藤井聡太四段は7月6日に名人戦・順位戦C級2組2回戦で中田功七段と対局。
フィーバーも一段落か??
と思われましたが、朝から15社40人の報道陣が会場の関西将棋会館へと詰め掛けたそうです(^^;
今後はタイトル挑戦、さらには新人王戦、加古川青流戦といった大会での優勝も注目されます。
タイトル戦の状況についてはこちら
タイトル戦以外(新人王戦など)の状況についてはこちら
まだしばらくは藤井聡太四段への注目は続きそうです(^^;
でしょうね・・・
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中田功七段VS藤井聡太四段本日の結果!ひふみんアイにより形勢逆転!
出典:NNN
。
今日の対局は!
藤井聡太四段:居飛車穴熊vs中田功七段:三間飛車
でかなり良い対局へ。
藤井聡太四段が居飛車で迎え撃つ展開になり、
後手の中田功七段が攻め駒をうまくさばき、藤井聡太四段の穴熊を端から崩しポイントを上げる。
対する藤井聡太四段は端攻めを受け切り、隙をついてのカウンターに期待する展開へとなりました。
当初は中田功七段優勢。
その体制がなかなか崩れずその状態が続きましたが、20時頃藤井聡太四段互角へもっていかれました。
21時半のころに中田功七段の悪手もあり藤井聡太四段ようやく優勢へ。
終盤戦、やはり強い。
そのまま形勢逆転することなく藤井聡太四段の勝利になりました。
かなりの熱戦!名局!!
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藤井聡太四段のひふみんアイも見られた!!
↑画像は29連勝目の増田康宏四段(現五段)のときの画像です
ひふみんアイは、将棋盤を相手側の位置に立ち見ること。
相手の盤面を頭で反転して指すのが主流ですが、逆から見ることにより景色が変わります。
相手の気持ちになって考えることができ、対局を客観的に観察できるという利点もあります。
形勢判断が変わることもあるので有効な方法だと判断されているようです。
29連勝のとき藤井聡太四段が増田康宏四段(現五段)の後ろに回って対局を確認。
そのことが話題となり、今回も見られました!!
そしてこの日、藤井聡太四段はリュックを水色⇒黒に変えて心機一転で挑まれたようです!
リュックのブランドは『ミレー Millet クーラ 30 KULA 30(¥15,000程)』です。
出典:NNN
対局後の感想
藤井聡太四段
まともに食らってしまった将棋でした。途中で誤算もあり、苦しくしてしまいました。
あんなに綺麗に捌かれてしまうものなんだなと思いまして・・・。
(順位戦前局の)瀬川(晶司五段)先生戦で良さそうな局面から方針を決めず、なんとなくのまま指してしまったので、そのようなことがないようにと長考しましたが、こっちは何を長く考えていたんだろう・・・と思うような将棋でした(笑)
《中略》
一局に臨む気持ちは今までと変わりませんでしたが、途中苦しくなってからは、勝ちたい、という思いが生まれてきました。
連勝中はいずれどこかで負けると思っていましたけど、連敗は避けたいと。だから、勝敗という面ではホッとしたところはあります。
中田功七段
三間飛車は今はもうプロでも私しか指す人がいません。
ソフトの振り飛車への評価が厳しいのは分かっていますが、自分しかできない戦法だからこそ評価されるとうれしいし、こだわっています。
今日も藤井さんに三間飛車を指せるのが楽しみでした。
この中田七段のコメントに対しては・・・
私自身は戦法に対してこだわりのあるタイプではないので、中田先生の三間飛車と対戦できるのが純粋に楽しみでしたし、ひとつの戦法を貫く先生の姿勢には棋士としての矜持を感じる部分がありました。
凄い対戦でしたね。。
次の名人戦・順位戦の対局は8/1か8/10に髙見泰地五段と対局になります。
順位戦対局表はこちら
29連勝までの対戦相手一覧や次の対戦相手はこちら
尚、藤井聡太四段の書籍が現在予約受付中となっています!