C級2組順位戦第8回戦。
藤井聡太四段の対局相手は矢倉規広七段です。
対局は1月19日、10時~持ち時間各6時間と長い対局。
藤井聡太四段とは初手合となります。
先手番は藤井聡太四段、後手番は矢倉規広七段となっております。
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矢倉規広(やぐらのりひろ)七段の略歴
出典:https://www.shogi.or.jp
生年月日:1974年9月27日(43歳)
1994年10月1日(20歳)プロ入り
出身地:大阪府
師 匠:桐山清澄九段
竜王戦:4組
順位戦:C級2組
得意戦法:居飛車、振り飛車両党
居飛車穴熊対策の一つである矢倉流中飛車の創始者
※矢倉といっても矢倉囲いのことではありません
矢倉規広七段が得意とした戦術で名付けられた戦法
三間飛車にも対応
ちなみに急戦矢倉に矢倉中飛車という戦術がありますが混同されませんように・・・
藤井聡太四段は現在竜王戦6組(来期は5組)、C級2組在籍
1986年10月(12歳) 6級
1990年 7月(15歳) 初段
1992年 5月(17歳) 3段
※三段リーグ戦は4期、15勝3敗で1位昇段プロ入り
※同プロ入り鈴木大介九段(14勝4敗)
1994年10月 1日(20歳) 四段
1999年 6月11日(24歳) 五段
2005年 7月28日(30歳) 六段
2015年 7月 1日(40歳) 七段
※プロ入リ後C級2組継続
※12月14日の順位戦、三枚堂六段との対戦ではゴキゲン中飛車で勝利されています
藤井聡太四段と矢倉規広七段のレーティングや成績は??
’18年1月20日現在のレーティング
藤井聡太四段(16位)1747
矢倉規広七段(102位)1483
レーティングとは??
簡単に説明すると・・・
- 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
- 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う
★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです
平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。
レーティング一覧はこちら
最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。
ちなみにレーティングトップは豊島将之八段(現竜王)の1868(2/15現在)。
’18年1月20日現在の成績矢倉規広七段
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|
通算 | 752 | 403 | 349 | 0.5359 |
本年 | 21 | 10 | 11 | 0.4761 |
藤井聡太四段
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|
通算 | 69 | 58 | 11 | 0.8405 |
本年 | 59 | 48 | 11 | 0.8135 |
出典:将棋連盟
※1月16日時点で本年度勝率1位は藤井四段
C級2組順位戦とは??
- 50人参加のリーグ戦
- 全10局対局。この対局後はあと残2局。
- 10戦して上位3人に入れば、C級1組に昇級が決定
- 名人戦は例年4月から6月にかけて優勝者が七番勝負に挑戦
※全勝もしくはそれに近い勝率が昇級には必要
※A級棋士のみが佐藤天彦名人に挑戦することになります。
デビューから4年連続で昇級しA級に昇ったのは、これまでに2人。
加藤藤一二三九段と中原誠・十六世名人。
※羽生三冠(現九段)でも7年かかっています
※藤井聡太四段はC級2組
藤井聡太四段VS矢倉規広七段の対局中継は??
携帯アプリは10:00~
AbemaTVは9:30~
ニコ生は9:50~