第13回朝日杯本戦準決勝、藤井聡太七段vs千田翔太七段の対局模様を簡単にまとめてます。
勝者は午後～永瀬拓矢二冠vs阿久津主税八段の勝者と対局。
午後～は永瀬二冠vs千田七段となりました。
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目次
藤井聡太七段VS千田翔太七段、対局結果まとめ
先手番：千田翔太七段後手番：藤井聡太七段戦 型：角換わり腰掛け銀
角換わり通算：41勝7敗－勝率:0.8541
後手番：20勝4敗－勝率:0.8333
今期角換わり後手番：3勝1(内1敗は叡王戦vs村山慈明七段)
戦型を確認する
82手目まで
駒箱をどちらがあけるかで譲り合い・・・朝日杯優勝者ということで千田七段が気を使われた様子。
結局藤井七段(当時)があけられました＾＾
タブレットトラブルで、時間通りには開始できませんでしたが今無事に対局開始。
60手ほどまで研究範囲かハイペース、形勢は互角ですが・・千田七段の新構想に藤井七段(当時)がじりじりと時間を使う展開。
63.▲77角
残：千田七段⇒0:36 藤井七段(当時)⇒0:28
解説の佐々木七段「対応が難しいですよね、相当いい手がないと後手がまずいですよ」
64.▽同角成⇒同桂
再び藤井七段(当時)が長考へ、持ち時間差、後手番で千田七段は研究の鬼、研究に嵌ると藤井七段(当時)苦しい展開。
※藤井七段(当時)もこの辺りで、もう苦しいと感じていたようです
※千田七段、81.▲65飛成で指しやすいと感じていた様子
82.▽59角
残：千田七段⇒0:35 藤井七段(当時)⇒0:00
82.▽59角⇒83.▲78金打、ここ～は千田七段ペース。
92手目まで
11:15⇒藤井七段(当時)分将棋へ、千田七段は持ち時間36分、千田七段は指し手が早くまだまだ研究範囲？
怖いくらいノータイム指し。
ようやく少し手が止まる・・・
78.▽31玉
残：千田七段⇒0:36 藤井七段(当時)⇒0:00
千田七段ペース、有利。
92.▽31金
残：千田七段⇒0:28 藤井七段(当時)⇒0:00
千田七段優勢。
終盤
一瞬互角に戻りますが・・・
105.▽55馬
千田七段の105手目▲55馬がAI的には疑問手。
106.▽44銀で千田七段再び優勢。
一瞬、逆転の目もあったようですが・・やはり一分将棋では厳しかったか・・・・どうなんだろう？
▲55馬に対する△44銀打が4三の地点を空けてしまって敗着になった？
粘って互角に近いようなところまで戻していたようなので残念・・・( ﾉД`)形勢も悪かったので、仕方ないと言えば仕方ない手・・
※中盤以降は一貫して先手よしだったようで、チャンスらしいチャンスは後手にはなかったようです
出典：連盟モバイル
115.▲43香まで、藤井七段(当時)投了(＞＜)
投了図
技巧2による形勢判断
※ご参考程度にどうぞ
感想戦を側から見守る杉本八段・・
出典：Abematv
午後～は、永瀬二冠vs千田七段戦です＾＾
〈あるベテラン棋士は「優勝と準優勝は、優勝と準優勝くらい違う」と禅問答のようなことを言っていたが、銀メダルをいくつとっても1つの金を取らなければ最上の評価はされない、何より自身が納得できないのが将棋界である〉 https://t.co/fBdOK0E8eD
— 文春将棋🐧＠カーリング観戦中🥌 (@bunshun_shogi) February 15, 2020
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藤井聡太七段と千田翔太七段の対局前後のインタビュー
- 藤井聡太七段
- 千田翔太七段
『(55銀～63銀の辺り)55角・44角どちらかだと思っていて(本譜は55角、ここから開戦)、本譜は65飛成のあたりまで進んでみるとこちらがバランスを崩してしまっているのかなと。。』
『千田七段の方から強く踏み込まれて、こちらにいくつか分岐点があったと思うんですが、そこで正しい手を指せなかったのかなと思います。』
木村王位：研究ということだったんでしょうか？
『特に研究ということではなかったです。。』
『優位を意識したのは65飛成で、勝ちを意識したのは44銀に同馬と取ったところです。』
藤井聡太七段の次の対局予定※vs羽生九段戦
組まれている日程は、次週の王位戦になります。
【2月18日】VS羽生善治九段【第61期王位戦】
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対局相手
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A級棋士との戦績
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過去対局
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王位戦戦績
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通算7勝2敗(0.7777)
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持ち時間
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各4時間
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4時間棋戦戦績
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通算26勝8敗(0.7647)
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対局場所
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－
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開始時間
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10:00～
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中継情報
10:00～
●AbemaTV未定
解説者:未定
聞き手:未定
過去対局
藤井聡太七段の3勝1敗中
※内2戦は非公式戦(獅子王戦・炎の七番勝負)
※※横にスクロールできます※※
| 日付 | 勝敗 | 対局時クラス | 手番 | 戦型 | 手数 | 棋戦名 | 棋譜 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019/10/21 | ○ | A | 後 | 相掛かり | 82手 | 第69期王将戦挑決リーグ | 棋譜 |
| 2018/2/17 | ○ | A | 先 | その他 | 119手 | 第11回朝日杯準決勝 | 棋譜 |
| 2017/4/23 | ○ | A | 先 | 角換わり | 111手 | 炎の七番勝負 | 棋譜 |
| 2017/3/26 | ● | A | 後 | 四間飛車 | 129手 | 獅子王戦 | 棋譜 |
となっております.+:。(´ω｀*)