3勝0敗で防衛 1局 2局 3局 4局 5局
第50期棋王戦5番勝負 2/2(日)
2/22(土)
3/2(日)
3/16(日)
3/26(水)

◆第1局 2/02㈰ 高知県高知市「文化プラザかるぽーと」
◆第2局 2/22㈯ 石川県金沢市「北國新聞会館」
◆第3局 3/02㈰ 新潟県新潟市「新潟グランドホテル」
◆第4局 3/16㈰ 栃木県日光市「日光きぬ川スパホテル三日月」
◆第5局 3/26㈬ 長野県長野市「長野ホテル犀北館」

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目次

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増田康宏八段の略歴※'25年3月9日現在

生年月日:1997年11月4日(27歳)
2014年10月1日(16歳)プロ入り
竜王戦:2組
順位戦:A級(A級1期)
得意戦法:銀冠穴熊や雁木

棋戦優勝歴
新人王戦第47期、48期優勝(2016、2017年度)

2008年 9月(10歳) 6級 奨励会入会

2011年 1月(13歳) 初段

2012年 2月(14歳) 三段

三段リーグ戦は5期目、13勝5敗で1位昇段、プロ入り

2014年10月1日(16歳) 四段

2018年1月12日(20歳) 五段

2017年度、第76期順位戦でC級1組へ昇級決定
※決定日は2018年3月15日

2018年5月22日(20歳) 六段
※竜王ランキング戦連続昇級

2020年度、第79期順位戦でB級2組へ昇級決定

2023年2月8日(25歳) 七段
※2022年度、第81期順位戦でB級1組へ昇級決定

レーティング比較※'25年3月9日現在

藤井聡太竜王・名人【レーティング(1位:2077)】
※'25年3月9日現在 対局数 勝率
通算 487 403 83 1 0.8292
2024年度 51 39 12 0 0.7647

※2023年度勝率は0.8518
※2022年度【最優秀棋士賞】【名局賞】【名局特別賞】受賞、最多勝利賞、勝率1位賞部門で1位獲得

増田康宏八段【レーティング(14位)1782】
対局数 勝率
通算 464 307 157 0.6616
2024年度 36 21 45 0.5833

※2023年度勝率は0.5000
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。

※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・

  • 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
  • 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う

★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです

平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。

レーティング参考サイトはこちら

最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。

藤井聡太竜王・名人の勝率データ

A級棋士との戦績
棋戦別戦績
棋王戦通算29勝7敗1持(0.8055)
時間別棋戦戦績
4時間棋戦通算84勝24敗1持(0.7777)

増田康宏八段との過去対戦結果【14勝1敗】非公式戦含

※※横にスクロールできます※※

対局日対局時クラス
藤井聡太
対局時クラス
澤田真吾
勝敗(14-1)手番戦型手数棋戦名
152025/3/2名人A矢倉120手第50期棋王戦五番勝負第3局
142025/2/22名人A雁木140手第50期棋王戦五番勝負第2局
132025/2/2名人A角換わりその他127手第50期棋王戦五番勝負第1局
122025/1/31名人A角換わり腰掛け銀167手第74回NHK杯準決勝第1局
112024/1/14名人B1角換わり腰掛け銀143手第17回朝日杯本戦
102023/1/15AB2角換わり腰掛け銀169手第16回朝日杯本戦
92020/8/15B2C1矢倉121手第28期銀河戦決勝T
82019/7/7B2C1角換わり腰掛け銀97手AbemaT(第1局目)
72019/7/7B2C1相掛かり118手AbemaT(第1局目)
62018/11/20C1C1中飛車78手第77期C2順位戦
52018/7/29C1C1角換わり腰掛け銀107手AbemaT(第2局目)
42018/7/29C1C1相掛かり82手AbemaT(第1局目)
32018/6/29C1C1矢倉124手第31期竜王戦挑決T
22017/6/26C2C2その他力戦91手第30期竜王戦挑決T
12017/3/12C2C2角換わり腰掛け銀95手炎の七番勝負

 

2025/3/2※第50期棋王戦五番勝負第3局

後手の増田八段は事前研究の深さから、時間を使わず指し手を進め、中盤まできっ抗状態が続き、96手目で千日手が成立。午後4時31分から先後を入れ替えて指し直し。

増田八段若干有利の形勢でしたが、千日手を打開するほど良い局面か?とい言われると自信がなかった様子。

指し直し局も終盤まで難解なねじり合いとなり、両者が10分将棋に入っても形勢はほぼ互角。

終盤、増田八段の攻めを冷静に受け止めた藤井棋王が逃げ切り120手まで、増田八段投了。

終局後、攻めが雑になってしまった、とのこと。

2025/2/22※第50期棋王戦五番勝負第2局

互角の中盤戦では水面下の激しい駆け引きが続き、そのまま終盤戦へ。

際どい競り合いでは『負けになる順があってもおかしくないかなと思って指していた』とのこと。

増田八段の勝負手連発は一歩間違えれば、逆転負けもあったものの、冷静に対応、140手まで、増田八段投了。

藤井棋王『盤面全体で戦いが起こり、全体としてどう判断するか難しかった』とのこと。

2025/2/2※第50期棋王戦五番勝負第1局

対局は角換わりの長い中盤戦が続く展開。

終盤に入ると、藤井棋王が的確な読みでリードを奪って押し切り、127手まで、増田康宏八段投了。

2025/1/31※第74回NHK杯準決勝第1局

先に自陣から脱出した藤井王が3筋へ入王し、1筋の増田王と至近距離で向き合う形へ。

その後、相入玉。

放送画面に示された評価値は藤井竜王・名人の『1%』を示す局面もありましたが、解説の都成竜馬七段が『全体的に増田八段がうまく進めたものの、終盤のミスを逃さなかった』とのこと。

終盤は藤井竜王・名人の王手ラッシュ。詰将棋解答選手権5連覇の実績が示す、27手詰めを読み切っての逆転勝利。

167手まで、増田八段投了。

2023/1/14※第17回朝日杯本戦

120手頃まで難解、評価値もシーソーゲーム。互角の攻防が続きましたが、増田七段の入玉を防いでからは着実に優勢を築き、飛車の王手に97玉の顔面受けで、最後は11手詰め、143手まで、増田七段投了。

2023/1/15※第16回朝日杯本戦

藤井竜王、一時敗勢から評価値は持ち直すも、増田六段も最善を指し続ける緊張感。

最後は59まで来た後手玉が詰み、増田六段投了。

最後まで、どちらが勝利するか分からない激戦でした。

2020/8/15※第28期銀河戦決勝T

難解な中盤、藤井棋聖(当時)の悪手~増田六段ペース。

そのまま優勢を拡大し勝利と思われたものの、終盤増田六段の方に緩手が見られ互角へ、そこからは藤井棋聖(当時)ペース。

最後は綺麗に寄せられ121手まで、藤井棋聖(当時)勝利。

2019/7/7※第2回AbemaT

増田六段、連敗とはなったものの終盤までどっちが勝つかわからない将棋。

増田六段の謎の笑みも・・

お二人とも互いの強さを認め合っているようなコメントで・・感想戦は楽しそうでした。

2018/11/20※第77期C2順位戦

増田六段の公式戦初の中飛車からの指し回し、工夫も見られましたが78手まで、短手数でしたが内容は濃密、藤井七段(当時)の完勝となっています。

2018/7/29※第1回AbemaT

どちらも藤井七段(当時)の完勝。

※対局日放送日は7/29、対局が行われたのは竜王戦本戦T前の6/23

2018/6/29※第31期竜王戦挑決T

この対局前、都成五段戦と深浦九段戦で藤井七段(当時)が後手番で戦型は雁木で勝利されていたので、本局は矢倉を選択されたとのことでした。

結果は、27手目で▲68銀と銀を引いた珍しい構想~増田六段の作戦勝ちとなり、125手まで増田六段の完勝となっています。

ニコニコオリジナルニュースにて、増田六段が藤井七段(当時)について語られていました。

この対局含め自分に4連勝されていたので、竜王戦本戦では油断もされていたのでは・・・とのこと(真相は不明)。

いつもと違うなと感じられたそうです。順位戦で当たるんですよね……どうしましょうかね?とのことです。

気になる記事はこちらです☆

追記:対する藤井七段(当時)は、この対局で自身の力不足を感じ、2018年で一番印象に残っている対局とのこと

2017/6/26※第30期竜王戦挑決T

29連勝がかかった対局で、報道陣も多く注目の対局でした。

角換わりの出だしでしたが、増田四段(当時)が角換わり拒否、力戦形へ。

序・中盤は増田四段(当時)ややリードの局面。

解説の先生方も増田四段(当時)の方がやれるのでは?という見解。中盤で飛車を取られ苦しい展開となりましたが、62手目増田四段(当時)の32銀~流れは藤井四段(当時)へ。

形成が逆転し、92手まで、藤井四段(当時)の勝利となりました。

2017/3/12※炎の七番勝負

増田四段(当時)が▽75歩~仕掛けますが、藤井四段(当時)が、玉を一見危なそうな9筋にかわす▲97玉。

この妙手、増田四段も不覚だったとのこと。攻めが切れ、藤井四段(当時)優勢へ。

そのまま96手まで、藤井四段(当時)勝利となりました。

藤井七段(当時)が三段の頃に対局経験があるようですが、自分の想像以上に強くなっていて驚いたとのこと。
※ちなみに当時の対局では藤井三段(当時)が敗戦

中継情報

携帯アプリ中継14:00~あり
AbemaTVで引き続き放送