藤井聡太四段VS加藤一二三九段の第30期竜王戦6組ランキング戦の対局模様をまとめています。
 
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目次

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藤井聡太四段VS加藤一二三九段、対局結果と棋譜

先手番:加藤一二三九段

後手番:藤井聡太四段

戦 型:矢倉

1手~20手目棋譜

1.▲76歩
2.▽84歩
3.▲68銀
4.▽34歩
5.▲77銀
6.▽62銀
7.▲26歩
8.▽42銀
9.▲48銀
10.▽54歩
11.▲78金
12.▽32金
13.▲56歩
14.▽41玉
15.▲69玉
16.▽52金
17.▲36歩
18.▽33銀
19.▲58金
20.▽31角

 
20手目棋譜
20手目

21手~40手目棋譜

21.▲79角
22.▽44歩
23.▲66歩
24.▽74歩
25.▲67金右
26.▽64角
27.▲37銀
28.▽31玉
29.▲68角
30.▽43金右
31.▲79玉
32.▽22玉
33.▲88玉
34.▽94歩
35.▲16歩
36.▽95歩
37.▲15歩
38.▽73桂
39.▲65歩
40.▽53角

 
40手目棋譜
40手目

藤井七段(当時)ペース、互角。

41手~60手目棋譜

41.▲46銀
42.▽64歩
43.▲55歩
44.▽同歩
45.▲同銀
46.▽65桂
47.▲66銀上
48.▽63銀
49.▲37桂
50.▽85歩
51.▲54歩
52.▽同銀
53.▲同銀
54.▽同金
55.▲63銀
56.▽43銀
57.▲25桂
58.▽24銀
59.▲13桂成
60.▽同銀

 
60手目棋譜
60手目

藤井七段(当時)ペース、互角。

61手~80手目棋譜

61.▲14歩
62.▽同銀
63.▲54銀成
64.▽同銀
65.▲55歩
66.▽43銀
67.▲14香
68.▽同香
69.▲54銀
70.▽同銀
71.▲同歩
72.▽31角
73.▲65銀
74.▽同歩
75.▲46角
76.▽83飛
77.▲25桂
78.▽12歩
79.▲41金
80.▽69銀

 
80手目棋譜
80手

藤井七段(当時)ペース、互角。

76.▽83飛のところで、加藤九段の顔をチラっと見たそうです。

このとき、自分の勝を悟ったように宣言されたようにも思えたとのこと。

81手~100手目棋譜

81.▲31金
82.▽同金
83.▲64角打
84.▽86桂
85.▲68金引
86.▽78桂成
87.▲同金
88.▽同銀成
89.▲同飛
90.▽67金
91.▲69銀
92.▽86銀
93.▲31角成
94.▽同玉
95.▲64角
96.▽42香
97.▲77銀
98.▽87銀成
99.▲同玉
100.▽86銀

 
100手目棋譜
100手

83.▲64角打~は藤井七段(当時)ペース。

後手勝勢。

101手~120手目棋譜

101.▲同銀
102.▽同歩
103.▲同角
104.▽同飛
105.▲同玉
106.▽64角
107.▲75桂
108.▽85歩
109.▲同玉
110.▽94角
111.▲
112.▽
113.▲
114.▽
115.▲
116.▽
117.▲
118.▽
119.▲
120.▽

 
110手まで、加藤九段投了となりました。

投了図
投了

※技巧2による形勢判断
形勢判断
※ご参考程度にどうぞ

藤井聡太四段と加藤一二三九段の対局前後のコメント

 

コメント
  • 藤井聡太四段
  • 『最後はなんとか勝となって良かったです。加藤先生には矢倉を教わりたい気持ちが強かったので、後手番ならば矢倉と思っていました。』

  • 加藤一二三九段
  • 『56.▽43銀という構想は、受けておいて(指しにくい)大丈夫という大局観は素晴らしい。ずいぶん打開策を考えたんですけれども、本譜はこうするしかありませんでした。攻めが強いし、寄せが早かったです。』

    『わたしなら、とても指せません。⇒56.▽43銀』

局後ではありませんが、半年後にこのような↓コメントを残されています。

印象に残った対局は?
『デビュー戦の加藤先生との将棋は印象深いですね。加藤先生の迫力ある気迫といいますか、将棋に対する姿勢を体感できた。素晴らしい経験でした。』
出典:産経ニュース

加藤九段引退後↓
『加藤先生、長い間お疲れさまでした。先生と対局し、その迫力ある指し手を体感できたことは僕にとって大きな財産になると思っています。ありがとうございました。これからも様々な方面でご活躍される事を楽しみにしています。』
出典:産経ニュース