14歳ながらに最年少でプロ入りを果たした藤井聡太四段。

将棋界のタイトル獲得や称号がいまいち解りにくい・・・

いったいどうすれば獲得できるのか??

どれほどの道なのか!?

将棋の称号などを詳しく解説しています。

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将棋の称号、タイトルを簡単に説明

現在のタイトル戦は『竜王戦』『名人戦』『王位戦』『王座戦』『棋王戦』『王将戦』『棋聖戦』の7大タイトル。

※2017/5/20~『叡王戦』がタイトルに加わり8大タイトルとなりました

将棋界で『永世〇〇』『名誉〇〇』と呼ばれる人たちは・・・

将棋界のレジェンド

タイトル戦は1年を通して行われていますが、1期獲得するのも至難の業。

棋戦ごとに決められた成績を収めることで獲得することができる称号

なんです。

↓以下の獲得条件を満たした場合のみに与えられる称号。

永世竜王
連続5期もしくは通算7期保持
永世名人
通算5期保持
永世王位
連続5期もしくは通算10期保持
名誉王座
連続5期もしくは通算10期保持
永世棋王
連続5期
永世王将
通算10期保持
永世棋聖
通算5期保持
永世叡王

 
これらの称号は、引退してから与えられる称号

現役棋士は獲得という形になります。

原則として名乗ることができるのは引退後

ちなみに『○○世名人(十四世名人など)』と呼ばれる称号は、その称号を獲得した順番です。

家元制の名人時代から引き継がれる代数が与えられる仕組みとなっています。

  • 各称号獲得者は↓以下のとおり。まとめてみました。

称号
獲得者
永世竜王
渡辺明
永世名人
(故)木村義雄・(故)大山康晴・中原誠・谷川浩司・森内俊之・羽生善治
永世王位
(故)大山康晴・中原誠・羽生善治
名誉王座
中原誠・羽生善治
永世棋王
羽生善治・渡辺明
永世王将
(故)大山康晴・羽生善治
永世棋聖
(故)大山康晴・中原誠・(故)米長邦雄・羽生善治・佐藤康光
永世九段
(故)塚田正夫
永世十段
(故)大山康晴・中原誠

 
十段とは十段戦というタイトル戦のタイトル。
※通算10期獲得が必要でしたが、十段戦は廃止になって現在は竜王戦に変わりました
※十段戦の前身・九段戦もありましたが、現在は廃止(連続3期が必要でした)

その他に羽生善治三冠(現:羽生二冠)は、NHK杯選手権で通算10回優勝。

名誉NHK杯選手権者(名誉NHK杯)の称号も獲得されています。

7大タイトルで保持していないのは永世竜王のみでした。

全タイトルの称号を保持した棋士は歴史上存在しません

永世竜王の称号を得ることができれば全ての永世名誉称号を獲得した初棋士!

となります。

※将棋界の8大タイトルのうち、永世称号の規定がない叡王戦をのぞく7つのタイトルすべてで永世称号を獲得する偉業を2017年12月5日に達成

1995年には7冠。

現在は2016年に棋聖戦、王位戦、王座戦のタイトルで優勝していますので羽生三冠となっています。
※2017年に王位戦、王座戦はタイトル奪取され、竜王タイトル奪取により現二冠(竜王・棋聖)

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羽生善治三冠(現:羽生二冠)と藤井聡太四段のプロデビューまで

 
勝手に比較してみました。

年齢 羽生善治三冠(現:羽生二冠) 藤井聡太四段
3歳
ドイツの積み木、キュボロをおもちゃに遊ぶ
5歳
祖母からNEWスタディ将棋(詰将棋)セットをプレゼントされ、祖父母相手に将棋を始める
7歳
近所に住む同級生から将棋の駒の動かし方を教わる
東海研究会へ入会(アマ初段)
8歳
八王子将棋クラブの
『第1回夏休み小中学生将棋大会』出場
(1勝の後2連敗で失格)
毎週末に同道場に通うようになる
詰将棋解答選手権13位/24
9歳
日本橋東急デパートで行われた『よい子日本一決定戦・小学生低学年の部』で準優勝
(優勝は先崎学氏)
JT将棋日本シリーズ東海大会
(低学年の部)で優勝
10歳
『第1回小田急将棋まつり小学生大会』での初優勝
新進棋士奨励会6級で入会
3級まで昇給
11歳
2級から初段へ
12歳
新進棋士奨励会6級で入会
1級まで昇給
二段
詰将棋解答選手権優勝。
すごい小学生がいると話題に。
13歳
初段から二段へ
三段
14歳
三段
日本将棋連盟奨励会三段リーグ1位
四段プロ入り
15歳

四段プロ入り

 
将棋を始めた年齢などを加味すると、プロ入り(四段)は藤井聡太四段の方が早いですが、ほぼ互角。

ただ、永世称号までの道のりはとても長いですね。

羽生善治三冠(現:羽生二冠)はデビュー当初は圧倒的な終盤力で有名。

それは『羽生マジック』と呼ばれるほど。

その後年齢を重ね序盤・中盤・終盤隙がない棋士としてトップに君臨

1995年には7冠

圧巻です。

将棋界の第一人者として君臨し、驕らず謙虚でいてどこまでも探究心ある姿がまた素晴らしいですよね。

12/5追記
※2017年5月20日より『叡王戦』がタイトル入しましたが、永世称号の規定はないそうです
※将棋界の8大タイトルのうち、永世称号の規定がない叡王戦をのぞく7つのタイトルすべてで永世称号を獲得する偉業を2017年12月5日に達成
※羽生棋聖はこれまで、最多の名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖の6つの永世称号の資格を獲得
竜王奪取により、7期目となり永世竜王の資格を得て、永世称号の制度のある7タイトル全て獲得されました

 
改めて羽生善治三冠(現:羽生二冠)の凄さを実感させられます。

称号を獲得をすることの凄さ、そしてタイトル維持の難しさ。

今回の永世7冠について・・・

『永世七冠』という言葉の重みに羽生先生が積み上げてこられたものの大きさを改めて感じています

コメントされていた藤井四段も2017年将棋界に新たな旋風を起こしました!(*’ω’*)

この功労だけでもとても素晴らしいですが、これからの藤井聡太四段の新たな歴史が刻まれることがとても楽しみです(*’ω’*)

タイトル獲得ももちろん、期待してしまいますが、藤井四段らしい将棋をずっと指し続けられることを祈ります。

2017年は森内俊之九段のフリークラス転身、加藤一二三九段引退、藤井四段デビュー後29連勝ときて羽生善治永世竜王、永世7冠の誕生。

最後は大団円となりましたね.+:。(´ω`*)

羽生善治二冠は藤井四段とのタイトル戦の実現をインタビューで希望されたようです。

ただ、藤井四段は『羽生先生にそう言っていただいてうれしいですけど、舞台に立つには実力が追いついていないです』

と謙虚にコメントされていたようですね.+:。(´ω`*)゜
出典:Yahooニュースより