藤井聡太四段(当時)の対局後のコメントやインタビュー。

中学生とは思えないその語学力や思慮深さ、謙虚さが注目されてます。
どれだけメディアに取り上げられようと、勝ち進もうとブレない彼の名言についてまとめています。

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名言その一~最善手を指すことだけを考えている~

◎少しでも最善に近づくことを目標にしているので、具体的に憧れの先生がいるというわけではないです

特別な憧れの棋士を目指している訳ではなく、常に最善の手を指すことだけを続けている。
奨励会時代は先輩棋士に憧れることもありましたが、今ではプロ棋士。
公式戦では自分の頑張り次第で当たるところまで行けます。
 

藤井四段(当時)の考え

  • 先輩棋士と当たるところまで登りつめないといけない
  • 憧れからは抜け出さないといけない

 

名言その二~メディアに取り上げられることについて~

◎自分はただ将棋を指してきただけなので、大きく採り上げていただけることはうれしい反面、照れくさいというか気恥ずかしい気持ちもあります

これだけメディアに取り上げられながらも常に平常心。
取材や広告依頼などもたくさん舞い込む現実。
師匠の杉本七段によると、断っているものも多いそうです。
 

理由

  • ご家族への配慮
  • 各社平等性を保つため
  • 藤井四段の時間確保のため

 

この辺は徹底!

  • 記者人への配慮
  • 将棋普及活動

 
ただ、対局も多い藤井四段(当時)のことは本当に考えらえられている様子。
出版されたいくつかの本にも書かれています。
 

上理由の考慮と藤井四段(当時)への配慮を考え、将棋に使うチェスクロックを質問時間10分に使用する場面も。
※藤井四段(当時)はさすがにこのチェスクロック使用にはふふっと笑ったようですね

藤井四段(当時)は学業と将棋研究で時間が惜しいわけですが、それでも将棋普及のためと取材のお願いをすると『わかりました』と了承してくれるようです。
師匠としては、将棋普及のためとは言えど中学生に『わかりました』と返事をさせることも心苦しく思われているとのことでした。
出典:藤井聡太 新たなる伝説より

 
連勝記録を更新することと、中学生棋士誕生で一躍有名になっただけではここまで注目されることもないと思います。
全ては藤井聡太四段(当時)の持っている魅力と人柄あってのような気がします。
TVでのインタビューをみて、実際に応援したい!!
と思われた方は多いのではないでしょうか。

名言その三~派手な手と地味だけど最善手の兼ね合いはとても難しい~

◎詰将棋の美しさは芸術的なものですが、将棋には勝敗があって一手に優劣が付きます
◎詰将棋のようなカッコイイ手が最善だったらいいですけど、実は悪手だったということもあるので、まずは最善手を
◎派手な手と地味だけど最善手の兼ね合いはとても難しい

名言その四~中学生にしてプロ棋士になった先生方について~

◎中学生棋士の先生方は皆さんすごい実績を残されているので、傷をつけないように負けないように頑張りたいと思います
◎20歳までに結果(タイトル)を残したいという思いはあります
◎名人もプロになったからには目指すべきものですし、強くならないと見えない景色があると思いますので、そこに立てるように頑張りたいです

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名言その五~将棋に巡り合えたのは運命~

◎将棋を指すために生まれてきたかは分からないですけど、将棋に巡り合えたのは運命だったのかなと思います
◎将棋を突きつめていくこと、強くなることが使命・・・使命までいくかわからないですけど、自分のすべきことだと思います

 
藤井聡太四段(当時)の生まれた愛知県は将棋が盛んな土地柄
奨励会に入る前は将棋研修会で腕を磨くのですが、全国にはありません。
 

どこにある?

  • 関東研修会が東京
  • 関西研修会が大阪
  • 東海研修会が愛知県
  • 九州研修会が福岡

 
東海研修会で腕を磨いた訳ですが、ここに生まれるというのも将棋との縁を感じます。

名言その六~私も冥利につきるかという感じ~

◎もっと将棋に興味をもっていただければ、私も冥利につきるかという感じです

名言その七~将棋を指す限り勝敗はついてまわる~

非公式戦、豊島将之八段(現二冠)との対局後

◎将棋を指す限り勝敗はついてまわる
◎一喜一憂していてもしょうがないことかなと思う

 
28連勝の澤田真吾六段との対局後

◎現状の自分の将棋に満足しているわけではない。一喜一憂せず頑張っていきたい

 
更に29連勝前のインタビュー

◎今は勝敗が偏っている時期で、いずれ『平均への回帰』が起こるのではないかと思っています

 

この発言は、高見六段が『平均への回帰』という表現を使っていたよ!
と騒いでしまったと解説をされているときに言われていました。
 
29連勝についてはその後『』と自分で幾度か言われています。

実際にこの連勝中のいくつかははっきり『』であった対局もあります。
※3局ほど危なかったと思います
しかし、結果的に『』を手繰り寄せて29連勝という偉大な記録を樹立されました。
『運』が味方している・・・と思われる場面がいくつか見られましたが、ただ本人の実力が一番の要素で、強いことには変わりないですよね。

名言その八~望外(ぼうがい)の結果~

11連勝目、王将戦一次予選で小林七段に勝利したときのコメントです。

◎実力からすると、望外(ぼうがい)の結果

※望んでいる以上に良いこと

名言その九~僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない~

藤井聡太四段名言

20連勝目、棋王戦予選で澤田六段に勝利したときのコメントです。

◎僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない

※思いがけない幸運のこと

ここでの対局は千日手(指し直し)となりました。ほぼ藤井聡太四段(当時)の負が確定していた状況で、1分将棋に。終盤戦でジワリジワリと藤井四段(当時)が澤田六段を追い詰めます。そのときに藤井聡太四段(当時)が勝負に。

選択は2択。

ひとつは自分が勝つ道、もうひとつは澤田六段の勝利への道。考える時間がほぼない状態&疲労蓄積の状態で澤田六段が痛恨の選択ミス。
※どちらかが罠だということは解っておられたようですが、1分で読み切ることは難しかったそうです

その1手が勝敗を握ることになりました。
結果大逆転勝利を収めたときのコメントです。

名言その十~AI将棋は序中盤茫洋(ぼうよう)としている~

AIの申し子

『自分も1年ほど前から研究に使っていますけど、いまのソフトは強化学習によって人間とは違う価値観があり、感覚が進歩してきたというか高まってきたように感じます。序中盤は人間からすると茫洋としていてなかなか捉えづらいですけど、コンピュータは評価値という具体的な数値が出るので、活用して参考にすることでより正確な形勢判断を行えるようになると思います。居玉はよくないとか、人間はパターンで考える感覚がありますが、コンピュータは居玉でもいい形というのを捻り出してきたり、局面を点で捉えますので』
出典:将棋情報局より

 
※茫洋とは、ひろびろとしたさま。また、目当てがつかないさまのこと
藤井四段(当時)は、AI時代の申し子のように報道されていたりしますが・・・

生粋のアナログ派

AIを活用しだしたのは近年。千田翔太六段に進められて始めたのがきっかけです。
ちなみに師匠の杉本昌隆七段によると・・・
藤井将棋がAIに近いというよりもAIが藤井に近いという気がします。』
とのこと。
出典:藤井聡太 新たなる伝説より

そして誰でもAI将棋を研究して強くなれるか??というとそうではありません(^-^;基盤、基礎がしっかりしていてこそのAI。活用できるには知識がかなり必要。

AI将棋の評価値だけを頼りに知識をつけても 恐らく極致に達するだけ。AI将棋の意図と、それを読解する力が大切なようです。

藤井四段(当時)は詰将棋で土台がしっかりと出来ていて、さらに・・・人工知能(AI)を搭載したソフトを活用開始。さらに磨きがかかっている・・・元々ある資質に新たな可能性や価値観が追加されたようなもの。藤井四段(当時)の土台と、AIの新たな価値観とうまく融合されているのだと思います。