藤井聡太七段、棋聖戦二次予選6組決勝。

経過をまとめています。

127手まで、久保九段勝利となりました。
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目次

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藤井聡太七段VS久保利明九段、対局結果と棋譜

先手番:久保利明九段

後手番:藤井聡太七段

戦 型:四間飛車

1手~20手目棋譜

1.▲76歩
2.▽84歩
3.▲16歩
4.▽14歩
5.▲78銀
6.▽34歩
7.▲66歩
8.▽62銀
9.▲68飛
10.▽42玉
11.▲38銀
12.▽54歩
13.▲46歩
14.▽32玉
15.▲58金左
16.▽52金右
17.▲77角
18.▽53銀
19.▲48玉
20.▽74歩

 
20手目棋譜

20手、74歩
出典:連盟モバイル

21手~40手目棋譜

21.▲39玉
22.▽85歩
23.▲28玉
24.▽33角
25.▲36歩
26.▽22玉
27.▲37桂
28.▽44歩
29.▲65歩
30.▽43金
31.▲47金
32.▽32金
33.▲56歩
34.▽73桂
35.▲69銀
36.▽12香
37.▲55歩
38.▽83飛
39.▲54歩
40.▽54同銀

 
久保九段が、藤井七段(当時)のあまり経験のない形に誘導という感じです。

40手目棋譜
40手、54同銀
出典:連盟モバイル

41手~60手目棋譜

41.▲55歩
42.▽65銀
43.▲95角
44.▽64歩
45.▲77桂
46.▽76銀
47.▲64飛
48.▽94歩
49.▲63飛成
50.▽95歩
51.▲74龍
52.▽45歩
53.▲45同桂
54.▽55角
55.▲83龍
56.▽15歩
57.▲78歩
58.▽16歩
59.▲18歩
60.▽67銀成

 
藤井七段(当時)ペースで進んでいましたが・・
76銀
出典:連盟モバイル

※49.▲63飛車成、見落としましたか・・??

※感想戦では、この46.▽76銀以降自信がなかったとのことでした

※49.▲63飛成をやはり軽視されていたとのこと。。ここ辺り~が本局の分かれ目だった気がします・・

形勢は互角、若干久保九段持ち。。そして藤井七段(当時)、勝負へ。。この手がどうなるか。。
52手、45歩
出典:連盟モバイル

↓ニコ生での形勢判断(52手目)
形勢52手目
出典:ニコ生

藤井七段(当時)ペースから、久保九段が一瞬のスキをついて互角(久保九段持ちの互角)へ。

藤井七段(当時)が飛車を見捨て、勝負手を放ち久保九段が長考⇒83龍かと思いきや、捻って53.▲45同桂。

※杉本七段が棋士室に来訪しているようですが、順位戦後まだお話をされていないようです。。本日話されるのかな・・?サタデーステーションでも、何て声をかけようか・・と随分悩まれていました;^_^Aお察し致します・・

↓豊川七段、先手の久保九段持ちのようですね・・モンチッチ・・(;^ω^)
https://twitter.com/JZPh4mEwSAU2rSi/status/1104978054168768512

56.▽15歩の端攻めまで、増田六段は後手の藤井七段(当時)がだいぶ苦しいのでは・・・とのこと。。

久保九段、約20分の考慮で57.▲78歩とされました。。
57手、78歩
出典:連盟モバイル

久保九段が形勢を良く思っていないか、あるいは自信ありと見ていての57.▲78歩⇒59.▲18歩か不明。

※久保九段攻めず、良くなる順を回避、気になる手でもありましたか・・?

形勢は久保九段有利から互角よりに戻ってきています。

増田六段は、先ほどより局面がだいぶ難しくなってきて、後手の藤井七段(当時)にも楽しみが出てきた局面、ほぼ互角に近くなったのでは?とのこと。

60手目棋譜
60手、67銀成
出典:連盟モバイル

61手~80手目棋譜

61.▲61飛
62.▽68歩
63.▲67飛成
64.▽69歩成
65.▲69同龍
66.▽76歩
67.▲85桂
68.▽44歩
69.▲53桂成
70.▽53同金
71.▲56歩
72.▽68歩
73.▲68同龍
74.▽99角成
75.▲73龍
76.▽52歩
77.▲61龍
78.▽45歩
79.▲45同歩
80.▽15香

 
激戦ですね、形成は互角。

80手目棋譜
80手、15香
出典:連盟モバイル

81手~100手目棋譜

81.▲26銀
82.▽17銀
83.▲17同歩
84.▽17同歩成
85.▲37玉
86.▽28角
87.▲48玉
88.▽46歩
89.▲57金
90.▽19角成
91.▲71龍上
92.▽27と
93.▲27同銀
94.▽47香
95.▲58玉
96.▽49香成
97.▲24歩
98.▽同歩
99.▲23歩
100.▽23同玉

 
↓ニコ生での形勢判断(87手目)
形勢87手目
出典:ニコ生

↓ニコ生での形勢判断(91手目)
91手目形勢
出典:ニコ生

↓ニコ生での形勢判断(96手目)
形勢96手目
出典:ニコ生

徐々に藤井七段(当時)が差を広げている局面ですが、1手で逆転も十分あり得る局面です。

100手目棋譜
100手目、23同玉
出典:連盟モバイル

101手~120手目棋譜

101.▲25歩
102.▽47歩成
103.▲47同金
104.▽66桂
105.▲57玉
106.▽46歩
107.▲24歩
108.▽33玉
109.▲37金
110.▽78桂成
111.▲38銀
112.▽25歩
113.▲31龍
114.▽26歩
115.▲32龍
116.▽32同玉
117.▲23銀
118.▽43玉
119.▲32銀打
120.▽54玉

 
ここに来て逆転(;'∀')!

102.▽47歩成がどうだったか・・・47金打が有力?
102手、47歩成
出典:連盟モバイル

↓ニコ生での形勢判断(108手目)
108形勢
出典:ニコ生

これが決め手↓
111手、38銀
出典:連盟モバイル

120手目棋譜
120手、54玉
出典:連盟モバイル

121手~140手目棋譜

121.▲55金
122.▽55同馬
123.▲55同歩
124.▽55同玉
125.▲67桂
126.▽54玉
127.▲55歩
128.▽
129.▲
130.▽
131.▲
132.▽
133.▲
134.▽
135.▲
136.▽
137.▲
138.▽
139.▲
140.▽

 
127手まで、藤井七段(当時)投了となりました。

最後は経験値の差かな・・・という感じの対局でした(´;ω;`)

投了図
投了図
出典:連盟モバイル

技巧2による形勢判断
形勢
※ご参考程度にどうぞ

棋聖戦二次予選現状

3/11時点では↓以下メンバーが勝ち残ってます(*'ω'*)

1組:木村一基九段
2組:広瀬章人竜王(現八段)
3組:八代弥六段
4組:横山泰明六段
5組:橋本八段
6組:久保九段
7組:船江六段
8組:郷田九段

藤井聡太七段と久保利明九段 の対局前後のコメント

 

コメント
  • 藤井聡太七段
  • 『中盤で、63飛成を軽視してしまって、そこで時間を使わされてしまったので、その後は少しずつミスが出てしまったのかなと思います。』

  • 久保利明九段
  • 『難しい将棋で、やっている方も分かっておらず、終盤も相当難しかった。ずっと熱戦だったと思います。』

観ているこちらも、終盤はついていけませんでした(;^ω^)・・・

本当に熱戦。。お疲れ様でした。。

藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??

【4月2日】VS近藤誠也六段【第27期銀河戦】

※対局は2/19に終了、収録済、あと・・恐らく勝利されていると思います

棋戦名
第27期銀河戦
対局放送日
4月2日
対局相手
対局場所
関西将棋会館
持ち時間
各15分
放送開始時間
20:00~

★中継情報★

  • 携帯アプリなし
  • AbemaTVなし
  • ニコ生銀河チャンネルで20:00~
  • ※銀河チャンネルへの契約が必要(¥1,620/月)

  • 囲碁将棋チャンネルにて午後8時~放送
  • ※スカパーetcの契約が必要

  • 囲碁将棋プレミアムで4/2~配信予定
  • ※ゴールド(¥2,000/月)への契約が必要

となっております.+:。(´ω`*)