持ち時間は、藤井王位10分、里見女流王位60分。
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里見香奈女流王位の略歴

生年月日:1992年3月2日(31歳)
2004年10月1日(12歳)プロ入り
得意戦法:振り飛車党(ゴキゲン中飛車や石田流を得意とする)
※鋭い攻めに定評があることから、『出雲のイナズマ』とも呼ばれる

※※表は横にスクロールできます(スマホ)※※

里見女流四冠獲得タイトル 獲得期 年度
白玲 1期 2022
清麗 4期 2019-2023
女王 1期 2013
女流王座 7期 2013.2016-2018.2021-2023
女流名人 12期 2009-2020
女流王位 9期 2012.2015-2017.2019-2023
女流王将 8期 2010-2012.2015-2018.2021
倉敷藤花 14期 2008-2012.2015-2023

 
女流棋戦において永世称号に相当するのは『クイーン称号

現在「クイーン王座」「クイーン名人」「クイーン王位」「クイーン王将」「クイーン倉敷藤花」を獲得中
永世女王は連続5期または通算7期で現在該当者なし

2003年10月(11歳) 女流育成会入会

2004年10月 1日(12歳) 女流2級 ※女流プロ入り

2006年 4月 1日(14歳) 女流1級
※女流名人位戦B級入り・女流王将戦本戦入り

2007年 2月22日(14歳) 女流初段
※レディースオープン・トーナメント準優勝

2008年 9月29日(16歳) 女流二段
※第16期倉敷藤花挑戦

2009年 4月 1日(17歳) 女流三段
※第16期倉敷藤花獲得

2010年 2月10日(17歳) 女流四段
※タイトル3期獲得

2011年10月18日(19歳) 女流五段
※タイトル7期

2020年 4月 1日(28歳) 女流六段
※類稀なる成績

※女流六段以上は、抜群の成績と実績を理事会で審議の上決定することがあるとのこと


奨励会歴
※女流棋士の受験は可能、合格した場合(奨励会在籍中)は女流棋士は休会扱い
※女性初の奨励会員

2011年 5月21日(19歳) 1級入会

2012年 1月 7日(19歳) 初段

2013年 7月29日(21歳) 二段

2013年12月23日(21歳) 三段

第58期~62期まで三段リーグへ参戦
※藤井聡太七段は59期在籍

第58期:5勝3敗/第59期:7勝11敗/第60期:8勝11敗/第61期:7勝11敗/第62期:7勝11敗

2018年3月4日(26歳) 退会
※26歳の年齢制限を迎えたこと&負け越しの為(7勝11敗)

実現すると、女性初のプロ棋士でしたが、上記理由で退会

2022年に、プロ棋士編入試験を受験。

【プロ編入試験参加資格】
現在のプロ公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者
四段以上の正会員の推薦のある者

受験料:50万円(税別)

受験内容:棋士との5番勝負
※試験官は新四段5名を棋士番号順に選出
※3勝が必要
出典:将棋連盟

○徳田拳士四段 VS ●里見香奈女流五冠
○岡部怜央四段 VS ●里見香奈女流五冠
○狩山幹生四段 VS ●里見香奈女流五冠

おすすめ書籍

レーティング比較※'24年4月7日現在

藤井聡太竜王・名人【レーティング(1位:2126】
※'24年4月11日現在 対局数 勝率
通算 438 366 71 1 0.8375
2024年度 2 2 0 0 1.0000

※2023年度勝率は0.8518
※2022年度【最優秀棋士賞】【名局賞】【名局特別賞】受賞、最多勝利賞、勝率1位賞部門で1位獲得

里見香奈女流王位【レーティング(1位)2021】
対局数 勝率
通算 532 396 136 0.7443
2023年度 40 29 11 0.7250

※2022年度勝率は0.6808
※里見女流王位の順位は女流棋士順位
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。

※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・

  • 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
  • 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う

★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです

平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。

レーティング参考サイトはこちら

最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。

里見香奈女流王位との対戦結果【過去対局】4勝1敗

※※横にスクロールできます※※

日付 勝敗 手番 戦型 手数 棋戦名
2023/11/15 先手中飛車 107手 第64期王位戦記念対局
2023/2/14 ゴキゲン中飛車 92手 第63期王位戦記念対局
2021/10/1 先手中飛車 106手 第62期王位戦記念対局
2020/11/16 先手中飛車 82手 第61期王位戦記念対局
2018/8/24 ゴキゲン中飛車 82手 第90期棋聖戦一次予選

 

2023/11/15※第64期王位戦記念対局

戦型は里見女流王位の得意な中飛車、藤井王位が角で先に攻撃を仕掛けますが、その角を追い返したところで里見女流王位が反撃に転じ、最後は中央から押し切り107手まで、藤井王位投了。

2023/2/14※第63期王位戦記念対局

戦型は、中飛車対居飛車急戦。里見女流王位が序盤~積極的に動くも、形勢は藤井曲線へ、92手まで、里見女流王位投了。

2021/10/1※第62期王位戦記念対局

藤井王位が終盤まで隙を見せず、形勢は藤井曲線へ、106手まで、里見女流王位投了。

2020/11/16※第61期王位戦記念対局

藤井二冠の完勝。


藤井 里見 形勢 記念対局
※AIによる評価値は、とても人間には見えない着手も含む数字であることをご理解の上、ご参考程度にどうぞ

2018/8/24※第90期棋聖戦一次予選

本局、序盤から里見四冠が得意戦法で上手に攻め、中盤辺りまでほぼ互角ながらも、藤井七段(当時)若干指しにくい状態。

持ち時間も大差でしたが、緩手?の53.▲4五歩を藤井七段(当時)が上手に咎め、流れは後手へ。銀2枚と角、歩の交換から、その1歩で一気に優勢へ、82手まで藤井七段(当時)勝利。

藤井聡太王位VS里見香奈女流王位の中継情報

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