竜王戦挑決T、7/21に「久保利明九段vs八代弥七段」戦で、127手で八代七段が勝利。
再度、八代七段との対局となりました。
目次
八代弥(やしろわたる)七段の略歴※'23年1月22日現在
生年月日:1994年3月3日(27歳)
2012年4月1日(18歳)プロ入り
竜王戦:2組
順位戦:C級2組
得意戦法:居飛車党(矢倉好き)
2005年9月(11歳) 6級 奨励会入会
2008年2月(13歳) 初段
2010年3月(16歳) 三段
3段リーグは4期目、14勝4敗で2位昇段
※同時プロ入り斎藤慎太郎三段(当時)
2012年4月1日(18歳) 四段
2015年5月12日(21歳)五段
※竜王ランキング戦連続2回昇級
2017年2月11日(22歳)六段
※第10回朝日杯将棋オープン戦優勝
2019年4月23日(25) 七段
※竜王ランキング戦連続昇級
レーティング比較※'21年8月6日現在
藤井聡太竜王【レーティング(1位)2090】 | ||||
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※'23年1月22日現在 | 対局数 | 勝 | 負 | 勝率 |
通算 | 365 | 305 | 60 | 0.8356 |
2022年度 | 48 | 40 | 8 | 0.8333 |
※2021年度勝率は0.8125
※2021年度【最優秀棋士賞】【名局賞】受賞、最多対局数、最多勝利数部門で1位獲得
八代弥七段【レーティング(12位)1774】 | ||||
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対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
2021年度 | 16 | 12 | 4 | 0.7500 |
※2020年度勝率は0.7391
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。
- 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
- 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う
★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです
平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。
レーティング参考サイトはこちら
最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。
藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率
クラス別戦績
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棋戦別戦績
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竜王戦通算30勝4敗(0.8823)
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時間別戦績
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5時間棋戦通算41勝9敗(0.8200)
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八代弥七段との過去対戦結果【3勝0敗】
※※横にスクロールできます※※
日付 | 勝敗 | 対局時クラス | 手番 | 戦型 | 手数 | 棋戦名 |
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2021/8/6 | ○ | C2 | 後 | 矢倉 | 96手 | 第34期竜王戦挑決T |
2021/4/16 | ○ | C2 | 先 | 矢倉 | 107手 | 第34期竜王戦2組R戦 |
2018/07/28 | ○ | C2 | 後 | 角換わり腰掛け銀 | 132手 | 第49期新人王戦 |
2021年8月6日※第34期竜王戦挑決T
96手まで、藤井二冠の完勝。
2021年4月16日※第34期竜王戦2組R戦
八代七段、感想戦で「いつの間にか悪くなっていた」とのこと。
悪手を指したというわけではなく、徐々に藤井二冠ペースとなり、そのまま107手まで八代七段投了。
2021年4月16日※第49期新人王戦
じりじりとした展開で、評価値がどちらかに極端に振れることなく終盤戦となりました。
中盤辺りは若干八代六段(当時)の方が指しやすい展開となり、終盤は八代六段(当時)が一旦優勢になりましたが、107手目の3五歩~流れが藤井七段(当時)へ。
3五歩が指された辺りは、中継コメント欄は『悪手』『逆転』の洪水となり、そこから110手目で藤井七段(当時)が詰めろ逃れの詰めろから攻めのターンへ。
ただ、優勢に入るものの容易ではなく、1手でどうなるかわからない怖い局面が最後まで続きました。
激戦を物語っているかのような、投了後お互いに長い無言時間、132手までで八代六段(当時)投了。
竜王戦の概要及び賞金額
タイトル保持者 | 豊島将之竜王 |
賞金 | 4,320万 |
トーナメント表 | こちら |
番勝負 | 10月~12月 |
※賞金額は今までの概算です
全棋士と女流棋士4名・奨励会員1名・アマチュア5名
- 1組から6組に分けてトーナメント戦を行う
- 各組の上位者の計11名で挑戦者決定トーナメントを行い、挑戦者を決めます⇒今ココ
※1組5名、2組2名、3組~6組各1名
1組から降級⇒渡辺名人、屋敷九段、広瀬八段、橋本八段(休場)で3名
2組残留⇒森内九段、深浦九段、郷田九段、藤井九段、松尾八段、阿久津八段、小林(裕)七段、八代七段の8名
3組からの昇級⇒藤井二冠、杉本八段、菅井八段、千田七段の4名
第34期竜王戦現在
竜王戦現状&過去結果
※色無=勝:青=敗戦:緑=次戦:ピンク=開始前
棋戦 | 1局 | 2局 | 3局 | 4局 | 5局 | 6局 | 7局 |
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第34期竜王戦 挑決T |
山崎八段 | 八代七段 | - | - | |||
第34期竜王戦 | 阿久津八段 | 広瀬八段 | 松尾八段 | 八代七段 | |||
第33期竜王戦 挑決T |
丸山九段 | - | - | - | |||
第33期竜王戦 | 畠山鎮八段 | 高橋九段 | 千田七段 | 杉本八段 | |||
第32期竜王戦 挑決T |
近藤六段 | 久保九段 | 豊島二冠 | - | |||
第32期竜王戦 | 村田智六段 | 畠山八段 | 中田八段 | 高見叡王 | 菅井七段 | ||
第31期竜王戦 挑決T |
都成五段 | 増田六段 | - | - | |||
第31期竜王戦 | 中田功七段 | 阿部隆八段 | 阿部光六段 | 船江六段 | 石田五段 | ||
第30期竜王戦 挑決T |
増田四段 | 佐々木五段 | - | - | |||
第30期竜王戦 | 加藤九段 | 浦野八段 | 所司七段 | 星野四段 | 金井六段 | 近藤五段 |
藤井聡太二冠vs八代弥七段の対局中継情報
携帯アプリは10:00~
AbemaTVにて9:30~