第6回Abemaトーナメント予選Eリーグ「チーム藤井 vs チーム渡辺」が7/22(土)19:00~放送されます。
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目次

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渡辺明九段の略歴※'24年3月17日現在

生年月日:1984年4月23日(39歳)
2000年4月1日(15歳)プロ入り年月日
竜王戦:1組(1組以上17期)
順位戦:A級(A級以上13期)
得意戦法:居飛車党

タイトル歴

竜王計11期※
2004-2012.2015-2016
名人計3期※
2020-2022
王座計1期
2011
棋王計11期※
2012-2021
王将計5期
2012-2013.2018-2020
棋聖計1期
2019

※永世竜王・永世棋王(就位は原則引退後)

竜王 名人 王座 棋王 王将 棋聖
現在 藤井 藤井 藤井 藤井 藤井 藤井
2022 藤井 渡辺 永瀬 藤井 藤井 藤井
2021 藤井 渡辺 永瀬 渡辺 藤井 藤井
2020 豊島 渡辺 永瀬 渡辺 渡辺 藤井
2019 豊島 豊島 永瀬 渡辺 渡辺 渡辺
2018 広瀬 佐藤 斎藤 渡辺 渡辺 豊島
2017 羽生 佐藤 中村 渡辺 久保 羽生
2016 渡辺 佐藤 羽生 渡辺 久保 羽生
2015 渡辺 羽生 羽生 渡辺 郷田 羽生
2014 糸谷 羽生 羽生 渡辺 郷田 羽生
2013 森内 森内 羽生 渡辺 渡辺 羽生
2012 渡辺 森内 羽生 渡辺 渡辺 羽生
2011 渡辺 森内 渡辺 郷田 佐藤(康) 羽生
2010 渡辺 羽生 羽生 久保 久保 羽生
2009 渡辺 羽生 羽生 久保 久保 羽生
2008 渡辺 羽生 羽生 久保 羽生 羽生
2007 渡辺 森内 羽生 佐藤(康) 羽生 佐藤(康)
2006 渡辺 森内 羽生 佐藤(康) 羽生 佐藤(康)
2005 渡辺 森内 羽生 森内 羽生 佐藤(康)
2004 渡辺 森内 羽生 羽生 羽生 佐藤(康)

※段位省略

棋戦優勝歴※現役棋戦のみ
朝日杯将棋オープン戦(2008)
NHK杯将棋トーナメント(2012)
銀河戦(2005.2007.2011.2014)
新人王戦(2005)
JT杯(2014.2018・2019)

1994年9月(7歳) 6級 奨励会入会

1997年10月(13歳) 初段

1998年12月(14歳) 三段

三段リーグ戦は2期目、13勝5敗で昇段、プロ入り

2000年 4月 1日(15歳) 四段 プロ入り
※史上4人目の中学生棋士

2002年度、第61期順位戦でC級1組へ昇級決定

2003年 4月 1日(18歳) 五段
※順位戦昇級

2004年10月 1日(20歳) 六段
※竜王挑戦

2005年10月 1日(20歳) 七段
※竜王奪取

2005年11月17日(21歳) 八段
※竜王1期

2005年11月30日(21歳) 九段
※竜王防衛、最年少九段

2005年度、第64期順位戦でB級2組へ昇級決定

2006年度、第65期順位戦でB級1組へ昇級決定

2009年度、第68期順位戦でA級へ昇級決定

2017年度、第76期順位戦でB級1組へ降級決定

2018年度、第77期順位戦で、最終局待たずにA級へ昇級決定

2019年度、第78期名人戦で、豊島名人から名人位を奪冠、自身初となる名人位を獲得

2022年度、第81期名人戦で、4勝1敗で名人位を失冠(vs 藤井聡太竜王)、A級へ

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レーティング比較※'24年3月17日現在

渡辺明名人【レーティング(6位)1854】
対局数 勝率
通算 1126 735 391 0.6527
2023年度 15 6 9 0.4000

※2022年度、通算勝率※0.5609
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。

藤井聡太竜王・名人【レーティング(1位:2120】
※'24年3月17日現在 対局数 勝率
通算 436 364 71 1 0.8367
2023年度 55 46 8 1 0.8518

※2022年度勝率は0.8281
※2022年度【最優秀棋士賞】【名局賞】【名局特別賞】受賞、最多勝利賞、勝率1位賞部門で1位獲得

※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・

  • 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
  • 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う

★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです

平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。

レーティング参考サイトはこちら

最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。

Abemaトーナメント戦績

藤井聡太竜王・名人
RATE(1位:2099)
Abema(1位:0.7457)
澤田真吾七段
B1
RATE(22位:1752)
Abema(3位:0.6666)
齊藤裕也四段
C2
RATE(103位:1529)
Abema(75位:0.0000)
渡辺明九段
A
RATE(6位:1854)
Abema(28位:0.5263)
過去対局
(藤井(20-4)渡辺)
過去対局
(澤田(2-1)渡辺)
過去対局
佐々木勇気八段
A
RATE(9位:1830)
Abema(29位:0.5161)
過去対局
(藤井(4-1)勇気)
過去対局
(澤田(3-3)勇気)
過去対局
岡部怜央四段
C2
RATE(98位:1542)
Abema(3位:0.6666)
過去対局
過去対局
過去対局

渡辺明名人との過去対戦結果【20勝4敗】

※※横にスクロールできます※※

対局日対局時クラス
藤井聡太
対局時クラス
渡辺明
勝敗手番戦型手数棋戦名
232023/5/21.22A
名人雁木69手第81期名人戦七番勝負第4局
222023/5/13.14A
名人矢倉87手第81期名人戦七番勝負第3局
212023/4/27.28A
名人矢倉87手第81期名人戦七番勝負第2局
202023/4/5.6A
名人その他力戦110手第81期名人戦七番勝負第1局
192023/3/19A
名人角換わり腰掛け銀132手第48期棋王戦五番勝負第4局
182023/3/5A
名人角換わり腰掛け銀174手第48期棋王戦五番勝負第3局
172023/2/23A
名人雁木103手朝日杯本戦決勝
162023/2/18A
名人角換わり腰掛け銀132手第48期棋王戦五番勝負第2局
152023/2/5A
名人角換わり腰掛け銀125手第48期棋王戦五番勝負第1局
142022/2/11.12B1名人矢倉114手第71期王将戦七番勝負第4局
132022/1/29.30B1名人相掛かり135手第71期王将戦七番勝負第3局
122022/1/22.23B1名人角換わりその他98手第71期王将戦七番勝負第2局
112022/1/9.10B1名人相掛かり139手第71期王将戦七番勝負第1局
102021/9/14B1名人角換わり腰掛け銀106手第29期銀河戦決勝T
92021/7/3B1名人矢倉100手第92期棋聖戦五番勝負第3局
82021/6/18B1名人相掛かり171手第92期棋聖戦五番勝負第2局
72021/6/6B1名人相掛かり90手 第92期棋聖戦五番勝負第1局
62021/2/11B1名人相掛かり138手第14回朝日杯本戦
52020/7/16B2A矢倉110手第91期棋聖戦五番勝負第4局
42020/7/9B2A角換わり腰掛け銀142手第91期棋聖戦五番勝負第3局
32020/6/28B2A矢倉90手第91期棋聖戦五番勝負第2局
22020/6/8B2A矢倉157手第91期棋聖戦五番勝負第1局
12019/2/16C1B1雁木128手第12回朝日杯本戦

 

2023/5/31.6/1※第81期名人戦七番勝負第5局

雁木模様からの力戦形。

名人有利の局面が続きましたが、70.▽46角~72.▽66角という竜王の勝負手~、86分の長考の末、73.▲23桂打。

~形勢は互角~劣勢へ。

この23桂打を局後のインタビューで悔やまれていた様子、そこから94手まで、渡辺名人投了。

解説の広瀬八段も「どこか名人に誤算があったのでは」と言われていましたが、後手の66角が攻守によく効いていて、これは先に取る方が勝った様子。

局後、「72.▽66角のところが、局面としても一番複雑だったかなと思うので、候補手の広さとかも。そこで長考した結果間違えてしまったのが残念な一局」とのことでした。

2023/5/21.22※第81期名人戦七番勝負第4局

封じ手、名人の38.▽88歩~藤井竜王がリードを徐々に奪い藤井曲線へ、解説の郷田九段が『プロの指し手として、アヤを求める手が見当たらない』、『こうなってしまうと、早い投了となるかもしれない』と示唆された直後、69手まで、渡辺名人投了、藤井竜王の快勝。

封じ手、38.▽88歩ではなく、86角が先に入るとまだまだ分からなかった様子。

2023/5/13.14※第81期名人戦七番勝負第3局

封じ手直前、名人が88玉としたことで、後手若干良し(とは言え互角)~竜王が徐々に有利を築き優勢へ、竜王の64.▽77角成(55角が有力)~66.▽27歩(76歩が有力)~形勢逆転。

その後、一歩受けに使えなくなってしまったことが結果的に敗着となり、その後形勢が揺れ動くことなく87手まで、藤井竜王投了。

局後インタビューで、終盤の決め手▲33角を打つまでの93分は、なかなか決断ができなかったとのこと。

2023/4/27.28※第81期名人戦七番勝負第2局

先手16香から18飛と転回して、後手50.▽34金の強手に、先手角損にはなるものの51.▲13角成で1筋強襲かと思われましたが、竜王成算が持てず角を引く展開へ。

そこから形勢が後手ペースになりましたが、局後名人が後悔されていた64.▽65桂~の攻めから再び互角へ。

終盤、香車を取らず、玉の早逃げで竜王優勢、そのまま87手まで、渡辺名人投了。

名人の72.▽33玉を咎めた▲26歩が厳しい手、これで局面が傾くという難解な将棋。

勇気八段「あの藤井竜王の▲26歩の距離感が凄すぎて、指された瞬間は全然いい手に見えなかったんですけど、考えてると、後手の渡辺名人に手がなかったですね」。

2023/4/5.6※第81期名人戦七番勝負第1局

角換わり模様の出だしから、先手(渡辺名人)が角道を止めて雁木模様の力戦形へ。

2日目の夕方まではほぼ互角の展開が続き、夕食休憩後から徐々に形勢が後手ペースへ。

途中形勢が互角に紛れるか?とも思える展開もありましたが、局面が複雑難解、42分長考の末に85.▲21馬としたところ~は、時間にも比較的余裕のあった藤井竜王がそのまま寄せ切り110手まで、渡辺名人投了。

解説の天彦九段から「超絶技巧手」と言われた見えても指し辛い手「77銀」は、勝ちが見えないと思われた様子。

2023/3/19※第48期棋王戦五番勝負第4局

比較的早い段階で前例を離れ、藤井竜王の▽72.31玉~棋王の攻めが難しくなり、棋王勝負手の73.▲56香~大激戦。

互角の局面が終盤まで続き、互いにチャンスとなる局面が訪れるも時間の無い中、指し手はほぼ指運。

最後は藤井竜王が寄せ切り132手まで、渡辺棋王投了、棋王奪取、史上最年少六冠。

2023/3/5※第48期棋王戦五番勝負第3局

対局は、中盤の茫洋とした局面~棋王がペースを握り優勢へ。

終盤、持ち時間も少ない中、逆転に次ぐ逆転。

竜王が局面を複雑化させる中、後手が、先手玉をなかなか寄せ切ることができないところで逆転、一時勝勢となりましたが、劣勢が続いていたためか、13手詰めを逃し再び棋王勝勢へ。

次手ですぐに詰み筋を逃したことに気が付かれた様子でしたが、174手まで、藤井竜王投了。

自玉の詰みと、相手玉の詰みを終局後に指摘され、勝った気がしないとコメントされていた渡辺棋王でしたが、局後は、お互いに精魂尽き果てた様子の大熱戦。

2023/2/23※第16回朝日杯本戦決勝

竜王が早々に持ち時間を多く消費させられる展開になりましたが、対する渡辺名人の方は、序盤の細かいところで間違えてしまい、指しにくくなってしまったとのこと。

内容は藤井竜王の快勝、103手まで、渡辺名人投了。

2023/2/18※第48期棋王戦五番勝負第2局

非常に難解な将棋。

双方に緩手があり、形勢が揺れ動く珍しい場面もありましたが、最後は27手詰の読み切り132手まで、渡辺棋王投了。

局後、竜王は62手目、24飛と49飛で判断を誤ってしまい(その後の進行に誤算があり、本譜は49飛)、そこからは自信が無かったとのこと。

対する棋王も、66手目、24歩と踏み込めなかったので、本譜を悲観。

最終盤まで、双方緩手がありもつれましたが、91.▲46桂~攻め急いでしまった渡辺棋王の敗戦となりました。

2023/2/5※第48期棋王戦五番勝負第1局

開始1時間程で、66手進むハイペース。

お互いの研究手順から離れると一転、時間を使いながらの長考。互角が続いていましたが、中盤の妙手85.▲23歩~竜王ペースへ。

以降、渡辺棋王がジリジリと追い詰めらる展開へ。

肝要な局面で、無謀なまでに時間を投入するも最後は棋王の持ち時間を上回り、藤井竜王完勝。

局後、渡辺棋王、23歩のところはもっと考えるべきだったと、、勝負所をスルっと通り過ぎてしまったとのこと。。

2022/2/11.12※第71期王将戦七番勝負第4局

75.88銀(悪手ではありませんが、AIは76銀、86銀だと)と銀を引いてから~形勢が逆転模様、そこから後手ペース。

ここの局面の認識の差が勝敗を分けた様子。

76.▽44銀~渡辺王将が長考へ、そのまま後手ペースが変わらず114手まで渡辺王将投了。

2022/1/29.30※第71期王将戦七番勝負第3局

96.▽73角(悪手ではありませんが、AI推奨は56桂打)~藤井竜王ペースへ(形勢上逆転)、局面は難解。

そのまま135手まで、渡辺王将投了。

対局後、竜王は、95.▲45桂と勝負に出たのが良かったとのこと。

2022/1/22.23※第71期王将戦七番勝負第2局

51.▲34角(AI推奨が48金)~後手ペース、52.▽88歩打で148分の大長考から53.▲同金とされ、形勢差が拡大。

同金と取らない手を感想戦で何通りか検討されていましたが、難しかった様子。

98手まで、渡辺王将投了。

2022/1/9.10※第71期王将戦七番勝負第1局

夕方19時頃、双方1分将棋へ、終盤までギリギリの攻防が続き、評価値も数回上下する大熱戦。

114.▽53玉のところを95歩とすべきだったと、、その後、桂跳(131.▲45桂)を軽視されていたとのこと、139手まで、渡辺王将投了。

2021/9/14※第29期銀河戦決勝T

藤井銀河~仕掛けていったものの、渡辺名人にうまく受けられて、ちょっと苦しい展開。

75.▲89同飛(AI推奨が85桂)~渡辺名人有利、そのまま106手まで、渡辺名人勝利。

2021/7/3※第92期棋聖戦五番勝負第3局

49.▲22歩成(AI推奨は55歩)で、一瞬、藤井二冠ペースとなりましたが、再び互角へ、そこから徐々に藤井二冠ペース。。、68.▽45歩(AI推奨は25銀打⇒指しにくい、他25歩打や62角打etc、45歩は悪手ではありません)で圧倒的互角へ・・・69.▲22飛成で藤井二冠ペース(有利)へ、その後優勢を拡大。

でしたが・・難解な終盤、72.▽同銀で優勢から評価値逆転へ(AI推奨は46歩⇒その後の変化が多い・・・持ち時間藤井二冠3分、渡辺名人44分)。

85手目で互いに分将棋へ、残1分、87.▲22角成で評価値逆転(AI推奨は74銀打、それ以外は逆転)、藤井二冠有利へ、そのまま優勢を拡大、100手まで、渡辺名人投了。

2021/6/18※第92期棋聖戦五番勝負第2局

序盤から互角を保ち中盤戦へ、藤井二冠が58.▽94角を軽視、その辺り~渡辺名人ペースへ。

86.▽64歩のところで、AI推奨は66の金取りを推奨(取ってから歩を突けばよかったかも)、ここ~再び藤井二冠ペース。

116.▽同飛の対応で、藤井二冠は117.▲61角打とされましたが、AI推奨は66銀打etc、一瞬互角程度に戻りますが、118.▽44金で藤井二冠有利へ、AI推奨は33銀etc。

渡辺名人は3筋の対応が難しく、少しずつ形勢を損ねていってしまったとのこと。

藤井九段は本局の勝因は、58.▽94角~藤井二冠の数手の対応とのことでした^^

171手まで、渡辺名人投了。

2021/6/6※第92期棋聖戦五番勝負第1局

渡辺名人の研究~序盤から藤井二冠は時間を使う展開へ。

的確に対応しながら、渡辺名人の57.▲83香打で局面が激しくなりそう・・と思われたんですが、58.▽34歩(飛車取り受けず、銀取りもせず)とされ、AI推奨は15歩、局面は穏やかに。

渡辺名人の59.▲77歩打で形勢が若干藤井二冠ペースへ。※AI推奨は81香成。

藤井二冠の60.▽88歩打で渡辺名人が大長考へ。

※渡辺名人『作戦だったんですが、午後の長考で間違えてしまった感じがありますかね。(61.▲81香成?)いえ、そこの後の変化なんですけど、考えていた手自体は・・先のことを考えていたのと、若干別の手も考えたんですけど、そこで時間を使った割には良い手が指せなかったですね。』

※渡辺名人『(60.▽88歩打)まるっきり考えてなかったですね。』

※渡辺名人『やっぱりそこの長考したところだと思うんですけど、ポイントは。そこでまずい変化になってしまって、なんか一気にダメになってしまったのが残念だったですね。』

終盤、66.▽33桂で痺れたとのこと。

広瀬八段「66.▽33桂が本局の妙手。狙いは分かるんですけど、これが指せる棋士がどれだけいるか?というとちょっと疑問がつくような良い手でしたね。感想戦を聞いていてもこの手を考えていなくて、これで痺れたという感想でしたね。」

90手で、渡辺名人投了。

2021/2/11※第14回朝日杯本戦

序盤は互いに研究通りか、拮抗状態が続いていましたが、72.▽55角打~はハッキリ渡辺名人ペースとなり、そのまま優勢を拡大。

そのまま押し切るかと思われましたが、明解な決め手を与えない差し回しで粘り、123.▲84歩打で大逆転・・・AI推奨は同香。

急転直下で、138手まで、渡辺名人投了となりました。

2020/7/16※第91期棋聖戦五番勝負第4局

五番勝負第2局の改良版とのこと。

渡辺三冠(当時)の31.▲96歩で前例から外れました。

34桂の攻めが検討されていましたが、渡辺三冠(当時)59.▲95歩と受けられて、AbemaAIは先手52%、後手48%へ。

※この端歩辺り~藤井七段(当時)ペースになっていきます、34の金、いつでも取れたんですが、取らずにいたら最終的に25金と逃げられ、動くように・・

79.▲73角成、この瞬間だけ(1手でも遅れていたらダメな手)飛車を取りに行きやすい展開で80.▽38銀。

ちょっと見えづらい手で、飛車に当たっているので反射的に逃げたくなるところ、この瞬間なら逃げなくて良いという、この瞬間ならお互いに飛車の取り合いでいけると見越して80.▽38銀。

更に、渡辺三冠(当時)が、82.▽86桂打を軽視。

87.▲64桂打まで、AbemaAI先手25%、後手75%、水匠2(-735)。

そのまま110手まで、藤井棋聖(当時)誕生となりました。

2020/7/9※第91期棋聖戦五番勝負第3局

午前中の指し手が70数手にもなるハイペース。

互いに研究範囲でパタパタと進んでいきましたが、序盤から渡辺三冠(当時)の研究作戦勝ち。

藤井七段(当時)は83.▲77桂辺りまでは研究、渡辺三冠(当時)は90.▽99飛打辺りまでは研究範囲とのこと。

この90.▽99飛打が局面を左右する展開となり、藤井七段(当時)は対応が解からなかったとのこと。

終盤、藤井七段(当時)も際どい1手で粘り続けますが、渡辺三冠(当時)一度も間違えることなく142手まで、藤井七段(当時)投了。

2020/6/28※第91期棋聖戦五番勝負第2局

藤井七段(当時)の研究手?序盤、54金~ペースをつかみ、90手まで藤井七段(当時)の完勝です。

2020/6/8※第91期棋聖戦五番勝負第1局

中盤まで互角の際どい戦い。

終盤戦、渡辺三冠(当時)の連続王手、逃げ方を間違えると頓死でしたが、逃げ切り157手まで、渡辺三冠(当時)が手がなくなるギリギリまで指されて、投了。

2019/2/16※第12回朝日杯本戦

局後、渡辺明棋王(当時)が『銀交換になって75銀先着された辺り(68手目)~全然ダメになったと思います。。』とコメントした通り、本局は75銀先着した方が有利な展開になりました。⇒藤井七段(当時)先着

結果、128手まで、藤井七段(当時)勝利となっています。

中継情報

携帯アプリ中継は、放送後最終局のみ
AbemaTVは19:00~