8月4日(金)に関西将棋会館で第67期 王将戦一次予選が開催。
藤井聡太四段の対局相手は菅井竜也七段。
持時間各3時間
現在王位戦で羽生三冠(現九段)に2局中2戦連勝している菅井竜也七段。
先手は菅井七段、後手藤井四段。
ドッキドキの対局でしたが菅井七段の勝利となりました。
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藤井聡太四段の棋譜や対局模様は??
出典:将棋プレミアム
先手の菅井竜也七段は中飛車で穴熊に組む狙い。
後手の囲いが堅くならないように形を決めさせてから攻めるという形。
菅井七段、当たり前ですが妥協ナシです(^^;
藤井四段はいつもの居飛車で菅井七段の穴熊をどう攻略するのか??
という戦いへ。
藤井聡太四段の方が慎重に考えながら指していました。
そして穴熊未完成のうちに攻撃へ。
11:25頃の棋譜
出典:将棋プレミアム
持ち時間は藤井聡太四段の方が消費。
形勢は菅井竜也七段の作戦勝ちで若干ですが先手有利の状況へ。
12:00頃の棋譜
出典:将棋プレミアム
ですが、まだまだ結果は解りません!
実況ではほぼ互角とされていましたが、自分が指すならば菅井七段の方が楽しく指せそうな気がする・・・・
とは解説されていました。
残り時間は13時20分頃にして、菅井七段が2時間15分、藤井四段1時間33分。
午後からは激しい攻防戦が続きました。
14:00時点でほぼ互角になりましたが、終盤戦14:23頃に先手の菅井七段有利の局面へ。
14時48分の頃に菅井七段1時間38分、藤井四段0:55分となりました。
菅井七段、勝ちが見えてくると嘔吐くのでしょうか。
終盤かなり餌付いておられました(^^;
羽生さんの手の震えと同じなのですかねぇ・・
しばらく菅井七段優勢が続きます。
菅井七段優勢のまま81手で藤井四段投了。
通算成績で勝率7割超えている菅井七段はやはり強かったですね。。
レーティングも豊島八段、佐藤名人に次いで現在3位。
凄まじいです。
とは言っても藤井聡太四段は勝率も9割、3敗目。
これからの対局も目が離せませんよね(*''ω''*)
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藤井聡太四段と菅井竜也七段の対局後のコメント
インタビュー中もかなり悔しそうな藤井聡太四段でした。
この対局後の藤井四段はいつもの敗戦後とは少し違った様子でしたね。。
結果もかもしれませんが、内容に納得されてないのかもしれません。。
対局後は・・・
『途中から一直線の展開で、はっきり負けにしてしまった。本局は完敗です。読みの精度も欠いてしまった。菅井先生の強さを感じました。』
『現状の実力不足としか言いようがない。負けは全て自分の実力不足に起因するものです』
とコメント。
対する菅井竜也七段は記者から藤井聡太四段の印象について・・・
『1局やっただけでは分からない。でも終盤が強いと思っていたので用心はしていた』
『(重圧は)特になく、いつも通りに指したつもりです』
とコメントされておりました。
菅井七段は羽生三冠(現九段)に王位戦で2連勝。
※菅井七段により王位戦で敗戦後二冠へ
勢いもあるだけあってやはり強い・・・隙もない。
対局見ている感じでも圧勝という感じでした。。
藤井聡太四段も最後の方は頭をガクっと下げる姿が幾度か見られました。
現役のB級1組以上の実力者との対局は公式戦では初。
注目の対局となりましたが、藤井聡太四段、王将戦は惜しくも敗退です。
王将戦二次予選トーナメントはこのようになっています。
出典:将棋プレミアム
藤井聡太四段の次の対局は??
明日8月5日(土)に非公式戦対局が開催されます。
都成竜馬四段との公開対局
時間は14:00~16:00
その次の対局は・・・
8月10日(木)のC級2組順位戦で髙見泰地五段との対局が決定。
C級2組とか何??という方はこちら
東京将棋会館
対局開始時間:午前10:00~
持時間各6時間、チェスクロック使用
となっております✩
↓8大タイトル戦現状
こちら
↓タイトル戦以外(NHK杯など)の公式戦現状
こちら