後に入学、卒業。
一直線穴熊のみを詳しく解説した本も出版✩
奨励会で一直線穴熊を使ったときは負けた記憶がないそうです。
※居飛車党で、対中飛車に困っている人におススメ
高見泰地叡王の成績やレーティング
’19年4月17日現在
高見泰地叡王(24位)1727
藤井聡太七段(現二冠)(4位)1881
※5/10~参考サイトを変更しています
レーティングとは??
簡単に説明すると・・・
- 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
- 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う
※所属クラス(A級~C級)で大体の強さは想像できますが、それを数値化したもの
平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。
レーティング参考サイトはこちら
※5/10~参考サイトを変更しています
最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。
ちなみにレーティングトップは渡辺明三冠の1944(4/17現在)。
’19年4月17日現在
高見泰地叡王
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|
通算 | 291 | 180 | 111 | 0.6185 |
本年 | 2 | 0 | 2 | 0 |
※2018年度勝率は0.6857
藤井聡太七段(現二冠)
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|
通算 | 137 | 117 | 20 | 0.8540 |
本年 | 1 | 1 | 0 | 1.000 |
※2018年度勝率は0.8490
※2018年度の成績で『勝率』部門でトップ達成
出典:将棋連盟
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藤井聡太七段(現二冠)VS高見泰地叡王、過去対局結果
藤井聡太七段(現二冠)の3勝1敗(内3局は非公式戦)。
○ | ’17年 8月10日 | 第76期順位戦 | 棋譜 |
● | ’17年 8月26日 | AbemaT1回戦 | - |
○ | ’17年 8月26日 | AbemaT2回戦 | - |
○ | ’17年 8月26日 | AbemaT3回戦 | - |
順位戦先手は高見泰地五段(当時)、戦型は相矢倉。
序盤から藤井四段(当時)がペースを掴み、109手まで、そのまま完勝となった対局です。
藤井四段(当時)の早い桂跳ねを封じる展開にしたかったそうです。
序盤から藤井四段(当時)も積極的に攻め、終始藤井四段がペースを握る展開へ。
それでも、ほぼ互角の形成を保ちながら終盤戦となりましたが、藤井四段(当時)の80手目、1五角(詰めろ)。
これに対し、▲6六銀の方がまだ有力だったようですが、高見五段(当時)は、▲3七角とされたため、藤井四段(当時)優勢へ。
この対局に対しては・・
『常に指しずらかった。自分とは全然読みが違う』
『そっちの方がいい手だったか・・・と驚くばかり』
とコメントされています。
※序盤から、読み筋にない手を藤井四段(当時)が指していたようです
1局目(一手損角換わり):108手まで、後手、高見叡王勝利
※序中盤、藤井七段(当時)優勢を築いていましたが、終盤高見叡王逆転勝利
2局目(矢倉):106手まで、後手、藤井七段(当時)勝利
※序中盤、互角ながらも高見叡王持ちの局面が続いていましたが、終盤藤井七段(当時)逆転勝利
3局目(横歩取り):87手まで、先手、藤井七段(当時)勝利
※互角の攻防が終盤まで続き、最後は藤井七段(当時)勝利となりました、藤井七段(当時)、決勝進出
竜王戦の賞金額と概要
タイトル保持者 | 広瀬章人竜王(現八段) |
賞金 | 4,320万 |
トーナメント表 | こちら |
番勝負 | 10月~12月 |
※賞金額は今までの概算です(タイトル保持者)
ちなみに竜王戦4組の賞金額は優勝205万円、準優勝52万円となってます。
全棋士と女流棋士4名・奨励会員1名・アマチュア5名
- 1組から6組に分けてトーナメント戦を行う⇒ココが始まり、現在3勝中
- 各組の上位者の計11名で挑戦者決定トーナメント
※1組5名、2組2名、3組~6組各1名
藤井聡太七段(現二冠)VS高見泰地叡王、生中継情報
携帯アプリは10:00~
AbemaTV9:30~
ニコ生9:50~
おはようございます。
竜王戦4組 高見叡王戦 4/24 対局 将棋連盟HPより
ニコ生、AbemaTV 放送あり
やっと対局が入りましたね。楽しみです。
shigezouさま
お久しぶりです~(#^^#)
長らく待ってからの高見叡王戦!(*'ω'*)
ありがとうございます!楽しみですねぇ~☆