藤井五段の対戦相手は牧野光則五段。
持ち時間各4時間となっております。
結果は102手まで。
藤井聡太五段勝利です。
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藤井聡太五段VS牧野光則五段、対局結果と棋譜
先手番：牧野光則五段後手番：藤井聡太五段戦 型：矢倉
1手～20手目棋譜
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1.▲7六歩
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11.▲2六歩
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2.▽8四歩
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12.▽3二銀
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3.▲6八銀
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13.▲2五歩
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4.▽3四歩
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14.▽4二玉
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5.▲6六歩
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15.▲7八金
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6.▽6二銀
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16.▽6三銀
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7.▲5六歩
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17.▲5八金
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8.▽8五歩
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18.▽3一玉
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9.▲7七銀
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19.▲7九角
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10.▽6四歩
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20.▽7四歩
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20手目棋譜
出典：連盟モバイル
牧野五段は矢倉、藤井五段は左美濃で急戦志向が予想されます。
指し手を見ていると、藤井五段は予想範囲内という感じでしょうか。
ここまでで、消費時間1分です。
対する牧野五段は長考がシバシバ見られ、消費時間約40分。
21手～40手目棋譜
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21.▲2四同歩
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31.▲5五歩
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22.▽2四同歩
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32.▽5四歩
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23.▲2四同角
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33.▲5六金
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24.▽2三歩
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34.▽4四歩
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25.▲4六角
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35.▲5四歩
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26.▽7三桂
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36.▽5一飛
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27.▲4八銀
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37.▲2四歩
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28.▽6二金
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38.▽2四同歩
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29.▲6七金右
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39.▲2四同角
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30.▽8一飛
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40.▽5五飛
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牧野五段、玉を寄らずに31.▲5五歩で、後手の角筋を遮断。
31手目棋譜
出典：連盟モバイル
研究範囲外だったのか、藤井五段、約40分長考後に32.▽5四歩。
同歩が予想されるところを、牧野五段は33.▲5六金。
それからお互いに数十分の考慮時間が目立ちます。
形勢はほぼ互角です。
藤井五段は約40分の考慮で、解説の増田五段も推奨していた▽5一飛。
※増田五段は、この長考に対して、これ以外の手で何か他に気になる所でもあるんでしょうか・・・
40手目棋譜
出典：連盟モバイル
41手～60手目棋譜
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41.▲5五歩
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51.▲3七角
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42.▽5二飛
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52.▽6六歩
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43.▲4六角
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53.▲5七銀
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44.▽2三歩
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54.▽4五歩
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45.▲6九玉
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55.▲5六歩
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46.▽5四歩
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56.▽8六歩
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47.▲3六歩
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57.▲6六銀右
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48.▽5五歩
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58.▽6五歩
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49.▲5五同金
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59.▲5七銀
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50.▽6五歩
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60.▽7五歩
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60手目棋譜
出典：連盟モバイル
牧野五段、ようやく45.▲6九玉と玉囲いへ・・
54.▽4五歩の時点で若干、藤井五段持ち？という感じと思われます。
55.▲5六歩の時点で、藤井五段残り時間1時間、牧野五段1時間15分。
藤井五段としては、今後攻めを続けることができるかどうか？
約50分の長考で56.▽8六歩、形勢が傾く重要な局面です。
61手～80手目棋譜
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61.▲7五同歩
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71.▲5六同銀
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62.▽8七歩成
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72.▽5七金
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63.▲8七同金
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73.▲6五銀
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64.▽8五桂
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74.▽4七金
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65.▲8八銀
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75.▲2六角
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66.▽5四銀
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76.▽5五角
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67.▲7八玉
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77.▲1八飛
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68.▽5五銀
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78.▽1九角成
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69.▲5五同歩
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79.▲1九同飛
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70.▽5六歩
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80.▽5八飛成
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80手目棋譜
出典：連盟モバイル
只今中盤戦です。
受けの勝負手として、牧野五段65.▲8八銀と頑張ります。
この辺り～藤井五段の鮮やかな攻めに繋がっていきます。
藤井五段、76.▽5五角と角を捌いて飛車を取り、78.▽1九角成と角を切って一気に決めにいきました。
※解説の北浜八段と増田五段もこの急展開は予想していませんでした・・・と
先手陣に立て直す機会を与えないように一気に攻めます。
藤井五段優勢です。
81手～100手目棋譜
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81.▲6八歩
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91.▲6六歩
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82.▽6七歩
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92.▽6六同龍
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83.▲7六金
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93.▲8四歩
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84.▽8六歩
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94.▽7六銀
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85.▲8六同金
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95.▲6二角成
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86.▽6八歩成
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96.▽9四香
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87.▲8七玉
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97.▲9五銀
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88.▽6七龍
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98.▽9五同香
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89.▲9六玉
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99.▲9五同金
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90.▽6五龍
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100.▽6二龍
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100手目棋譜
出典：連盟モバイル
後手優勢な局面で、牧野五段も粘りますが、指し手が難しくなり受けも難しくなっていきます。
後手陣も悪手は許されない局面。
101.4四角
102.6七龍
102手まで。
投了図
出典：連盟モバイル
牧野五段投了となりました。
本局は、中盤戦～長い対局になると思いましたが、最後は74.▽4七金～藤井五段、鮮やかに寄せ完勝となりました。
技巧2の形勢グラフ
※ご参考程度にどうぞ(76.▽5五角～優勢です)
棋王戦予選、次戦は北浜八段VS古森四段の勝者との対局となります。
藤井聡太五段と牧野光則五段の対局前後のコメント
藤井五段
『53.▲5七銀と上がられて、指し手が難しくなり、その辺り～混戦かと思っていました。』
牧野五段
戦型については、矢倉は好きで、先手ならば矢倉でと思われていたようです。
『飛車を成られてからは厳しかった』
※80.▽5八飛成
対局中、解説陣の『(先手は)そうするしかないですね』というコメントも終盤戦、飛車を成られてから何度か聞きました(^-^;
確かにそこから、厳しい展開が続く対局となっていました。
プロフィール写真と風貌がかなり違ったので、違う人なのかと驚きましたが、しっかり牧野五段でした(°д°)
藤井五段の終盤の寄せは早かったです(o^^o)
予選の山は始まったばかり。
次局も藤井五段らしい対局をお祈りします。
藤井五段、牧野五段お疲れさまでした。
藤井聡太五段の次の対局予定はいつ??
【2月14日】VS古森悠太四段【第49期新人王戦】
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棋戦名
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第49期新人王戦
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対局日
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2月14日
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対局相手
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対局場所
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－ |
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持ち時間
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各3時間
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開始時間
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午前10:00～
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★中継情報
となっております.+:。(´ω｀*)