3/12に第1回Abema師弟トーナメントのスピンオフ企画「チーム杉本vsチーム深浦」が放送されます。
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目次
杉本昌隆八段の略歴
生年月日:1968年11月13日(53歳)
1990年10月1日(21歳)プロ入り
竜王戦:3組(1組:8期)
順位戦:B級2組
得意戦法:振り飛車党(四間飛車と得意とする)
1980年10月(11歳) 6級 奨励会入会
1985年 2月(16歳) 初段
1987年 1月(18歳) 三段
※三段リーグ戦は7期、13勝5敗で2位昇段
1990年10月 1日(21歳) 四段 プロ入り
1995年12月 6日(27歳) 五段
1999年度、第58期順位戦でC級1組昇級決定
2000年 7月11日(31歳) 六段
2002年度、第61期順位戦でB級2組昇級決定
2006年度、第65期順位戦でB級1組昇級決定
2006年 2月10日(37歳) 七段
2010年度、第69期順位戦でB級2組降級決定
※2012年5月藤井聡太氏を弟子に
2015年度、第74期順位戦でC級1組降級決定
2018年度、第77期順位戦でB級2組昇級決定
2019年2月22日(50歳) 八段
藤井竜王のことは、弟子にしたくて仕方がなかったようです。
自分以外にも適任者はいるので、そういう方を選ぶのだろうと思っていたところの弟子入り志願。
弟子に自分からプロへの道を示唆することはしないそうですが、藤井竜王だけには内心プロ入りを願っていたとのこと。
※プロになるのは小三くらいで確信
藤井竜王がプロ入りしないときには、自分の責任と捉え棋士を引退しようと考えていたほどです。
これは藤井竜王が将棋の道ではなく、他の道へ進んでしまうということは、将棋に対しての魅力を失ったことに等しい。
つまり将棋の魅力を当時の藤井くんに伝えきれなかったことへの責任は重いと感じ、引退との考えに至ったようです。
その後、当時の藤井くんの棋力が安定するまでは変な癖がつかないように対局は控えたそうです。
※飛車や角の大駒が飛び回る棋風も大切にしたかった
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杉本昌隆八段の指導の極意
★弟子の才能を認め、指し方に口を出さない
★強い相手を紹介してあげる
★将棋以外のこともしっかり教える
★弟子の才能を信じる
★弟子の考えをしっかり聞く
★日常的に弟子と仲良くする
杉本八段の指導方法のひとつである『強い相手を紹介してあげる』。
藤井聡太竜王は三段リーグ戦が始まるまで数カ月ブランクがありましたが、その間も棋力が落ちないようにプロ棋士の研究会に連れて行ったり、合宿を開いたりされています。
この間のことを、山崎八段が『藤井さんは三段に昇段後、三段リーグが始まるまで半年近く間がありました。その間、師匠の杉本昌隆八段が武者修行のように、全国のプロ棋士の研究会に藤井さんを連れて行き、高段の棋士と練習対局を重ねたのが大きかったようです』と語られています。
更に高校進学を迷われていたときには、進学について意見するつもりはなかったそうです、本人に一任。
高校進学したときの生活は、大体想像できた藤井四段(当時)、今の中学生生活と差ほど変わりはなく、学業との両立になります。
師匠である杉本八段は、これからの進路について大人として説明だけされた様子。
★学生という肩書きがなくなる藤井聡太氏に、メディア露出などによる広告塔としての活躍の期待がある可能性
★宣伝効果は計り知れず、将棋連盟の組織の一員としてせざるを得ないことが増える可能性
★学生として断ることはできなくなる
おすすめ書籍
レーティング比較※'24年8月29日現在
藤井聡太竜王・名人【レーティング(1位:2080】 | |||||
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※'24年11月28日現在 | 対局数 | 勝 | 負 | 持 | 勝率 |
通算 | 467 | 387 | 79 | 1 | 0.8304 |
2024年度 | 31 | 23 | 8 | 0 | 0.7419 |
※2023年度勝率は0.8518
※2022年度【最優秀棋士賞】【名局賞】【名局特別賞】受賞、最多勝利賞、勝率1位賞部門で1位獲得
杉本昌隆八段【レーティング(56位)1642】 | ||||
---|---|---|---|---|
対局数 | 勝 | 負 | 勝率 | |
本年 | 23 | 10 | 13 | 0.4347 |
※2020年度勝率は0.3870
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。
- 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
- 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う
★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです
平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。
レーティング参考サイトはこちら
最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。
藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率
クラス別戦績
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藤井竜王のフィッシャー戦績
|
34勝9敗(0.7906)
|
杉本八段のフィッシャー戦績
|
初
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杉本昌隆八段との過去対戦結果【3勝0敗】
※※横にスクロールできます※※
日付 | 勝敗 | 対局時クラス | 手番 | 戦型 | 手数 | 棋戦名 |
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2020/12/3 | ○ | B2 | 先 | 四間飛車 | 73手 | 第6期叡王戦八段戦 |
2020/6/20 | ○ | B2 | 先 | 四間飛車 | 95手 | 第33期竜王戦3組R戦 |
2018/3/8 | ○ | C1 | 先(千) | 四間飛車 | 111手 | 第68期王将戦一次予選 |
第6期叡王戦八段戦
序盤から、杉本八段の作戦成功か?と思われましたが、48.▽同歩~藤井二冠ペース。
終盤は鮮やかな寄せで73手まで、杉本八段投了となりました。
第33期竜王戦3組R戦
序盤から美濃囲いにしない杉本八段の作戦から前例のない対局へ。
対局は互角~藤井七段(当時)若干良しの局面が続き、中盤~後手の杉本八段が無理気味に攻めますが藤井七段(当時)がうまく対応し快勝。
中盤25桂~の構想からは藤井七段(当時)優勢になり、そのまま95手まで杉本八段投了となりました。
第68期王将戦一次予選
対局前は互いに全力で・・!!とコメントされており、対局は千日手。
杉本七段(現八段)も藤井六段も打開が難しいという見解だったようですが、杉本七段(現八段)としては本局はじっくり長く指したかったという思いもあり、千日手を選ばれたようです(*'ω'*)
対局は藤井六段(当時)の完勝。
中継情報
にて19:00~
解説者:屋敷伸之九段
聞き手:飯野愛女流初段
司会者:香川愛生女流四段
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