第69期王将戦、藤井聡太七段VS糸谷哲郎八段の対局模様をまとめています。

お互いに1敗中、負けられません( ゚Д゚)

結果は108手まで、藤井七段(当時)2勝1敗、糸谷八段0勝2敗となりました。
 
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目次

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藤井聡太七段VS糸谷哲郎八段、対局結果と棋譜

先手番:糸谷哲郎八段

後手番:藤井聡太七段

戦 型:角換わり腰掛け銀

1手~20手目棋譜

1.▲26歩
2.▽84歩
3.▲25歩
4.▽85歩
5.▲76歩
6.▽32金
7.▲77角
8.▽34歩
9.▲68銀
10.▽77角成
11.▲同銀
12.▽22銀
13.▲48銀
14.▽62銀
15.▲78金
16.▽33銀
17.▲36歩
18.▽64歩
19.▲68玉
20.▽63銀

 
20手目棋譜
20手目

21手~40手目棋譜

21.▲96歩
22.▽74歩
23.▲46歩
24.▽94歩
25.▲47銀
26.▽73桂
27.▲37桂
28.▽42玉
29.▲16歩
30.▽14歩
31.▲48金
32.▽62金
33.▲29飛
34.▽81飛
35.▲66歩
36.▽54銀
37.▲56銀
38.▽52玉
39.▲79玉
40.▽42玉

 
40手目棋譜
40手目

41手~60手目棋譜

41.▲88玉
42.▽65歩
43.▲同歩
44.▽同桂
45.▲66銀
46.▽64歩打
47.▲45歩
48.▽86歩
49.▲同歩
50.▽同飛
51.▲87歩打
52.▽81飛
53.▲46角打
54.▽63金
55.▲24歩
56.▽同銀
57.▲55銀
58.▽同銀
59.▲同角
60.▽54金

 
44.▽同桂まで、前例7局ある様子⇒先手5勝、後手2勝。
※藤井七段(当時)の対局も含まれるようですが、勝はないようです

47.▲45歩まで、お互いに得意の戦型、想像はしていましたが・・・指し手が早い(><;)棋譜再生みたい・・この辺り分岐点の様子、指し手が少し落ち着きました。

60手目棋譜
60手目
残:糸谷八段⇒3:58 藤井七段(当時)⇒3:40

互角。

61手~80手目棋譜

61.▲11角成
62.▽33桂
63.▲21銀打
64.▽75歩
65.▲66歩
66.▽76歩
67.▲65銀
68.▽同歩
69.▲32銀成
70.▽同玉
71.▲46桂打
72.▽11飛
73.▲34桂
74.▽71飛
75.▲75歩
76.▽同飛
77.▲24飛
78.▽77銀
79.▲79玉
80.▽78銀成

 
63.▲21銀打まで、まだ開始1時間も経過していませんが中盤戦です(;^_^A

64.▽75歩で糸谷八段考慮中⇒18分考慮で65.▲66歩。

66.▽76歩まで、昼休へ。。。形勢は互角。
66手
残:糸谷八段⇒3:40 藤井七段(当時)⇒3:31

消費時間からして、藤井七段(当時)の研究範囲内の局面なのかな・・?

65.▲66歩⇒43分。。にしても糸谷八段の「いやぁ~・・いやぁ、そっか~」多いです(;'∀')

69.▲32銀成・・糸谷八段馬取りを放置して、71.▲46桂打、昼休明けですが早くも終盤戦の雰囲気・・・形勢は藤井七段(当時)有利ですね。

※69手目、単に46桂の方がまだアヤがあった様子・・

これは11飛車で馬をタダで取れるんですが、馬が毒まんじゅうで馬を取って形勢不利に・・・?なんてことがあるんでしょうか・・・不明。

藤井七段(当時)、74.▽71飛・・・形勢ソフトはあまり良い判定ではなさそうですが・・
71飛
解説の飯塚七段「読みきってるんでしょう」・・・果たして・・

解説によると、42金⇒21玉⇒28香の変化は77銀~清算して先手玉が詰みそうとのこと・・ほぼ勝勢。

77銀に98玉とかわして詰みはないそうですが、78銀成と金を取られて先手に勝目がない様子です。。

糸谷八段はそれを打開する妙手を発見することが勝利の条件(42金以外)となりますが・・・難しそう。。重い長考に入られています。

長考時間から考えて、恐らく糸谷八段も詰みがあることには気づかれているのでは・・

約90分考慮で75.▲75歩、形勢は藤井七段(当時)優勢。⇒勝負手なのでそれは致しかたない感じ。

飯塚七段「怪しく粘るしかないですよね」

糸谷八段の75.▲75歩が勝負手、その後(同飛~)応手を間違えたら詰まされる順もあります・・・

31銀など検討されていましたが、藤井七段(当時)76.▽同飛。

持ち時間は糸谷八段54分、藤井七段(当時)2時間26分。

80手目棋譜
80手目

81手~100手目棋譜

81.▲同玉
82.▽77歩成
83.▲同桂
84.▽同飛成
85.▲同玉
86.▽76歩打
87.▲68玉
88.▽67銀打
89.▲同玉
90.▽55桂打
91.▲56玉
92.▽67角打
93.▲46玉
94.▽45金
95.▲同桂
96.▽同角成
97.▲37玉
98.▽25桂打
99.▲28玉
100.▽37銀打

 
100手目棋譜
100手

101手~120手目棋譜

101.▲同金
102.▽同桂成
103.▲同玉
104.▽48角打
105.▲28玉
106.▽46馬
107.▲18玉
108.▽28金打
109.▲
110.▽
111.▲
112.▽
113.▲
114.▽
115.▲
116.▽
117.▲
118.▽
119.▲
120.▽

 
108手まで、糸谷八段投了となりました。

投了図
投了図

技巧2による形勢判断
形勢
※ご参考程度にどうぞ(本局、あまりソフト形勢はあてになりませんでした・・71飛~)

藤井聡太七段と糸谷哲郎八段の対局前後のコメント

 

コメント
  • 藤井聡太七段
  • 『常に際どかったと思うんですけど、77銀で詰みになっているのかな?と思いました。』

    『これで、3局終わって折り返しですけど、次の対局も近いので全力を尽くして頑張りたいです。』

    『羽生先生と持ち時間の長い対局は初めてなので、楽しみですし、自分の力を尽くして戦いたいなと思います。』

  • 糸谷哲郎八段
  • 『違う展開を想定してたんですけど(21銀が工夫)、75歩でちょっとそうですね・・34桂結構大きいかと思ったんですけど、71飛~77銀が思った以上に厳しく自分からひどい変化に飛び込んで・・46桂がちょっと変だったかなと・・』

74手目の71飛がソフト的には悪手判定となりましたが、これが好手。

その後の78.▽77銀~ほぼ一直線に一気に39手詰を読み切って、終局となりました。

藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??

次はいよいよ、羽生九段戦ですね!(#^^#)

【10月21日】VS羽生善治九段【第69期王将戦】

棋戦名
第69期王将戦
対局日
10月21日
対局相手
対局場所
持ち時間
各4時間
開始時間
10:00~

★中継情報★

  • 携帯アプリ10:00~
  • AbemaTVなし
  • ニコ生なし
  • 将棋プレミアムにて9:00~独占放送
  • 実況解説⇒10時00分開始予定
    解説者:高見泰地七段
    聞き手:貞升南女流初段
    ※【開場】9時 00分【開演】9時40分【対局開始】10時00分
    ※前売券⇒¥1,000 当日券⇒¥1,500

  • 将棋チャンネル10:00~12:00、13:38~終、放送有り

 
となっております.+:。(´ω`*)