第61期王位戦第1局、1日目「藤井聡太七段vs木村一基王位」の対局模様をまとめています。
 
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目次

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藤井聡太七段VS木村一基、対局結果

先手番:藤井聡太七段

後手番:木村一基

戦 型:角換わり腰掛け銀
先(26勝3敗-勝率:0.8965)
2019/7/23の竜王戦豊島戦以来負けなし、13連勝中

藤井聡太七段の戦型データを確認する

~20手目

 
20手目棋譜
20手目
残:藤井七段(当時)⇒7:39 木村王位⇒7:43

~40手目

21.▲68玉
22.▽63銀
23.▲96歩
24.▽94歩
25.▲46歩
26.▽42玉
27.▲37桂
28.▽74歩
29.▲47銀
30.▽73桂
31.▲48金
32.▽81飛
33.▲29飛
34.▽62金
35.▲56銀
36.▽54銀
37.▲66歩
38.▽44歩
39.▲45歩
40.▽同歩

 
40手目棋譜
40手目
残:藤井七段(当時)⇒7:24 木村王位⇒7:04

38.▽44歩、藤井七段(当時)の攻めを誘います。

~60手目

41.▲同銀
42.▽52玉
43.▲24歩
44.▽同歩
45.▲54銀
46.▽同歩
47.▲45桂
48.▽44銀
49.▲75歩
50.▽45銀
51.▲74歩
52.▽92角打
53.▲73歩成
54.▽29角成
55.▲62と
56.▽43玉
57.▲44歩打
58.▽同玉
59.▲52と
60.▽39馬

 
42.▽52玉で昼休へ、藤井七段(当時)が1時間を超える長考となっています。

昼前棋譜※42.▽52玉
昼前棋譜

形勢は42.▽52玉で先手有利、AbemaAI先手55%、後手45%。

候補手は、75歩、24歩などが検討されています、再開は13時30分。

昼食、木村王位「三河鮮魚の海鮮丼+冷たいウーロン茶」、藤井七段(当時)「三河鮮魚の海鮮丼+冷たい緑茶」

遠山六段「24歩か75歩、75歩と行く方が自然ですかね、ま、同歩と取ってきたら、ここで24歩とか・・どっちでも大差ないんですけど、24歩の方が手抜き辛いんです。これと金になっちゃうんで取りますよね、同銀もあるかもしれませんが、73の桂馬がもうすぐ取られそうなんですよ、桂馬取ると44に打てるんです。王手金取りなんです。ここら辺までは実践例とかがあって自然な進行なんですけど、藤井さんがどう指すかで、恐らく考えているんじゃないかなと思います。」

「歩はどっかで打つんですけど、45の銀を取ってから打つのかが悩ましい、41に飛車が来ちゃうと取れなくなっちゃうんで。その辺をどうするかという塩梅が悩ましいです。銀を先に取って75打つ方が先手が少し良いというのを、わたしの研究ではしていたんですけども、まぁ木村王位も色々な研究の元指されているでしょうし、どう進むか注目です。」

50.▽45銀まで、木村王位が約1時間の考慮で、形勢はAbemaAI先手59%、後手41%へ。。その後木村王位が勝負手?角を放たれたんですが、AbemaAIは先手69%、後手31%となってます。

52手目棋譜
52手目
残:藤井七段(当時)⇒5:39 木村王位⇒5:29

封じ手まで約1時間半、藤井聡太七段が指すか、このまま封じるのか・・

遠山六段「74の歩が動けば、29の飛車を取りますよという手なんですが、すごい極端な例で飛車をひとつずらすと(28へ)、74角で74の歩を取られてしまって、実はちょっと前に桂馬を損したんですね、先手が。桂馬を損したのに、こうされてしまうと代償がない感じになってしまうので、これじゃつまらない。」

「何か工夫をするか、何の工夫もせずに桂馬を取ってしまうか、選択なんです。わたしの推奨は何の工夫もなく桂馬を取る手なんですけどね。73歩成⇒同金と取ると、しかしこれは先ほどの話で出たように、駒の損得が、桂馬取ったんで、五分になったんですね、こうなって例えば飛車を24に逃げておくと、後手の受けも色々あるんですが、あの92角が、何のために打ったの?っていう・・話なんですね・・」

「あの角で飛車を取ろうとしてたのに、桂馬取った上に飛車まで逃げられたら、後手としては角打ちが全く意味がないんですね。これは後手が絶対に指さない順です。」

「角を打った以上は、ふざけんなと絶対取るんです、29飛車を。すると先手も、おぉ、そういうならと、金を取るわけですよ(62と)、いきなり終盤戦。」

「玉でと金を取るのかと思って、さっき将棋AIを見せてもらったら、と金を取るのは後手がまずいから、逃げるしかないって言うんですよ(43玉)、ただ、仮にそれが正解だとしても、と金が取れないようでは後手が悪いです、不利です。実践的には取ると思います、そうなったときに先手に良い攻めがあるかどうか?という勝負です。」

「そこで良い手があれば、勝勢までもっていけると思うので、全部時間投入してそこまで考えて封じ手というのも策としてはあると思います。」

藤井七段(当時)約1時間半の長考で、53.▲73歩成とされました。

封じ手

 
封じ手棋譜※53.▲73歩成
53手目
残:藤井七段(当時)⇒4:03 木村王位⇒5:29

形勢図
封じ手までの形勢
※ご参考程度にどうぞ

9:00、封じ手開封、木村王位54.▽29角成。

そして玉を逃げる展開へ56.▽43玉、AbemaAIは先手65%、後手35%。

59.▲52とまで、ソフト推奨は47歩打ですが、それ以外だと先手ペース。

※ただ、57.▲44歩打~52とまでの構成を、局後反省しておられました⇒ソフト推奨は46歩打

広瀬八段「後手の攻め最善手は47歩打、これに対して金を逃げる手は先手の方からすればあまり、考えたくはない、見るからに後手玉が危ない、まぁ、一見広いようなんですけど、やっぱり角を王手して(53角打)⇒33玉⇒44桂打としてもう詰めろがかかるので、この順は両対局者確実に読んでいると思いますし、この局面をどれくらい正確に読めているかも見どころです。というのも、44桂がとても厳しい手なので、ほとんどの応手は後手が一気に負けになってしまうような手がほとんどなんですけど、我々の検討だと、唯一43金と上がったときに、先手が後手玉を本当に寄せ切れるのか?というところがひとつ、まぁありますね。」

阿久津八段「攻めるなら47歩打なんですが、言い方は悪いですけど、投げやりな手にも見えますよね。寄せられたらもう負けですよとう状態なんで、角から桂からそういった攻め筋もあるんで、なかなかえい!!と言って打ちづらい手でもありますよね。簡単に指せない局面を迎えているんだと思いますね。馬で行った方が良いのか、歩で行った方が良いのか・・と金の攻め合いを受けるのは厳しいですからね。」

47歩打とされたとして、それでも先手1手勝ちを読まれているのか・・・?昼休へ。

昼休前棋譜※59.▲52と
59手目
残:藤井七段(当時)⇒3:09 木村王位⇒3:06

形勢差は若干縮まり、AbemaAI先手55%、後手45%ほどへ。

お昼は、木村王位「新城源氏和牛カレーセット(ご飯少なめ)」、藤井七段(当時)「冷やしきしめん御前(キノコなし)、冷たいウーロン茶」。

60手目棋譜
60手目
残:藤井七段(当時)⇒3:09 木村王位⇒1:58

AbemaAIは先手69%、後手31%。

~80手目

61.▲53銀打
62.▽33玉
63.▲44桂打
64.▽22金
65.▲32金打
66.▽同金
67.▲同桂成
68.▽同玉
69.▲42と
70.▽22玉
71.▲23歩打
72.▽13玉
73.▲32と
74.▽31金打
75.▲22角打
76.▽同金
77.▲同歩成
78.▽31桂
79.▲15歩
80.▽同歩

 
ソフト推奨は49金でしたが、藤井七段(当時)61.▲53銀打。。角でもなく銀とされました。

69.▲42とまで、指し手が急にパタパタと進みAbemaAIは先手66%、後手34%。

阿久津八段「39馬が48に来ちゃうと攻守が変わっちゃうんで、これが来る前に詰めろの連続で寄せ切れるかどうか?という勝負になりました。そんなにすっきり寄っているか心配ではあるんですが、藤井さんの指し手の早さを観ていると・・・ある程度見通しが立ったのでこの順に踏み込んだんだとは思いますよね・・」

78.▽31桂まで、AbemaAIは先手79%、後手21%なんですが・・・紛れる順が出てきた模様。。。31桂が読み抜けか、藤井七段(当時)の読み筋になかった様子で、長考へ。

ひとまず79.▲15歩、32金の鬼手は回避(ちなみに他候補手「11と」もあり、それ以外だと厄介だった模様、15歩最善)、時間をたくさん余していたので、腰を据えて1時間長考されました。

80手目棋譜
80手目
残:藤井七段(当時)⇒1:02 木村王位⇒1:01

~100手目

81.▲26金打
82.▽23桂打
83.▲15香
84.▽14歩打
85.▲11と
86.▽15歩
87.▲12と
88.▽14玉
89.▲21と左
90.▽25歩
91.▲13と
92.▽24玉
93.▲37桂打
94.▽48馬
95.▲25金
96.▽
97.▲
98.▽
99.▲
100.▽

 
14銀や56桂をソフトは推奨してましたが・・82.▽23桂打まで、AbemaAI先手96%、後手4%。。

阿久津八段「53銀~寄せは、なかなか踏み込めない棋士も多いんじゃないですかね、あの局面は49金打できる手もあったんですけど、ギリギリ行けるという判断が他の棋士よりも秀でているということですね。」

95手まで、木村王位投了。

投了図
投了図

形勢図
形勢
※ご参考程度にどうぞ、AbemaAIでは後手に触れた時間はなかったです、あっても55-45ほど。

広瀬八段「39馬の手に反応してからの、藤井さんの寄せがあまりにも見事で、もちろん配置が良かったというものあるかもしれないんですけど、この勝ち方はほんとにもう・・何と言いますか・・今の充実度を現したかのような快勝と言ってもいいんじゃないでしょうかね、木村王位としては「らしさ」を出せそうで出せなくて、不完全燃焼なところもあったと思うんですけど、2局目以降は手番も決まっているので、何とか策を練って指していくんじゃないですかね。」

◆王位戦七番勝負第2局 7/13.14(月・火)北海道札幌市「ホテルエミシア札幌」

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藤井聡太七段と木村一基王位の対局前後のコメント

 

局前インタビュー
  • 藤井聡太七段
  • 『(今回挑戦者となって)4年前の王位戦第1局の控室に伺って、そのときは羽生王位と木村挑戦者というシリーズだったんですけど、やはりそのトップの力というのを間近で感じることができて、とても勉強になったなという風に思っています。今回対局者という形でその舞台に臨めるというのは非常に、嬉しいことだなという風に感じています。』

    『(2日制)検分も初めてでしたし、今回オンライン前夜祭ですけど、初めてなので、初めてのこと尽くしで緊張しているんですけど、封じ手についてもさきほど谷川先生の方から教えて頂いたので、明日・明後日と盤上に集中して良い将棋が指せればと思っています。』

    『(地元対局)そうですね、王位戦ですと第1局が愛知県での対局になりますので、地元でタイトル戦の対局を指せるというのは嬉しい思いです。』

    『(豊橋での思い出)豊橋は昔こども大会で訪れたことがありまして、多分そのとき以来かなと思いますが、今回タイトル戦で再び訪れることができて良かったなと思います。』

    『(揮毫:信)そうですね、王位戦はまぁ、2日制七番勝負ということで、非常に長い戦いになるかと思いますけど、最後まで自分を信じて戦えればという風に思っています。』

    『(意気込み)2日制の対局というのは初めてのことになりますけど、長い持ち時間を有効に活用して、1手1手最善を追及して、集中力を切らさないように、良い将棋を指したいなと思っています。』

    『王位戦オンライン前夜祭をご覧いただきまして、ありがとうございます。明日・明後日と2日間対局になりますけど、最後まで全力を尽くしますので、ご観戦いただれば幸いです。』

    『(木村王位)受けに非常に力を発揮されるという印象ですけど、なんというか、受けと攻めどちらにおいても積極的な力強い指し回しに特徴があるのかなと思っています。』

    『(年齢差)今回、自分が木村王位に挑戦するということで、挑戦者として全力でぶつかっていくだけなのかなという風に思っています。』

    『(4年前王位戦を観戦したときの自分を駒で例えたらどれくらい強くなっている?・・・?)(笑)当時、まだ奨励会の三段でしたけど、それからやはり、プロになって、トップ棋士の方々と対戦することができましたし・・・そうですね・・・当時からすると角1枚くらいは強くなっているのかな・・と思います。』

    『(好調の要因は)4月~6月対局が開いたことで、今までの自分の将棋を見つめなおすことができたのかなと思っています、また、6月以降も対局は多いですけど、その中で、1局1局良い状態で臨めているのかなという感触はあります。』

  • 木村一基王位
  • 『まぁ、藤井さんを迎えるにあたって、かなり目立つ王位戦になりました。わたしの希望としましては、ちょっとひっそり、やりたかったところもあるんですけど、まぁどんな環境であろうとも、一生懸命自分の持っているものを出して、一生懸命戦いたいと思います。』

    『(揮毫:気)まさにこのシリーズは自分の気の持ちようというのが、かなり大きいのかなという気がしますので、どんなことがあっても自分の気持ちをしっかり持って、頑張りたいという思いを込めて書きました。』

    『最近、将棋はタイトル戦が目立つようになりまして、動画で配信されたりすることも多くなりました。最近は感想もはっきり言う棋士が増えたように思います。途中経過もそうですし、2日間にわたって行われるわけですけど、終わった後もきちんと正直に感想も言いたいと思いますので、是非中日新聞をご覧いただきますよう、よろしくお願い致します。』

    『(藤井七段(当時))ひと月の過密日程の中での将棋の内容が素晴らしくて、評価を更に上げたという風に思いますね。充実ぶりも伺えますね。』

    『挑戦しそうな方のは普段から対策やってますんで、対策もそれなりには立てていました。まぁ具体的に藤井さんに決まって、僅かですけれども、一応はそれなりものもを準備して臨めるようにと心がけていましたので、去年と同じような感じですかね。』

    『(体調)まずまずの状態かなと思っています、まぁ維持できるかというところが難しいですが、不安感を持ってばかりでも仕方がないので、悪くないという状態だと思っています。』

    『(意気込み)1回勝つかどうかで流れというものは全然違ってくるんで、早く1勝をあげてこういう感じだというものを掴みたいですね。』

    『(年齢差)色々考えたんですけど、縮める手段というのが無いんですよね、まぁ自分が持っているものをどれだけ出せるかというのが、自分にとっては勝ちに結びつくのかなと思っていますので、年齢差は17ですけど、将棋の棋士はそういう風には思いませんので、17歳の少年というような捉え方していないので、気には、あまりしていないです。』

 

局後インタビュー
  • 藤井聡太七段
  • 『先手なら角換わりをやってみようかなと思っていました。』

    『(38.▽44歩~42.▽52玉という対策)52玉とされてあまり面識のない局面になってしまって、どう指すか難しいのかなと思っていました。』

    『(52.▽92角打辺り)49.▲75歩と突いた手がどの程度が解からなかったので、本譜の展開はしょうがないのかなと思っていました。』

    『(61.▲53銀打~ある程度終盤までみていた?)直前に44歩~52と、としたんですけど、その手が少し、まずかったかもしれないので、本譜は際どいのかなと思っていました。』

    『(73.▲32と、と入ったときに木村王位31金~かなり受けの形を連発されてそのあたりは?)31桂と打たれた局面で何か、良い手があったのか、考えてみると難しいので長考になりました。』

    『(79.▲15歩の局面で先まで読まれていた?)ただ、応手が多いので、ちょっと解からなかったです。56桂のところで(実践は23桂打)どういう対応か手が広いと思っていたので・・はい。』

    『(2日制)2日制の対局は初めてで、充実感もあったんですけど、次回からは体力面、気を付けたいと思います。』

    『良いスタートが切れたかなと思うので、第2局も何とかしっかり指したいと思います。』

    ★記者会見※失礼な質問は省きました^^★

    『1日目から激しい展開になって、途中攻め方を間違えてしまったところもあると思うんですけど、まぁ・・最後は押し切れたのかな・・という気がします。』

    『(31桂の辺り)際どい局面なので、ちょっとそうですね、どうか解からなかったです。』

    『(木村王位について)途中から木村王位の玉が薄い局面が、続いたかなと思うんですけど、まぁ、何というか、その中でも際どく凌ぐような手を多く指されたかなと思います。』

    『(昨晩)普段通り寝ることはできたんですが、ただやっぱり2日制だと・・2日続けて対局があるわけなので・・・体力的なところも気を付けなければならないのかな・・と思いました。普段公式戦の対局が2日続けてある・・ということが無いので、そういう意味では普段以上に体力・集中力が要求されるという気はします・・2日目の午後~かなり、普段の対局以上に疲労を感じるところがあったので・・』

    『(封じ手など)多くの関係者の方に素晴らしい環境を用意していただいて、その中で対局できるというのは非常に嬉しいことだなという風に感じました。』

    『王位戦の対局は各地を転戦することになりますけど、現地で観ていただく方にしっかり良い将棋をお見せできるように頑張りたいなと思います。』

    『(形勢について)1日目は思っていた以上に激しい展開になって、こちらが攻め込めるかどうか際どいのかな・・という風に思っていました。2日目は・・そうですね・・途中ちょっと間違えてしまって、攻めが細くなってしまったところもあったのかな・・という気がします。』

    『(逆転の可能性)途中から、こちらが寄せられなければ負けてしまうような展開になってしまったので、失敗してしまったかなと思っていました。』

    『(封じ手やってみたかった?)そうですね・・ただ、封じ手は全く経験がないので、まぁ・・できれば木村王位の封じ手の仕方を見て勉強したいなと思っていました。』

    『(和装)今回のは棋聖戦の挑戦が決まってから仕立てていただいたものです。』

    『(ファンに向けて)愛知県でタイトル戦が指せるというのは、自分自身嬉しかったですし、ファンの方に観て頂いている中で勝つことができたのは良かったかなと思います。第2局以降もファンの方に喜んでいただけるような将棋が指せればと言う風に思っています。』

    『(60.▽39馬の辺り)直前の44歩~52とが急所を外してしまったかなと思っていたので、改めてどう攻めるかというのを考えていました。』

    『(8時間対局)初めてでしたけど、良い経験になったのかなという風に思います。普段の対局以上に、何というか、深く読むことはできたかなと思う一方で、形勢判断とのバランスを少し欠いてしまったようなところもあるので、そのあたりの反省を次局に活かしたいなという風に思っています。』

    『(手ごたえは?)棋聖戦、王位戦、まだ前半なので、結果については意識することなく、これまでの対局の反省を次に活かして指せればと思います。』

  • 木村一基王位
  • 『(44歩~52玉という対策)藤井さんが角換わり得意にされているので、やってみようかなとは、ちょっと思っていました。振り駒で先後がまだ分かりませんでしたけど、シリーズ中に1回は・・という風に思っていました。』

    『ちょっと詳しく調べてみないと解からないんですけど、どこかで対応はっきり間違えた感じがしますね。封じ手のところは苦しい上、変化のしようがないので、まぁなんか一方的な感じになっちゃったかなというところですねぇ・・』

    『(92角辺り)ちょっと苦しいと思ってました。対応のまずさが出たと、思います。』

    『(60.▽39馬と金取りに・・)まぁ間違えたら・・というプレッシャーをかけた手なんですけど、やっぱりどうやってもぴったり寄ってるような感じが・・しますすねぇ・・結構がんばったつもりではいたんですけど、まぁ最後もぴったりしてますし、結果的にですけども、鋭い寄せだったんじゃないかと、思いましたけどねぇ・・』

    『(74.▽31金打~)しかし、これじゃぁというところもあって、まぁ常にうまい手を指されたら、ちょっと苦しいかなという、展開でしたかねぇ・・』

    『まぁ、去年と違ってすぐ、対局になりますので、早く気を取り直して、準備を進めて頑張りたいと思います。』

【7月6日】VS橋本崇載八段【第79期B2順位戦】

対局相手
クラス別戦績
過去対局
2勝0敗※非公式
持ち時間
各6時間
時間別戦績
6時間棋戦通算30勝1敗(0.0.9677)
対局場所
東京将棋会館
開始時間
10:00~
リーグ表

過去対局

※※横にスクロールできます※※

日付 勝敗 対局時クラス 手番 戦型 手数 棋戦名 棋譜
2018/6/17 B1 その他力戦 63手 第1回AbemaT2局目 棋譜
2018/6/17 B1 三間飛車 94手 第1回AbemaT1局目 棋譜

 

中継情報

携帯アプリは10:00~
AbemaTV9:30~
※解説者:深浦康市九段、大平武洋六段、門倉啓太五段
※聞き手:本田小百合女流三段、塚田恵梨花女流初段
 
となっております.+:。(´ω`*)