棋戦 | 1局 | 2局 | 3局 | 4局 | 5局 | 6局 | 7局 | 8局 | 9局 | P0 |
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第81期順位戦A | 先 佐藤康光九段 ○ |
後 菅井竜也八段 ● |
先 糸谷哲郎八段 ○ |
後 斎藤慎太郎八段 ○ |
先 広瀬章人八段 ○ |
後 佐藤天彦九段 ○ |
先 豊島将之九段 ○ |
後 永瀬拓矢王座 ● |
先 稲葉陽八段 ○ |
先 広瀬章人八段 ○ |
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目次
稲葉陽(いなばあきら)八段の略歴※’24年8月29日現在
生年月日:1988年8月8日(34歳)
2008年4月1日(19歳)プロ入り
竜王戦:1組(1組:7期)
順位戦:A級(6期)
得意戦法:角換わり、横歩取りなどを多く指す居飛車党
NHK杯(2020年度)
2000年9月(12歳)6級で奨励会入会
2003年(15歳)初段
2005年2月(16歳)三段
※三段リーグを6期目、(13勝5敗)で1位昇段、プロ入り
2008年4月1日(19歳)四段プロ入り
2010年度、第69期順位戦でC級1組昇級決定
2011年3月8日(22歳)五段
※順位戦昇級による昇段
2012年5月1日(23歳)六段
※竜王戦2期連続昇級による昇段
2012年度、第71期順位戦でB級2組昇級決定
2013年8月16日(25歳)七段
※銀河戦優勝による昇段
2014年度、第73期順位戦でB級1組昇級決定
2015年度、第74期順位戦で10勝2敗(1位)でA級へ昇級決定
2016年2月18日(27歳)八段
※順位戦A級昇級による昇段
2020年度、第79期順位戦でB級1組へ降級決定
2021年度、第80期順位戦でA級へ昇級決定
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レーティング比較※'24年8月29日現在
藤井聡太竜王・名人【レーティング(1位:2076】 | |||||
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※'24年11月16日現在 | 対局数 | 勝 | 負 | 持 | 勝率 |
通算 | 466 | 386 | 79 | 1 | 0.8301 |
2024年度 | 30 | 22 | 8 | 0 | 0.7333 |
※2023年度勝率は0.8518
※2022年度【最優秀棋士賞】【名局賞】【名局特別賞】受賞、最多勝利賞、勝率1位賞部門で1位獲得
稲葉陽八段【レーティング(15位)1793】 | ||||
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対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
本年度 | 587 | 370 | 217 | 0.6303 |
2022年度 | 36 | 19 | 17 | 0.5277 |
※2021年度勝率は0.6000
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。
※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・
- 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
- 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う
★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです
平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。
レーティング参考サイトはこちら
最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。
藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率
クラス別戦績
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時間別棋戦戦績
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6時間棋戦通算57勝5敗(0.9193)
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棋戦別棋戦戦績
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順位戦通算57勝5敗(0.9193)
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稲葉陽八段との過去対戦結果【6勝2敗】
日付 | 勝敗 | 対局時クラス | 手番 | 戦型 | 手数 | 棋戦名 |
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2023/3/2 | ○ | A | 先 | 角換わり腰掛け銀 | 91手 | 第81期A級順位戦 |
2022/11/6 | ○ | A | 先 | 角換わり腰掛け銀 | 133手 | 第43回JT杯 |
2021/8/16 | ○ | B1 | 後 | 角換わりその他 | 106手 | 第71期王将戦二次予選 |
2021/6/3 | ● | B1 | 後 | 角換わり腰掛け銀 | 165手 | 第80期B1順位戦 |
2020/7/4 | ○ | A | 後 | 角換わりその他 | 134手 | 第28期銀河戦本戦 |
2020/3/24 | ○ | A | 先 | 角換わり腰掛け銀 | 129手 | 第61期王位戦紅白L |
2019/1/20 | ○ | A | 後 | 角換わり腰掛け銀 | 98手 | 第12回朝日杯本戦 |
2017/11/13 | ● | A | 後 | 相掛かり | 169手 | 第67回NHK杯 |
↓どんな対局だったかざっくりまとめてます^^
2023/3/2※第81期A級順位戦
藤井竜王が稲葉八段に隙を与えず快勝。
細い攻めが切れることなく、鮮やかな終盤で91手まで、稲葉八段投了。
2022/11/6※第43回JT杯
序盤から藤井竜王ペースで進み、藤井曲線になるかという展開。
終盤一瞬形勢が互角へ(113.▲85桂に▽81飛と引く手があり(本局は同飛)飛車は取れる。が、▽97角から先手玉が詰む・・・変化あり)。
評価値的には一瞬互角でしたが、藤井竜王勝勢のまま進み最後は133手まで、稲葉八段投了。
2021/8/16※第71期王将戦二次予選
形勢が二転三転した将棋。
58.▽25飛(AI推奨が同歩)で、互角へ、その後64.▽77歩成(AI推奨が52銀打)で稲葉八段ペース、その後形勢差が拡大し、75.▲52角打(52金打の方が良かった模様、指しにくい)、77.▲63角成(AI推奨が76玉)で互角へ・・81.▲53馬寄(AI推奨が42金打)で、藤井二冠ペース。
※58.▽25飛当たりで藤井二冠に誤算があった様子
そのまま106手まで、稲葉八段投了。
2021/6/3※第80期B1順位戦
稲葉八段の研究~、71.▲66歩と合わされたのが、予想にない手で、玉形も薄く、71.▲66歩で逆に後手の70.▽83角が抑え込まれて使えなくなってしまう懸念も出てきたので、どういう方針で指せばいいのか分からなくなってしまったとのこと。
その悲観さとは裏腹に、形勢だけで言えば、ヨシ!という状態でしたが、局面はただ、ただ難解、解説者泣かせの対局でした。
互角を保つ良い将棋が続いていましたが、71.▲66歩に上手く対応することができず、あまり、勝機がない対局になってしまったと対局中悲観されていたようです。
本局は苦し目で難解な局面が終局まで続きました。
終盤戦に入り、形勢が上下するものの難解な局面が続き、165手まで藤井二冠投了。
2020/7/4※第28期銀河戦本戦
戦型は角換わり相早繰り銀、序盤は稲葉八段の研究~パタパタと進みます。
形勢は揺れ動きながら稲葉八段が差を広げ優勢へ、藤井七段(当時)劣勢の中、受け潰しの1手と思われる52馬~藤井七段(当時)ペースへ。
ソフト的には恐らく疑問手、稲葉八段は飛車を引いて、形勢は先手有利へ。
※飛車を取れば稲葉八段優勢
そこから89手目で飛車を82に打ち形勢は逆転、藤井七段ペースへ。
※22飛ならば先手有利のまま
その後優勢を拡大、そのまま形勢は逆転することなく最後は綺麗に寄せられました。
134手まで、稲葉八段投了。
2020/3/24※第61回王位戦紅白L
3時間差がついて藤井七段(当時)若干有利も難解な局面から逆転され稲葉八段が優勢へ。
1分将棋になってから長手数の詰みが出現、間違えると当然負けの局面から正確に指し続け、1分将棋で33手詰めを読みきった藤井七段(当時)に脱帽レベルの対局でした。
一瞬のスキを突き、そのまま129手まで、稲葉八段投了。
2019/1/20※第12回朝日杯本戦
藤井七段(当時)が先手で豊島二冠に勝った対局(新人王戦記念対局)と全く同形で、自身の新手である22歩の対策で後手番ながらも快勝、端攻めから一気に寄せ切りました。
形は乱れますが、果敢な端攻め、連打の歩で香を吊り上げ、△74角でペースを握り、稲葉八段が対応を誤ったこともありますが、対局はほぼ一方的。
角取りの▲86歩に構うことなく、△45銀直と桂を取ってから鮮やかに寄せ切りました(・∀・)
98手まで、本局快勝です。
中継情報
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