第61期王位戦、藤井聡太七段vs阿部健治郎七段の対局模様をまとめています。
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目次
藤井聡太七段VS阿部健治郎七段、対局結果
先手番:阿部健治郎七段後手番:藤井聡太七段戦 型:角換わり
直近
阿部健治郎七段は3/19~4/9まで●が続き(5連敗)、5/26(○)
藤井聡太七段は6/2.4.8(○)、6/10(●)
戦型は角換わり
後手番角換わり(21勝6敗-勝率:0.7777)
2月:千田七段●
3月:出口四段●
3月:上村五段○
~20手目
増田六段「長い時間の対局ですと、かなり籠って来るので、頭が回らなくということがあると思うので、どうしても熱くなるんですよね。対局に支障が出て来ることもあるので、逆に熱中症とか。」
「対局中は、そんな話す訳ではないのでそこまで気にする必要もないかなと思いますね、(専門家の方もおっしゃってたそうで)将棋連盟の発表でもマスクはそこまで義務ではないと出ていましたので、そこまで取って問題はないのかなと思います。」
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖♪
「番勝負になりますので、そうなると藤井七段(当時)かなり強いんじゃないかと思ってまして、3局勝つというのがかなり難しいのかなという気がしていて、師匠の杉本八段も言われていて、タイトル戦になってどういう戦いになるのか楽しみでもあります。」
「(Abemaトーナメント)藤井七段(当時)とはちゃんと話すのは初めてだったので、謙虚で良い方だなと感じましたね。気さくな方で、結構発言されていたので、そういう一面もあるんだなと、改めてチームとして戦って行ける喜びを感じましたね」
。゚(゚´ω`゚)゚。♪♪
阿部健治郎七段は、色んなことについて詳しいので話してて面白い方。棋風も理論家で、将棋界の中でもかなりの理論家とのこと。
ちょっと興味を持ったことは全て調べ、図書館とかで本を借りたり、DVDもそれに関するもの全部借りて早送りで情報だけ仕入れんだそうです^^
増田六段「ちゃんとした水にした方がいいと言う事で、将棋会館の控え室の水を、自分が持参した水に入れ替えていてます。」
「僕昭島に住んでて、水がきれいな所なんですね。「昭島いいね水が良くて、将来そこに住みたい」って言っていました。」
阿部健治郎七段のお水↓身体に吸収しやすいナノクラスター水とのこと。。
阿部七段⇒3:39 藤井七段(当時)⇒3:02
~40手目
21.▲34飛
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22.▽33銀
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23.▲14飛
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24.▽22角
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25.▲12角打
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26.▽31金
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27.▲24歩打
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28.▽84飛
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29.▲15歩
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30.▽24銀
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31.▲25歩打
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32.▽12香
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33.▲同飛成
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34.▽25銀
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35.▲14歩
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36.▽44角
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37.▲13歩成
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38.▽86歩
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39.▲同歩
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40.▽34角
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23.▲14飛で昼休へ。
阿部健七段⇒日替わり定食=鶏肉のソテーハニーマスタードソース(Le Carre)
藤井聡七段⇒豚しょうが焼き弁当、ごはん少なめ(鳩やぐら)
Abema解説では三浦九段と増田六段が23歩を推奨、阿部七段27.▲24歩打。
増田六段「23歩で角上がって(23角)取って(13飛成)、同桂で22歩成で同金、45馬、この方が飛車を活用させてなくて桂馬も不安定なので、この方が良かったのかなと人間としては感じてしまうので、24歩ちょっと後悔しちゃう手になっちゃいますよね・・84飛うっかりした可能性もありますよね・・」
「(AbemaTのチーム名)チーム川崎家(藤井七段(当時)案、永瀬二冠のご実家ラーメン屋さん名)、チームFUJI(富士山から、永瀬二冠案)、その2つのどちらかで、どっちでも良いですよと言ってたんですけど、予選の日行ったらチームバナナに、何があったんだろうかと・・恐らく永瀬二冠が決めたのかなと、僕は関与してないんで(笑)、びっくりしました」
★早指しの練習★
「藤井七段(当時)が過去2回優勝したとき、練習してなかったと聞いて、練習あんま意味ないんじゃないかってことになって、ぶっつけ本番でって感じになり、三人でご飯行きました。交流は深まったと思います。自分も筋トレの話しとかしたんで。」((´∀`))
33.▲同飛成まで、AbemaAI、先手38%、後手62%。
約1時間40分の考慮で37.▲13歩成、持ち時間差は同じ、両者1時間ほど。
38.▽86歩。。うーん。
40手目棋譜
残:阿部七段⇒0:54 藤井七段(当時)⇒0:56
40.▽34角が入りました。
解説陣は8筋を突き捨ててからでは指しにくいと見ていましたが、少考で着手。
AbemaAIは先手40%、後手60%。
~60手目
41.▲22と
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42.▽同金
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43.▲11龍
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44.▽67角成
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45.▲13香成
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46.▽89馬
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47.▲68銀
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48.▽13金
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49.▲21龍
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50.▽62玉
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51.▲85香打
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52.▽54飛
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53.▲82香成
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54.▽65香打
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55.▲83桂打
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56.▽68香成
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57.▲同金
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58.▽67銀打
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59.▲58金
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60.▽68銀成
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形勢を悲観されてか、55.▲83桂打、後手優勢へ。。
60手目棋譜
残:阿部七段⇒0:14 藤井七段(当時)⇒0:11
~80手目
61.▲同金
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62.▽77角成
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63.▲71桂成
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64.▽57飛成
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65.▲
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66.▽
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67.▲
|
68.▽
|
69.▲
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70.▽
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71.▲
|
72.▽
|
73.▲
|
74.▽
|
75.▲
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76.▽
|
77.▲
|
78.▽
|
79.▲
|
80.▽
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AbemaAI先手3%、後手97%。
64手まで、阿部健治郎七段投了。
藤井七段(当時)、挑戦者決定戦進出です、挑戦者決定戦はvs永瀬拓矢二冠。
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藤井聡太七段と阿部健治郎七段の対局前後のコメント
- 藤井聡太七段
- 阿部健治郎七段
『こちらの玉が薄い形で戦いになってしまったので、そうですね、少し自信がないなと思いながら指していました。』
『(勝ちを意識したところは)77角成としたところで、何というか少し、行けそうかなという風に思いました。』
『(リーグ戦を振り返って)どの対局も1手1手難しい将棋で、そうですね、稲葉八段戦や上村五段戦では苦しい場面もあったと思うんで、そうですね、まぁ、こういう結果を残せて良かったなと思っています。』
『(意気込み)なんとか調整して良い将棋が指せればと思っています。』
『(コロナでの延長)そうですね、2カ月弱間が空いたんですが、その間に自分の将棋を見つめ直すことができたのかなと思っています。』
『(連戦での体調)今まで経験したことのないスケジュールだったので、そうですね、大変なところはあったんですけど、そうですね、次の対局は1週間空くことになるので、なんというか、そこでまたしっかり状態を整えたいなと思っています。』
『(本局)以前指したことがあって、難しかったので、もう一度やってみようかと思ったんですけど、うまく対応されたので全体的に自信がなかったですね。』
『(13不成長考について)バランスを取る順が難しくて、形勢は難しい可能性があるんですけど、ちょっとわたしの力では局面のバランスを取れなくなってしまって、中盤で競り負けた感じがしました。』
『(本局感想)作戦の選択がちょっと良いか悪いか解からなかったんですけど、ステイホーム期間中の準備が足らなかったのかなという気がしました。』
藤井聡太七段の次の対局予定※明日Abemaトーナメント
【6月14日】VSチーム広瀬八段【第3回Abemaトーナメント】非公式戦
中継情報
は最終局のみ放送終了後
●AbemaTV19:00~
※解説者:村山慈明七段
※聞き手:里見咲紀女流初段、山口恵梨子女流二段
となっております.+:。(´ω`*)