第69期大坂王将杯王将戦一次予選、藤井聡太七段VS池永天志四段の対局模様をまとめます。

153手まで、藤井七段(当時)逆転勝利となりました。
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目次

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藤井聡太七段VS池永天志四段、対局結果と棋譜

先手番:藤井聡太七段

後手番:池永天志四段

戦 型:角換わり腰掛け銀

1手~20手目棋譜

1.▲26歩
11.▲77同銀
2.▽84歩
12.▽22銀
3.▲76歩
13.▲48銀
4.▽32金
14.▽33銀
5.▲25歩
15.▲36歩
6.▽85歩
16.▽62銀
7.▲77角
17.▲78金
8.▽34歩
18.▽64歩
9.▲68銀
19.▲68玉
10.▽77角成
20.▽74歩

 
20手目棋譜
20手目、74歩
出典:連盟モバイル

21手~40手目棋譜

21.▲46歩
31.▲56銀
22.▽63銀
32.▽14歩
23.▲96歩
33.▲16歩
24.▽42玉
34.▽54銀
25.▲47銀
35.▲79玉
26.▽73桂
36.▽31玉
27.▲95歩
37.▲47金
28.▽81飛
38.▽44歩
29.▲58金
39.▲37桂
30.▽62金
40.▽41飛

 
40手目棋譜
40手目、41銀
出典:連盟モバイル

41手~60手目棋譜

41.▲48金
51.▲87歩
42.▽81飛
52.▽81飛
43.▲29飛
53.▲66歩
44.▽75歩
54.▽35歩
45.▲75同歩
55.▲58角
46.▽65桂
56.▽77歩
47.▲68銀
57.▲77同桂
48.▽86歩
58.▽77同桂成
49.▲86同歩
59.▲77同銀
50.▽86同飛
60.▽36歩

 
60手目棋譜
60手目、36歩
出典:連盟モバイル

61手~80手目棋譜

61.▲36同角
71.▲65同歩
62.▽34銀
72.▽73桂
63.▲15歩
73.▲69飛
64.▽35銀
74.▽37歩成
65.▲58角
75.▲37同金
66.▽36歩
76.▽28角
67.▲14歩
77.▲38金
68.▽42玉
78.▽46角成
69.▲86歩
79.▲47金
70.▽65歩
80.▽47同馬

 
73.▲69飛まで、藤井七段(当時)受けの局面。

歩を巡る争いです・・・容易ではない局面、形勢は互角。

歩を与えるのか、与えたとして後手の攻めをどう凌ぐか・・凌ぐことができるか?持ち時間差も1時間ほど多く藤井七段(当時)が消費中。

池永四段、約35分の考慮で馬を切りました。。これで、どうなるか。。
80手目棋譜
80手目、47同馬
出典:連盟モバイル

形勢は互角。

81手~100手目棋譜

81.▲47同銀
91.▲13歩成
82.▽65桂
92.▽66桂
83.▲56銀
93.▲66同銀
84.▽64歩
94.▽66同歩
85.▲65銀
95.▲47桂
86.▽65同歩
96.▽67銀
87.▲63歩
97.▲77同銀
88.▽63同金
98.▽67銀
89.▲33歩
99.▲15角
90.▽33同玉
100.▽24歩

 
馬を切ってから、ある程度想定の範囲内だったと思われますが、ここに来て池永四段の長考が続いています⇒90.▽33同玉。

残り時間も10分となり(池永四段は20分程)、藤井七段(当時)91.▲13歩成と端攻め。。。ちなみに解説では34歩を推奨。
91手目、13歩成
出典:連盟モバイル

池永四段ペースへ。。

解説の増田六段は91.▲13歩成~95.▲47桂が、藤井七段(当時)らしくなかった気がする・・・とのこと( ノД`)

101手~120手目棋譜

101.▲35桂
111.▲77金
102.▽58銀成
112.▽67歩
103.▲66飛
113.▲67同玉
104.▽68銀
114.▽69角成
105.▲68同飛
115.▲23と
106.▽68同成銀
116.▽23同金
107.▲68同玉
117.▲23同桂成
108.▽76歩
118.▽43玉
109.▲76同金
119.▲68金
110.▽87角
120.▽66歩

 
120手目棋譜
120手目、66歩
出典:連盟モバイル

121手~140手目棋譜

121.▲66同金
131.▲58桂
122.▽68馬
132.▽86飛
123.▲68同玉
133.▲52銀
124.▽15香
134.▽62玉
125.▲35桂
135.▲63銀不成
126.▽42玉
136.▽63同銀
127.▲32成桂
137.▲51銀
128.▽51玉
138.▽71玉
129.▲34角
139.▲61角成
130.▽38飛
140.▽81玉

 
ここに来て、1手バッタリ・・・?池永四段勝勢から、まさかの藤井七段(当時)逆転。。?

132.▽86飛がどうだったか・・?
132手、86飛
出典:連盟モバイル

※ここでは87金が有力で、後手勝ちだったようです(-_-;)

141手~160手目棋譜

141.▲82歩
151.▲76同玉
142.▽82同飛
152.▽64桂
143.▲83歩
153.▲86玉
144.▽78金
154.▽
145.▲78同玉
155.▲
146.▽58飛成
156.▽
147.▲68銀
157.▲
148.▽69角
158.▽
149.▲77玉
159.▲
150.▽76歩
160.▽

 
153手まで、池永四段投了。

投了図
投了
出典:連盟モバイル

技巧2による形勢判断
形勢
※ご参考程度にどうぞ

王将戦トーナメント
出典:将棋プレミアム

藤井聡太七段と池永天志四段の対局前後のコメント

 

コメント
  • 藤井聡太七段
  • 『時間がない中で少し選択を誤ってしまい(91.▲13歩成~95.▲47桂?)、最後までずっと苦しい将棋でした』

  • 池永天志四段
  • 『勝ちはあったと思います。』
    ※最後寄せの局面で、持ち駒に桂馬があると勘違いされていたようです・・・(゚Д゚;≡;゚д゚)

中盤、藤井七段(当時)やや指しやすい局面でしたが、緩手が出て(91.▲13歩成)池永四段優勢~勝勢へ。

終盤、寄せの局面で藤井七段(当時)も粘り攻め合いになりましたが、先手陣はほぼ寄り形の局面で玉も丸裸状態へ。。

さすがに逆転はないだろうというくらいの形勢差、まさかの1手バッタリ。

解説も大荒れ・・・153手まで、池永四段投了。

藤井聡太七段の次の対局予定

いよいよ、朝日杯です(*^_^*)

【2月16日】VS行方尚史八段【第12回朝日杯】

棋戦名
第12回朝日杯
対局日
2月16日
対局相手
対局場所
有楽町朝日ホール
持ち時間
各40分
開始時間
午前10:30~

 
朝日杯チケット購入方法はこちら
※勝者は午後~渡辺棋王VS千田六段の勝者と対局になります
★中継情報★

  • 携帯アプリ恐らく10:30~
  • AbemaTV独占放送9:30~
  • ※解説:高見泰地叡王、深浦康市九段
    ※聞手:山口恵梨子女流二段、和田あき女流初段

  • ニコ生なし

となっております.+:。(´ω`*)