3/12に第1回Abema師弟トーナメントのスピンオフ企画「チーム杉本vsチーム深浦」が放送されます。

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目次

深浦康市九段の略歴※'24年8月29日現在

生年月日:1972年2月14日(50歳)
1991年10月1日(19歳)プロ入り
竜王戦:2組(1組は11期)
順位戦:B級1組(A級は10期)※今期~B級2組
得意戦法:オールラウンダー

1984年12月(12歳)6級 奨励会入会

1987年7月(15歳)初段

1988年10月(16歳)三段

※三段リーグ戦は5期、13勝5敗2位昇段プロ入り

1991年10月1日(19歳)四段プロ入り

1994年8月27日(22歳)五段

1997年7月22日(25歳)六段

1997年度、第56期順位戦にてC級1組へ昇級決定

1998年度、第57期順位戦にてB級2組へ昇級決定

2001年6月28日(29歳)七段

2001年度、第60期順位戦にてB級1組へ昇級決定

2003年度、第62期順位戦にてA級へ昇級決定

2004年4月1日(32歳)八段

2004年度、第63期順位戦にてB級1組へ降級決定

2005年度、第64期順位戦にてA級へ昇級決定

2006年度、65期順位戦にてB級1組へ降級決定

2007年度、第66期順位戦にてA級へ昇級決定

2008年度、第67期順位戦にてB級1組へ降級決定

2008年9月26日(36歳)九段
※王位2期と朝日オープン1期がタイトル3期獲得とみなされ八段から九段に昇段

2011年度、第70期順位戦にてA級へ昇級決定

2018年度、第77期順位戦にてB級1組へ降級決定

2020年度、第79期順位戦にてB級2組へ降級決定

おすすめ書籍

レーティング比較※'24年8月29日現在

藤井聡太竜王・名人【レーティング(1位:2076】
※'24年11月16日現在 対局数 勝率
通算 466 386 79 1 0.8301
2024年度 30 22 8 0 0.7333

※2023年度勝率は0.8518
※2022年度【最優秀棋士賞】【名局賞】【名局特別賞】受賞、最多勝利賞、勝率1位賞部門で1位獲得

深浦康市九段【レーティング(35位)1684】
対局数 勝率
本年 36 18 18 0.5000

※2020年度勝率は0.3870
未放送棋戦結果の反映などにより、勝敗数にズレが生じることがあります。
正確な勝敗数は日本将棋連盟HPの公式ページにてご確認ください。

※※レーティングについて※※簡単に説明すると・・・

  • 強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝ってももらえる点数は少ない
  • 強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失う

★所属クラス(A級~C級2組)で、大体の強さは想像できますが、所属クラスは必ずしも現在の強さを反映したものではないのに対して、レーティングは現在の強さを、対局毎に変動する数値で表現したものです

平均的な棋士のレーティングを1500として計算されています。

レーティング参考サイトはこちら

最近の勝敗も反映されている数値なので、所属クラスと合わせて目安にされると良いと思います。

藤井聡太※クラス・棋戦・時間別戦績と勝率

B2級棋士との戦績
棋戦別戦績
NHK杯通算16勝6敗(0.7272)
藤井竜王のフィッシャー戦績
34勝9敗(0.7906)
深浦九段のフィッシャー戦績
4勝10敗(0.2857)

深浦康市九段との過去対戦結果【2勝4敗】※非公式含

※※横にスクロールできます※※

日付 勝敗 対局時クラス 手番 戦型 手数 棋戦名
2022/3/12 B2 雁木 137手 第1回Abema指定Tスピンオフ
2021/10/11 B2 雁木 95手 第71回NHK杯
2021/5/6 B2 矢倉 105手 第69期王座戦挑決T
2018/6/22 A その他力戦 120手 第66期王座戦挑決T
2017/12/23 A その他力戦 166手 第3期叡王戦本戦
2017/4/9 A 矢倉 122手 炎の七番勝負※非公式

 

第1回Abema指定Tスピンオフ

序盤から藤井竜王のペース、対局を見守っていた佐々木六段も「これで助かった例は見たことがない・・」と言い切る形勢の中、深浦九段の粘りで互角→形勢逆転。

そのまま137手まで、藤井竜王投了。

佐々木六段「藤井竜王相手に、このまくりができるのは師匠しかいない、すごい」。

2021/10/11※第71回NHK杯

95手まで、深浦九段の完勝。

2021/5/6※第69期王座戦挑決T

序、中盤までねじり合いが続き、藤井二冠ペースで進みましたが、途中、深浦九段の勝負の受けから形勢が逆転。

持ち時間差もあり、普段の将棋からは想像ができないような将棋。

105手まで、藤井二冠投了。

2018/6/22※第66期王座戦挑決T

戦型は相雁木調の対局へ。

叡王戦同様に羽生二冠(現九段)に勝利し駒を進められた深浦九段、叡王戦を彷彿とさせるような対局でした。

序盤は深浦九段が3筋の交換~模様がよく作戦勝ちと思われる局面が続き、深浦九段の57手目で2四歩と開戦模様へ。

ただ、中盤戦、藤井七段(当時)が9筋に手を広げてからは藤井七段(当時)ペース。

先手の深浦九段の2筋の攻めより、後手の藤井七段(当時)の9筋の端攻めの方が早く厳しい対局となりました。

深浦九段にも悪手という悪手があった訳でもないのですが、中盤戦からの藤井七段(当時)のリードが素晴らしく、最後は、深浦九段も大駒を切って勝負に出て粘りますが、120手まで、藤井七段(当時)の完勝へ。

2017/12/23※第3期叡王戦本戦

戦形はその他(相居飛車力戦形)。

序盤戦は時間と引き換えに、着実にリードを奪った藤井四段(当時)でしたが、深浦九段の腰の重い粘り強い将棋に、悪手も見られ、166手まで。

深浦九段の大逆転勝利となりました。

藤井四段(当時)がこのような負け方をするのは珍しく、持ち時間、各3時間の対局だったのですが、あと少し時間があれば、また違う結果になっていたかもしれません。。。

藤井七段(当時)の師匠である杉本七段(現八段)が、この敗戦がその後の昇段への転機となった対局だと語られている対局です。

2017/4/9※炎の七番勝負

まだ、プロ棋士になったばかりで藤井聡太四段(当時)の棋譜もなく、藤井四段(当時)の棋風も浸透していないころの対局です。

深浦九段は対局後に、自分には見えない手が見えていると感じたとコメントをされていました。

中継情報

AbemaTV

にて19:00~
解説者:屋敷伸之九段
聞き手:飯野愛女流初段
司会者:香川愛生女流四段
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