藤井聡太七段VS門倉啓太五段の順位戦概要をまとめています。

88手まで、藤井聡太七段の勝利となりました。
※7勝0敗
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目次

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藤井聡太七段VS門倉啓太五段、対局結果と棋譜

先手番:門倉啓太五段

後手番:藤井聡太七段

戦 型:四間飛車

1手~20手目棋譜

1.▲76歩
11.▲67銀
2.▽84歩
12.▽52金右
3.▲16歩
13.▲68飛
4.▽34歩
14.▽42玉
5.▲66歩
15.▲38銀
6.▽85歩
16.▽32玉
7.▲77角
17.▲58金左
8.▽14歩
18.▽54歩
9.▲78銀
19.▲46歩
10.▽62銀
20.▽53銀

 
20手目棋譜
20手目、53銀
出典:連盟モバイル

21手~40手目棋譜

21.▲48玉
31.▲26歩
22.▽33角
32.▽32銀
23.▲36歩
33.▲47銀上
24.▽44歩
34.▽74歩
25.▲37桂
35.▲38金
26.▽43金
36.▽72飛
27.▲65歩
37.▲78飛
28.▽22玉
38.▽31玉
29.▲56銀
39.▲79飛
30.▽24歩
40.▽51角

 
32銀
出典:連盟モバイル

この後、解説では25歩(と行きたい)が予想されていましたが、門倉五段33.▲47銀上。。。ウーン( ´~`)

38.▽31玉まで、形勢は互角。

先手、模様はいいものの、具体的な手順が難しく・・阿部六段が藤井七段(当時)の38.▽31玉も先手に手がないのを見越しての手渡しなのでは??とのこと。

高野四段は、本当はしたくない手(38.▽31玉)ですが(手損になるので)、この1手が柔軟だったのでは?とのこと(先手も飛車で十分に手損になっているので)。

40手目棋譜
40手目、51角
出典:連盟モバイル

41手~60手目棋譜

41.▲45歩
51.▲64飛
42.▽73角
52.▽64同歩
43.▲64歩
53.▲63角
44.▽64同角
54.▽42飛
45.▲69飛
55.▲81角成
46.▽33桂
56.▽29飛
47.▲35歩
57.▲45桂
48.▽35同歩
58.▽45同金
49.▲44歩
59.▲45同桂
50.▽44同金
60.▽36桂

 
形勢の岐路。
47手目、35歩
出典:連盟モバイル
解説陣は、先手を持って指してみたいとのこと(ただ、容易ではないけれど)、形成は互角、藤井七段(当時)どう受けきるか?勝負所。

↓ニコ生での形成判断(49手目まで)
ニコ生形勢判断
出典:ニコ生

50.▽44同金で夕休へ⇒夕休後、門倉五段飛車を切りました。

53手目▲63角の局面、Abema解説の阿部六段・高野四段は△42飛でやや後手持ちの様子。。

60手目棋譜
60手目、36桂
出典:連盟モバイル

↓ニコ生での形成判断(60手目)
形勢判断
出典:ニコ生

激戦です。。

61手~80手目棋譜

61.▲36同銀
71.▲38歩
62.▽36同歩
72.▽37銀
63.▲39歩
73.▲37同金
64.▽37歩成
74.▽37同桂成
65.▲37同金
75.▲59玉
66.▽45飛
76.▽19龍
67.▲45同銀
77.▲49歩
68.▽45同桂
78.▽48金
69.▲36金
79.▲48同金
70.▽28飛成
80.▽48同成桂

 
門倉五段、63.▲39歩。。
63手目、39歩
出典:連盟モバイル

そして・・・ニコ生の形成は・・・
形勢判断63手目
出典:ニコ生

39金と弾いてどうだったか・・

飛車切り(66.▽45飛)からの素早い攻め、中盤から一気に終盤へ。

80手目棋譜
80手目
出典:連盟モバイル

81手~100手目棋譜

81.▲68玉
91.▲
82.▽65香
92.▽
83.▲78玉
93.▲
84.▽67金
94.▽
85.▲88玉
95.▲
86.▽77金
96.▽
87.▲77同桂
97.▲
88.▽49龍
98.▽
89.▲
99.▲
90.▽
100.▽

 
88手まで、門倉五段投了となりました。

投了図
投了図
出典:連盟モバイル

技巧2での形成判断
形勢判断
※ご参考程度にどうぞ

7-0全勝は、12/18時点で、近藤誠也五段、杉本昌隆七段(現八段)、藤井聡太七段の3名

順位戦の次戦は、富岡八段となります(1/8)。

藤井聡太七段と門倉啓太五段の対局前後のコメント

 

コメント
  • 藤井聡太七段
  • 『順位戦のこれからの3局は非常に重みを持ってくる。しっかり気を引き締めていきたい』
    出典:Yahoo!ニュース

88手と短手数でしたが、濃密な将棋。

藤井七段(当時)は序盤、門倉五段の藤井システム模様から右雁木囲い⇒地下鉄飛車に指していくという作戦にやや苦戦気味。

門倉五段が中盤、飛車角交換から一気に畳み掛けるところ、藤井七段(当時)が一瞬のすきをつき飛車切りから鮮やかに勝利。

門倉五段の81の馬は最後まで働きませんでした。

終盤入り口~徐々に差を詰め、最終盤は飛車切りから一気に勝勢まで持っていかれた対局でした(*'ω'*)☆

藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??

【12月25日】VS大石直嗣七段【第90期棋聖戦二次予選】

棋戦名
第90期棋聖戦二次予選
対局日
12月25日
対局相手
対局場所
関西将棋会館
持ち時間
各3時間
開始時間
午前10:00~

★中継情報★

※解説:未定
※聞手:未定
となっております.+:。(´ω`*)