第27期銀河戦、予選第1局、藤井聡太七段の対局相手は藤原直哉七段です。

80手まで

藤井聡太七段勝利となりました。

藤井七段(当時)は本戦へ進みます。
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目次

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藤井聡太七段VS藤原直哉七段、対局結果と棋譜

先手番:藤原直哉七段

後手番:藤井聡太七段

戦 型:矢倉

1手~20手目棋譜

1.▲7六歩
11.▲2五歩
2.▽8四歩
12.▽3三銀
3.▲6八銀
13.▲4八銀
4.▽3四歩
14.▽3二金
5.▲7七銀
15.▲5七銀
6.▽6二銀
16.▽8五歩
7.▲5六歩
17.▲4六銀
8.▽7四歩
18.▽5四歩
9.▲2六歩
19.▲9六歩
10.▽4二銀
20.▽4一玉

 
藤原七段は先手番で自ら主導権を握りに15.▲5七銀と上がり、藤井七段(当時)の様子を見ます。
15手目棋譜

20手目棋譜
20手目棋譜
対局は、持久戦模様の矢倉かと思いきや解説の阿久津八段もあまり見たことのない昔の将棋とのこと。

昔の戦法で、藤井七段(当時)を惑わせつつ主導権を握って行こうという作戦?

21手~40手目棋譜

21.▲7八金
31.▲同銀
22.▽3一角
32.▽8六歩
23.▲6九玉
33.▲同歩
24.▽5二金
34.▽同角
25.▲3六歩
35.▲7五歩
26.▽4四歩
36.▽8七歩打
27.▲6六銀
37.▲7九角
28.▽4三金
38.▽6四歩
29.▲3五歩
39.▲7四歩
30.▽同歩
40.▽3四歩打

 
※感想戦では、藤原七段、この辺りで強く行きすぎましたかね・・・とのことでした
35手目棋譜
解説の阿久津八段は、藤井七段(当時)相手に読み抜けがあれば酷い手にはなりますが、ここで7五歩はカッコいい手だと評してました。

この辺りまでは、先手藤原七段ペースで、藤井七段(当時)としてはやや苦戦という状況。

40手目棋譜
40手目棋譜

41手~60手目棋譜

41.▲2四歩
51.▲6八角
42.▽同歩
52.▽7七角成
43.▲同銀
53.▲同角
44.▽同銀
54.▽7八金打
45.▲同角
55.▲5八玉
46.▽2七歩打
56.▽6八金
47.▲同飛
57.▲4八玉
48.▽8七歩成
58.▽2二香打
49.▲7七金
59.▲2三歩打
50.▽9九と
60.▽同香

 
藤井七段(当時)に巧みに誘われてか・・・藤原七段41.▲2四歩。
41手目棋譜

藤原七段の45.▲2四同角に対して、2三歩と受けると思いきや、いきなり踏み込み46.▽2七歩打。
46手目棋譜
藤原七段は同飛とされましたが、3八飛や1八飛の方がまだその後指せていたかも・・・

戦いは中盤戦一瞬、急に終盤戦になり、藤井七段(当時)がそのまま寄せ切る展開へ。

60手目棋譜
60手目棋譜

61手~80手目棋譜

61.▲2四歩打
71.▲7四角打
62.▽同香
72.▽4二玉
63.▲同飛
73.▲3八銀打
64.▽1五角打
74.▽4九銀
65.▲2六香打
75.▲同銀
66.▽2四角
76.▽2八飛打
67.▲同香
77.▲3八銀打
68.▽8九飛成
78.▽2四飛成
69.▲7三歩成
79.▲6二と
70.▽5八銀打
80.▽5九龍

 
80手目棋譜
80手目棋譜

技巧2による形勢判断
形勢判断
※ご参考程度にどうぞ
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藤井聡太七段と藤原直哉七段の対局前後のコメント

藤井聡太七段

『序盤は少し失敗してしまい、ペースを握られ、その後激しい戦いになり、良くなってからは冷静に指すことができました』

『本局、序盤は主張のない駒組になってしまいました、短い時間内での駒組が今後の課題だと思います』

『また次の1年も、これまで以上に成長できれば。16歳の1年間は強くなるうえでとても大切と思うので、しっかり上を目指して取り組んでいきたいです』
※明日19日は藤井七段(当時)の誕生日です 畄_(*^^*)♪

藤原七段、藤井七段(当時)お疲れ様でした。

藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??

次は延期になっていた、順位戦になります。

【7月20日】VS森下卓九段【第77期順位戦】

棋戦名
第77期順位戦
対局日
7月20日
対局相手
対局場所
持ち時間
各6時間
開始時間
午前10:00~

★中継情報★

となっております.+:。(´ω`*)