今日10/6の藤井聡太四段の朝日杯オープン戦の対局者は宮本広志五段

関西将棋会館にて、各40分、午前10:00~。

これに勝利すれば二次予選進出決定。

宮本五段は藤井四段の23連勝目の対局相手でもあり、本局は宮本五段のリベンジ戦ともなっております。

95手まで。

藤井聡太四段勝利となりました。
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目次

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藤井聡太四段VS宮本広志五段対局結果と棋譜

先手番:藤井聡太四段後手番:宮本広志五段戦 型:ゴキゲン中飛車

※対局棋譜はこちら

宮本五段のゴキゲン中飛車に、藤井四段は超速3七銀で対抗。

50手目棋譜
20171006-50
出典:朝日新聞デジタル

宮内五段が積極的に仕掛けていく形となりましたが、藤井四段も銀を前に繰り出し、的確に受け、藤井四段持ちの局面でしょうか。

本局は序盤戦から藤井聡太四段が攻めの主導権を握る形に。

藤井四段の攻めは切れることはなさそうです。

49手目で宮内五段が先に1分将棋へ入りましたが、ほどなくして藤井四段も1分将棋にはいられました。

その後、藤井聡太四段が攻め、中盤からは危なげな局面は一切なく、終盤一気に攻め込む形へ。

序盤から着実に差を広げて優勢な局面から勝勢に持っていかれました。

20171006-65手目棋譜
出典:朝日新聞デジタル

やはり藤井四段良しの局面。

91手目棋譜▲6二龍
20171006-91手目棋譜
出典:朝日新聞デジタル

91手目藤井聡太四段、▲6二龍この局面ではっきりと勝ちを意識されたようです。
※この数手前から読まれていたと思います

95手まで。

宮内五段投了となりました。

攻めのタイミング、見極めが素晴らしく、終盤戦相手玉に詰みがあるのも正確に読み切り快勝。

投了図
20171006-95手目棋譜
出典:朝日新聞デジタル

勝った藤井聡太四段は、二次予選進出です。

現在は高見泰地五段が二次予選進出を決めていますが、他は未定です。

トーナメント表
※言わずもがな競合揃いとなります(^-^;

余談ですが・・

本日は新人王戦で増田康宏四段(現五段)VS佐々木大地四段戦、

王将戦挑決リーグ戦で豊島将之八段(現竜王)VS佐藤天彦名人戦が開催中です~★
※増田康宏四段(現五段)が1局目は勝利、さらに豊島将之八段(現竜王)が勝利されたようです

藤井聡太四段と宮本広志五段の対局前後のコメント

藤井聡太四段

『経験の少ない将棋でした。二次予選に進出できたので更なる上を目指して頑張りたいです。』

『細かいミスはありましたが、最後までリードを保つことができた。』

宮本広志五段

『序盤から押さえ込まれてしまって、そのまま押し切られるという展開でした。』

『過去2局いいところなく敗れていますので、次に対戦するときはもうちょっといい内容の将棋を指したいです。』

とコメントされていたようです。

余談です・・

本日の藤井四段のネクタイは臙脂色(えんじ)でしたね(*''ω''*)

解りにくいですが、少し同系色のボーダーが入っています。
藤井四段2017年10月6日朝日杯ネクタイはえんじ色
出典:朝日新聞デジタルより画像拝借

将棋盤にネクタイがピタっとついてしまうため、タイピン着用するようになったそうです。

本局も宮本五段、藤井四段、お疲れ様でした。。

藤井聡太四段の次の対局予定はいつ??

10/9に叡王戦(えいおうせん)段位別予選開催。

【10月9日】VS佐々木大地四段【叡王戦段位別予選】

 

棋戦名 叡王戦
対局日 10月9日
対局相手 佐々木大地四段
対局場所 東京将棋会館
持ち時間 各1時間
開始時間 午後2:00~

チェスクロック方式(切れると1分の秒読み)
 
ニコ生にて午後2:00~

携帯アプリにて午後2:00~

この対局に勝利すれば、同日に段位別予選決勝に進みます。
開始時刻は同日午後7:00~

※対局相手は、三枚堂達也五段(現六段)VS杉本和陽四段の勝者との対局となります

午前10:00~ 三枚堂達也五段(現六段)VS杉本和陽四段
午後 2:00~ 藤井聡太四段VS佐々木大地四段
午後 7:00~ 第1局勝者VS第2局勝者

※ここで段位別予選(四段の部)を勝ち抜けば本戦進出となります