藤井聡太六段VS佐々木大地四段【次世代将棋名人戦】(2018/5/5)速報！結果将棋藤井聡太今日結果

20手目棋譜出典：連盟モバイル

藤井六段の先手で角換わり風の出だしから、佐々木四段が藤井六段に飛車先交換を許す最新形へ。

29手目で藤井六段は持ち時間を使い切り、秒将棋へ、30手目で佐々木四段は持ち時間を使い切り、秒将棋へ。
※考慮時間は10分(回)あります

局面は藤井六段の猛攻に、佐々木四段の受けの展開へ。
31手目棋譜
出典：連盟モバイル

40手目棋譜

出典：連盟モバイル

佐々木四段がしぶとく受けている展開で、若干藤井六段持ちの局面？

佐々木四段の8九角を佐藤名人はひとつの岐路になりそうだと。
44手目棋譜
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中田七段も同様に、もしこの対局に勝利することができれば、これが好手ということになるでしょうと。

豊川七段も藤井六段、少し考えるかもしれませんと。
※藤井六段は考慮時間を続けて使用

そのまま桂馬を跳ねても大丈夫でしたが、一旦自陣に手を入れます(これが好手)
51手目棋譜
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※その方が勝ち易いと判断

佐々木四段の8九角も好手でしたが、丁寧に対応され、結果それを上回る1手となりました(7九歩)。

藤井六段から厳しい角打ちの5二角。
59手目棋譜
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60手目棋譜

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79手まで。

佐々木四段投了となりました。

投了図

出典：連盟モバイル

技巧2による形勢判断

※ご参考程度にどうぞ

藤井聡太六段と佐々木大地四段の対局前後のコメント

藤井六段

『(佐々木四段の将棋は)非常に腰の重い将棋で、過去2戦とも苦戦を強いられているので、全力を出して良い将棋にしたいです。』

『積極的に動き、思い切って攻め込んだのがよかったです。』

佐々木四段

『(藤井六段の将棋は)非常に完成度が高く、洗練された将棋だと思っています。地元対局なので、頑張ります。』

『序盤戦～自玉が危なくなり、(藤井六段の)力をためる手が多くて、最後の寄席も素晴らしく、藤井六段の素晴らしい将棋だったと思います。』

解説の中田七段が、新四段誕生のときに注目した棋士が数名おられたようで、木村一基九段、斎藤慎太郎七段etcがそうなのだそうですが、その注目棋士の中に佐々木大地四段がいるとのことでした。

接近戦に相当強く、いつもダラっと棋譜を見ているけれど(;^ω^)、起き上がるような将棋をしてくれると言われておりました。

本局は、序盤戦～藤井六段ペースで進み、藤井六段の桂馬が躍動し完勝という形となりました。

藤井聡太六段、佐々木大地四段、お疲れ様でした。