8月22日に朝日杯将棋オープン戦一次予選第2回戦で、藤井聡太四段VS大石直嗣六段の対局がありました。

関西将棋会館で10時~持ち時間は4時間。

対局結果は藤井聡太四段の勝利です。

↓タイトル戦以外(NHK杯など)の公式戦現状

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目次

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朝日杯将棋オープン戦第2回戦対局結果と棋譜

先手は大石直嗣六段。

藤井聡太四段・・・後手番多いですね・・・

戦型は相掛かり

↓10時40分頃に48手目で5四歩で藤井聡太四段から動きますが、まだ攻防が繰り広げられているような状態ではありません。
朝日杯10時40分頃の棋譜
出典:http://www.asahi.com

大石直嗣六段としては形勢を整えてから攻撃開始をしたい様子。

ただ、藤井聡太四段が大石直嗣六段の形勢が整う前に攻撃を開始。

形勢判断としては10:50分の時点で後手の藤井聡太四段ペース

先手の大石直嗣六段は受けが続きましたが、11:10分頃には大石直嗣六段ペースへ。

だんだんと大石直嗣六段が持ち返して攻撃がしずらい局面へ。

11:15分頃に大石直嗣六段は攻撃を宣誓。

11:19分時点で中盤戦、藤井聡太四段は1分将棋へ。

大石直嗣六段は残り時間3分。

お互いに攻めてはいるんですが、一気に攻め込むというよりも、二人共警戒しつつの攻撃

じわりじわりとした攻撃が続きます。

ほどなくして大石直嗣六段も1分将棋へ。

↓11:52分(112手目)棋譜
11時52分頃棋譜朝日杯
出典:http://www.asahi.com

↑少し後手、藤井聡太四段優勢?

だったのですが、ここから大石直嗣六段が最後の勝負にでます。

攻防が続き、大石六段の入玉が成功すると大石六段のほとんど勝ちのような局面

ところが・・・

大石六段の143手▲6二歩・・・

▲6四歩ならよかったかもしれませんが。。

その直後に藤井四段が指した144手△6四桂で一気に流れは藤井聡太四段有利へ。

激戦! でした。

その後は藤井聡太四段の攻め駒の勢いが増して、大石直嗣六段投了。

12:31分頃166手で▽5六銀で先手、大石直嗣六段投了となりました。
朝日杯投了図
出典:http://www.asahi.com

相掛かりの序盤からの変化に上手く対応。

入玉しかけた先手玉を押し戻して捕まえ勝利となりました!

藤井聡太四段も悪手がいくつか見られ、一時は形勢逆転??

と思われる局面もありましたが、大石直嗣六段が▲6五玉と入玉を狙ったのが敗着になりましたかね。。

結果論になってしまうので、どうとも言い難いですが・・・

しかし大石六段の強固な受けと藤井四段の熾烈な攻めの名局でした。

きっちり13時まで感想戦を行い、昼食後お昼~の対局に望まれます。
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対局後のコメント

大石直嗣六段

対戦決まってから楽しみだった(1ヶ月くらい前)』

『藤井四段の対応力が凄かった。』

『藤井四段が放った144手▽6四桂で(想定外の指し手をされて)真っ白になった。』

※一時形勢逆転された大石六段の対局も凄いと思います。。

藤井聡太四段

『途中ハッキリと良くなったと思ったときもありましたが、また形勢を難しくしてしまって最後まで解らない対局となりました。』

余談です。

藤井聡太四段のネクタイ・・・

8月22日朝日杯藤井聡太四段ネクタイ

本日はエンジのチェックですね☆

藤井聡太四段の次の対局予定はいつ??

午後2時~竹内雄悟四段と第3回戦対局

引き続き朝日新聞デジタルで中継されます。
※対局は無料視聴可能(会員登録不要)

携帯中継もあります。

それ以降の対局は8月24日(木)棋王戦挑戦者決定トーナメント
 

対局日 8月24日
対局相手 豊島将之八段(現竜王)
対局場所 関西将棋会館
持ち時間 各4時間
開始時間 午前10:00~

 
★中継情報
携帯中継が決まっています。

↓8大タイトル戦現状

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