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森内俊之九段の略歴※'24年3月17日現在

生年月日:1970年10月10日(51歳)
1987年5月13日(16歳)プロ入り
永世称号:十八世名人(襲位は原則引退後)
竜王戦:2組(1組以上:18期)
順位戦:フリークラス(A級通算22期在籍)
※宣言によるもの('17年3月)
得意戦法:オールラウンドプレイヤー
※強靭な受けが有名
鋼鉄の受け』『鋼鉄流』『鉄板流』と言われていました。

タイトル歴
竜王戦:2期('03年・’13年)
名人戦:8期('02年・'04~'07年・'11~'13年)
棋王戦:1期('05年)
王将戦:1期('03年度)
一般棋戦優勝歴※終了棋戦除く
NHK杯(96年度、01年度、14年度)
JT杯(00年度)
銀河戦(92年度、95年度)
新人王戦(87年度、91年度、93年度)

1982年(11歳)6級

1985年(14歳)初段

1987年5月13日(16歳)四段

1990年度、第49期順位戦でC級1組へ昇級決定

1990年6月2日(11歳)五段

1991年度、第50期順位戦でB級2組へ昇級決定

1992年4月1日(19歳)六段

1993年度、第52期順位戦でB級1組へ昇級決定

1994年4月1日(23歳)七段

1994年度、第53期順位戦でA級へ昇級決定

1995年4月1日(24歳)八段

2002年5月17日(31歳)九段

2016年度、第75期順位戦でB級1組へ降級決定

2017年3月31日 フリークラス宣言

森内俊之九段がフリークラス転出した理由として、平成28年度のA級順位戦で降級となったことを受けて出した結論とのこと。

衝撃的なニュースでしたが、時代を極めた大棋士がフリークラス転出を宣言する例は過去にもあります。
※故・米長邦雄永世棋聖が1998年にA級から陥落したときに宣言

'16年2月プロ雀士の土田浩翔さんとの対談にて・・・

中学生でこの世界に入りまして、もう30年近くになります。
ずっと勝負の中で生きてきましたし、そういう世界が向いていると思っていた時期もあるのですが、最近は、あまり勝負が好きなのではなくて、たまたま勝負をつける世界にいるだけであって、本当は何かを追求していくことが好きだったのだと感じるようになりました。
ほかのゲームも含めて様々な経験を積んできましたが、勝負が自分を育ててくれたことは間違いないので、それが一番の財産だと思っています。
出典:http://mj-news.net

 
B級1組へ降級が決定したのが翌年の2月。

※順位戦は降級点で編入するのとは違い、フリークラスへ転出宣言をしてしまうと二度と順位戦へ復帰することはできません(他のタイトル戦へは挑戦できます)

おすすめ書籍

レーティング比較※'24年3月17日現在

藤井聡太竜王・名人【レーティング(1位:2120】
※'24年3月17日現在 対局数 勝率
通算 436 364 71 1 0.8367
2023年度 55 46 8 1 0.8518

※2022年度勝率は0.8281
※2022年度【最優秀棋士賞】【名局賞】【名局特別賞】受賞、最多勝利賞、勝率1位賞部門で1位獲得

森内俊之九段【レーティング(52位)1653】
対局数 勝率
通算 1557 952 605 0.6114
2022年度 5 0 5 0.0000

※2021年度勝率は0.6666
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。

※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・
  • 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
  • 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う

★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです

平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。

レーティング参考サイトはこちら

最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。

↓チーム藤井から見た、過去対局結果(公式戦とAbemaT)

藤井聡太竜王 森内俊之九段 藤井猛九段
AbemaT
勝率・戦績
0.7446
(35-12)
0.6842
(13-6)
0.5000

(0.5000)

vs折田翔吾四段 0.3333
(1-2)
vs冨田誠也四段 0.0000
(0-2)
vs黒田尭之四段 0.5000
(2-1)

森内俊之九段との過去対戦結果【3勝0敗】

※※横にスクロールできます※※

日付 勝敗 対局時クラス 手番 戦型 手数 棋戦名 棋譜
2020/3/6 F 矢倉 90手 第28期銀河戦 棋譜
2019/4/12 F 矢倉 92手 第69期王将戦一次予選 棋譜
2017/9/3 F 矢倉 94手 第67回NHK杯2回戦第5局 棋譜

 

第28期銀河戦

感想戦にて森内九段、55.▲23銀を指さなければちょっと良かったのかもしれませんけど、ギリギリのところなので調べてみないとわからないですね・・とのことでしたが、この辺り~藤井七段(当時)ペース。

78.▽38歩成で、攻めてくると思っていたようですが手を渡されて、後手玉に迫る手が難しかったとのこと。

第69期王将戦一次予選

終盤までほぼ互角の際どい展開。

最後は飛車を取らせている間に寄せ形を作り、一気に寄せ切りました。

第67回NHK杯2回戦第5局

解説では緩手と言われていた(一見そう見える手)、2度(52手目、62手目)の8八歩で押し切る形となり、94手まで藤井四段(当時)の勝利となりました。

中継情報

携帯アプリは放送終了後、最終局のみ
AbemaTVで19:00~配信開始