藤井聡太七段、順位戦第9局。

師匠の杉本七段(現八段)は本日、ウグイス色?の和服で対局に臨まれているようで、気合いが感じられます!(゚Д゚)

VS近藤誠也五段戦、136手まで、近藤五段勝利となりました。
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目次

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藤井聡太七段VS近藤誠也五段、対局結果と棋譜

先手番:藤井聡太七段

後手番:近藤誠也五段

戦 型:角換わり相腰掛け銀

1手~20手目棋譜

1.▲26歩
11.▲77同銀
2.▽84歩
12.▽22銀
3.▲76歩
13.▲48銀
4.▽32金
14.▽33銀
5.▲25歩
15.▲36歩
6.▽85歩
16.▽62銀
7.▲77角
17.▲78金
8.▽34歩
18.▽64歩
9.▲68銀
19.▲46歩
10.▽77角成
20.▽63銀

 
20手目棋譜
20手、63銀
出典:連盟モバイル

21手~40手目棋譜

21.▲68玉
31.▲48金
22.▽42玉
32.▽62金
23.▲47銀
33.▲29飛
24.▽74歩
34.▽81飛
25.▲96歩
35.▲66歩
26.▽94歩
36.▽54銀
27.▲37桂
37.▲56銀
28.▽14歩
38.▽63銀
29.▲16歩
39.▲69玉
30.▽73桂
40.▽41玉

 
39.▲69玉⇒40.▽41玉で手損返し・・駆け引きが続いています。。
40手目棋譜
40手、41玉
出典:連盟モバイル

41手~60手目棋譜

41.▲79玉
51.▲55銀
42.▽52玉
52.▽33桂
43.▲88玉
53.▲18角
44.▽42玉
54.▽82飛
45.▲45桂
55.▲24歩
46.▽22銀
56.▽24同歩
47.▲35歩
57.▲24同飛
48.▽35同歩
58.▽86歩
49.▲65歩
59.▲86同銀
50.▽65同歩
60.▽23金

 
58.▽86歩で藤井七段(当時)1時間超えの長考(同歩なのか同銀なのか・・・)⇒59.▲86同銀でした。
58手、86歩
出典:連盟モバイル

形勢は互角です。

60手目棋譜
60手、23金
出典:連盟モバイル

61手~80手目棋譜

61.▲64歩
71.▲23角成
62.▽52銀
72.▽23同玉
63.▲33桂成
73.▲45歩
64.▽33同玉
74.▽84桂
65.▲29飛
75.▲77銀
66.▽24歩
76.▽85桂
67.▲45角
77.▲47桂
68.▽95歩
78.▽32玉
69.▲95同歩
79.▲23歩
70.▽44歩
80.▽13銀

 
藤井七段(当時)、飛車捨てで61.▲64歩・・前例はここで外れたようです。

65.▲29飛で今度は近藤五段が長考へ(約1時間)⇒66.▽24歩
65手、29飛
出典:連盟モバイル

↓ニコ生での形勢(66手目)
66手目形勢
出典:ニコ生

藤井七段(当時)、約1時間20分の長考で67.▲45角、近藤五段もそのまま長考となり夕休に入りましたが、近藤五段夕休明けも長考が続いております。

中盤の難所、ちょっとでも間違うとすぐに持っていかれる局面です。

近藤五段、約1時間10分の長考で68.▽95歩とされました。
68手、95歩
出典:連盟モバイル

近藤五段、76.▽85桂。
73手、85桂
出典:連盟モバイル

↓ニコ生の形勢(76手)
76手形勢
出典:ニコ生

80手目棋譜
80手、13銀
出典:連盟モバイル

↓ニコ生の形勢(80手)
形勢80手目
出典:ニコ生

81手~100手目棋譜

81.▲34歩
91.▲33金
82.▽98歩
92.▽41玉
83.▲22歩成
93.▲23飛成
84.▽22同銀
94.▽89と
85.▲35桂
95.▲89同玉
86.▽99歩成
96.▽51玉
87.▲24飛
97.▲21龍
88.▽23歩
98.▽41桂
89.▲23同桂成
99.▲43銀
90.▽23同銀
100.▽77桂不成

 
互いに長考合戦のような状態がずっと続いており、大熱戦。

近藤五段の82.▽98歩に藤井七段(当時)が長考へ。。同香ではなく⇒83.▲22歩成!・・・こ・・怖い!!
83手、22歩成
出典:連盟モバイル

↓ちなみにニコ生の形勢(84手目)・・
84手目、形勢
出典:ニコ生

解説の西尾六段は『これで先手負けなら目も当てられない』だそうです(;'∀')・・

⇒分将棋になる中で、何かこの辺り(99.▲43銀辺り)で誤算があったのでは・・・とのこと、この辺り~は近藤五段のペースです。

22歩成の意図は気になるところですが、感想戦もないので不明です(..;)ただ、同香で嫌な順が見えて取りにくいと判断、踏み込まれたのだろうとは思います。

98.▽41桂まで、近藤五段優勢。

近藤五段の終盤の指し手が完璧という印象です。

100手目棋譜
100手、77桂不成
出典:連盟モバイル

101手~120手目棋譜

101.▲77同金
111.▲72同成銀
102.▽85桂
112.▽77桂不成
103.▲42金
113.▲88玉
104.▽61玉
114.▽76桂
105.▲52銀成
115.▲77玉
106.▽72玉
116.▽66銀
107.▲62成銀
117.▲66同銀
108.▽83玉
118.▽88角
109.▲72銀
119.▲67玉
110.▽72同飛
120.▽66角成

 
120手目棋譜
120手、66角成
出典:連盟モバイル

121手~140手目棋譜

121.▲58玉
131.▲36金
122.▽67角
132.▽36同馬
123.▲47玉
133.▲36同玉
124.▽36銀
134.▽35歩
125.▲38玉
135.▲25玉
126.▽27銀打
136.▽26金
127.▲27同龍
137.▲
128.▽27同銀不成
138.▽
129.▲27同玉
139.▲
130.▽45角成
140.▽

 
136手まで、藤井七段(当時)投了となりました。

投了図
投了図
出典:連盟モバイル

技巧2による形勢判断
形勢判断
※ご参考程度にどうぞ
※22歩成~後手優勢へ

C1現状

本日、どうなるかという対局でしたが、杉本七段(現八段)は船江六段に敗戦。

本局で、全員1敗となりました。

順位は、1位:近藤五段 2位:杉本七段(現八段) 3位:船江六段 4位:藤井七段(当時)、上位2名が昇級となるので、最終局まで結果は不明。
C1現状
出典:AbemaTV

藤井聡太七段の順位戦次戦対局相手は、都成竜馬五段です。

藤井聡太七段と近藤誠也五段の対局前後のコメント

 

コメント
  • 藤井聡太七段
  • 『最後、乱れてしまって残念だったと思います。』

    『中盤の辺り、精査してみないとわかりませんが、98歩⇒攻めていった手がまずかったのかなと思います。』

    『最後の1戦に全力をつくそうと思います。』

    『昇級を目指す上では、痛い敗戦になってしまったかなと思います。』

  • 近藤誠也五段
  • 『夕食休憩のところ、難しいなと思っていまして、よく解からないままで指していました。』

    『最後、詰み筋が見えたところで勝ちを意識しました。』

    『昇級争いに残ることができて良かったです。』

藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??

※収録済ですが、夜20:00~銀河戦が放送されます

【2月5日】VS佐藤慎一五段【第27期銀河戦】

※対局は12月12日に終了、収録済

棋戦名
第27期銀河戦
対局放送日
2月5日
対局相手
対局場所
東京将棋会館
持ち時間
各15分
放送開始時間
午後8:00~

 
★中継情報★

  • 携帯アプリ恐らくなし
  • AbemaTVなし
  • ニコ生銀河チャンネルにて20:00~
  • ※銀河チャンネル(¥1,620/月)への入会が必要です

  • 囲碁将棋チャンネルにて午後8:00~放送
  • ※スカパーetcの契約が必要です
    解説:永瀬拓矢七段(現二冠)
    聞手:本田小百合女流三段

  • 囲碁将棋プレミアムにて2/5~配信予定
  • ※ゴールド会員(¥2,000/月)への登録が必要です

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【2月16日】VS行方尚史八段【第12回朝日杯】

棋戦名
第12回朝日杯
対局日
2月16日
対局相手
対局場所
有楽町朝日ホール
持ち時間
各40分
開始時間
午前10:30~

 
朝日杯チケット購入方法はこちら
※勝者は午後~渡辺棋王VS千田六段の勝者と対局になります
★中継情報★

  • 携帯アプリ恐らく10:30~
  • AbemaTV独占放送
  • ※解説:未定
    ※聞手:未定

  • ニコ生なし

となっております.+:。(´ω`*)