9月2日(土)に加古川青流戦、藤井聡太四段VS井出隼平四段の対局が行われます。

さらにこの対局に藤井聡太四段が勝利すれば、同日に2局対局。

長谷部浩平三段と稲葉聡アマ勝者との対局になります。

長谷部浩平三段は奨励会で切磋琢磨されているときに藤井四段との対局経験があると思われます。

稲葉聡アマは2016年新春お好み対局で藤井四段と対局経験があります。

さらに藤井四段は稲葉聡氏が地元の奨励会員を集めて開いてくれた研究会にも参加されていたので、お互い面識はかなりあります。

新春お好み対局の棋譜はこちら

藤井聡太四段の勝利となっています。

加古川戦は持ち時間は各1時間、チェスクロック使用。

加古川戦の参加基準や賞金などはこちら

※9月2日の午前中対局は長谷部浩平三段の勝利となりました

※井出隼平四段VS長谷部浩平三段の準決勝戦は井出隼平四段の勝利となりました

午後~は午前中の勝者井出隼平四段VS長谷部浩平三段の対局になります。
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目次

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長谷部浩平三段とは??

 
長谷部浩平
出典:http://www.utsunomiya-u.ac.jp
22歳
出身地:栃木県
宇都宮大学教育学部総合人間形勢課程4年生
サークル:管弦楽団サークル
師匠:大平武洋五段

5歳のころ父親の勧めで将棋を始めたようです。

12歳のころには全国でトップを争うほどの腕前になり、プロ棋士を目指すように。

終盤戦に追い上げるプレイスタイルなのだそうです。

三段リーグは59期~在籍、現在61期プロになるべく挑戦中です。

藤井聡太四段も59期は三段リーグに在籍

藤井四段は59期1期抜けで四段へ昇段(プロ入り)されましたが、長谷部浩平三段とは三段リーグ戦での対戦歴はありません。

※奨励会で切磋琢磨されているときに対戦されたことはあるかもしれません。

藤井聡太四段の三段リーグ、奨励会での成績はこちら

大体、12勝以上あると昇段の確率が高くなります。

年によっては14、5勝しても昇段できないことも。

ただ14勝もしている棋士はその年は無理でも必ず次の年などに突破していきます。

早いと1年~2年、平均で5年~6年、長い人になると8年~9年かかる人もおります。

上位2名が毎年前期と後期に上位成績者2名ずつ昇段しプロ入りできますが、勝率は維持しないと降段もありえます。

満21歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は退会。

ただし最後にあたる三段リーグで勝ち越しすれば、次回のリーグに参加できます。

この条件も満29歳のリーグ終了時で退会となります。
※負の数が多くなればその時点で退会

現在この厳しい三段リーグ戦で四段(プロ)になるべく挑戦中です。
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藤井聡太四段と長谷部浩平三段のレーティングや成績は??

長谷部浩平三段の三段リーグの成績

59期成績:5勝13敗

60期成績:前期成績順位24位 10勝8敗

61期成績:前期成績順位11位 10勝6敗

現在三段リーグ61期はあと2戦残っています。

現在の順位は6位

昇段するためには残り2勝は必須、既に12勝、13勝している棋士が上位にいるため、他の棋士の成績にもよる状況です。

9月9日が最終対戦日です。

※追記 第61回は11勝6敗でプロ入りはならず。
前期順位上位棋士に12勝6敗が数名いたため、プロ入りするには13勝が必要でした。

藤井聡太四段’17年8月25日現在のレーティング

藤井聡太四段(21位)1722

藤井聡太四段’17年8月31日現在の成績

対局数 勝率
通算 42 38 4 0.9047
本年 32 28 4 0.8750

 

藤井聡太四段VS長谷部浩平三段の対局中継は??

対局が実現すれば14時~放送されます。

局はAbemaTV、ニコ生、将棋チャンネル、将棋プレミアム、携帯中継で決定しています。

いったいどんなチャンネルで視聴できるの!?
↓詳しい視聴方法まとめ記事
こちら

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