第6期叡王戦、藤井聡太二冠vs長沼洋八段の対局が12/3、14:00~行われます。

この対局に勝利すると、午前中に行われる杉本昌隆八段vs畠山鎮八段の勝者と19:00~対局になります。

対局が実現すれば、第33期竜王戦3組ランキング戦以来の対局です。

そこは未だ不明ですが、畠山八段についてまとめておきます。

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目次

畠山鎮(はたけやままもる)八段の略歴

出典:weblio

生年月日:1969年6月3日(51歳)
1989年10月1日(20歳)プロ入り
竜王戦:3組(1組:5期)
順位戦:B級1組
得意戦法:居飛車党
畠山成幸(なるゆき)八段の双子の弟で、斎藤慎太郎七段の師匠でもあります。

1984年12月(15) 6級 奨励会入会

1986年11月(17) 初段

1988年 3月(18) 三段

※三段リーグ戦は3期目、12勝6敗で1位昇段プロ入り

1989年10月 1日(20) 四段 プロ入り

1993年12月24日(24) 五段

1993年度、第55期順位戦にてC級1組へ昇級決定

1999年 4月27日(29) 六段

2001年度、第60期順位戦にてB級2組へ昇級決定

2005年度、第64期順位戦にてB級1組へ昇級決定

2006年 4月 1日(36) 七段
※竜王ランキング戦1組、順位戦B級1組昇級

2016年度、第75期順位戦にてB級2組へ降級決定

2017年度、第76期順位戦にてB級1組へ昇級決定

2019年9月12日(50) 八段

2019年度、第78期順位戦にてB級2組へ降級決定

レーティング比較※'24年8月29日現在

畠山鎮八段(97位)1548藤井聡太二冠(1位)2039

※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・

  • 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
  • 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う

★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです

平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。

レーティング参考サイトはこちら

最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。

 

藤井聡太竜王・名人【レーティング(1位:2076】
※'24年11月16日現在 対局数 勝率
通算 466 386 79 1 0.8301
2024年度 30 22 8 0 0.7333

※2023年度勝率は0.8518
※2022年度【最優秀棋士賞】【名局賞】【名局特別賞】受賞、最多勝利賞、勝率1位賞部門で1位獲得

畠山鎮八段

対局数 勝率
本年 6 3 3 0.5000

※2020年度勝率は0.4375
 
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。

藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率

B2棋士との戦績
棋戦別戦績
叡王戦通算17勝5敗(0.7727)
時間別戦績
1時間棋戦通算21勝3敗(0.8750)

畠山鎮八段との過去対戦結果【3勝0敗】

※※横にスクロールできます※※

日付 勝敗 対局時クラス 手番 戦型 手数 棋戦名 棋譜
2020/1/24 B2 角換わり腰掛銀 96手 第33期竜王戦3組R戦 棋譜
2019/2/19 B1 その他 93手 第27期銀河戦本戦 棋譜
2018/2/23 B2 矢倉 96手 第66期王座戦二次予選 棋譜

↓どんな対局だったかざっくりまとめてます^^

第33期竜王戦3組R戦

危ないはずの後手がいつの間にか指しやすくなっていたような将棋。

中盤戦、86歩⇒87歩の組み合わせが藤井七段(当時)らしいと佐藤天彦九段が言われてました。

そのあたり~形勢は藤井七段(当時)ペース、思ったより畠山八段の攻めが繋がらなかったようです。

攻防見込みなしとして、96手まで藤井七段(当時)勝利になりました。

第27期銀河戦本戦

93手まで、藤井聡太七段の完勝となっています。

第66期王座戦二次予選

難解な終盤戦に突入。

押し込まれる展開でさすがに今回は厳しいかとも思う局面がいくつかありましたが、終盤2四金~藤井六段(当時)が一気に寄せ切り、96手まで藤井聡太六段(当時)の勝利となりました。

叡王戦の概要

 

タイトル保持者 豊島将之叡王
賞金 2,000万
現在状況 段位別予選開始前
トーナメント表 こちら
番勝負 7月下旬~9月
次期開催 10月頃

※賞金額はスポンサー交代により、変更になっている可能性あり

  1. 段位別予選⇒ココが始まりました
  2. 本戦

※本戦を勝ち抜いた決勝進出者2名が1番勝負を行い叡王への挑戦者となります

段位別予選(10月末~4月)
    シード者を除く出場者(全棋士)にて実施
    ※第6期の段位基準日は10月6日付
    ・持時間はチェスクロック使用各1時間
    ・使い切ると一手60秒未満
    ・先手、後手は振り駒によって決定

 

本戦(4月~7月上旬)
    第5期の本戦ベスト4以上(永瀬拓矢王座、渡辺明名人、青嶋未来六段、佐々木大地五段)

    シード者上記4名と段位別予選の通過者12名の計16名にて本戦実施
    ・持時間はチェスクロック使用各3時間・使い切ると一手60秒未満
    ・先手・後手は振り駒によって決定
    ・本戦決勝(挑戦者決定戦)は一番勝負にて実施

    ※九段3名、八段3名、七段2名、六段2名、五段1名、四段1名の内訳

 

五番勝負持時間はチェスクロック使用各4時間・使い切ると一手60秒未満

叡王戦現状&過去結果

※色無=勝:青=敗戦緑=次戦ピンク=開始前

棋戦 1局 2局 3局 4局 5局 6局 7局
第6期叡王戦
段位別予選
長沼八段 勝てば杉本八段or畠山八段
第5期叡王戦
段位別予選
村山慈明七段
第4期叡王戦本戦 斎藤七段
第4期叡王戦
段位別予選
木下七段 小林七段 千葉七段
第3期叡王戦本戦 深浦九段
第3期叡王戦
段位別予選
梶浦四段 都成四段 佐々木四段 杉本四段

 

藤井聡太二冠の中継情報

10:00⇒畠山鎮八段vs杉本昌隆八段
14:00⇒藤井聡太二冠vs長沼洋八段
19:00⇒午前勝者vs午後勝者

携帯中継共に開始時間~
Abema中継は午前~引き続き放送、藤井聡太二冠の放送は14:00~
勝利すれば、引き続き19:00~放送