第91期棋聖戦五番勝負第4局!藤井聡太七段vs渡辺明三冠の対局模様をまとめています。
本日勝利、新棋聖誕生。
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目次
藤井聡太七段VS渡辺明三冠、対局結果
先手番:渡辺明三冠後手番:藤井聡太七段戦 型:矢倉
後(20勝2敗-勝率:0.9090)
2敗は井上九段、増田六段(竜王戦挑決T)いずれも2018年度
~20手目
~40手目
21.▲69玉
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22.▽31角
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23.▲46歩
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24.▽85歩
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25.▲37桂
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26.▽43金
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27.▲66銀
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28.▽73銀
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29.▲47銀
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30.▽64銀
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31.▲96歩
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32.▽14歩
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33.▲45歩
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34.▽同歩
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35.▲同桂
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36.▽44銀
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37.▲24歩
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38.▽同歩
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39.▲46銀
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40.▽22角
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40手目棋譜
残:渡辺三冠⇒3:47 藤井七段(当時)⇒3:33
棋聖戦五番勝負第2局と同じ進行、渡辺三冠の31.▲96歩で前例から外れました。
~60手目
41.▲35歩
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42.▽同歩
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43.▲24飛
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44.▽23歩打
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45.▲29飛
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46.▽34金
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47.▲33歩打
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48.▽同桂
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49.▲同桂成
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50.▽同銀
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51.▲26桂打
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52.▽45歩打
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53.▲55銀右
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54.▽86歩
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55.▲同歩
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56.▽94桂打
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57.▲85歩
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58.▽73桂
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59.▲95歩
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60.▽86桂
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昼休前棋譜※50.▽同銀
残:渡辺三冠⇒3:27 藤井七段(当時)⇒2:39
お昼、渡辺三冠「スペシャルハンバーグセット」、藤井七段(当時)「みそ煮込みうどん」
形勢は、AbemaAI先手53%、後手47%、水匠2は完全互角。
先手の攻めの桂と後手の守りの桂の交換になり、歩は先手が2歩損、どう攻め続けることになるか?という感じ。
昼休明け、51.▲26桂打とされ、藤井七段(当時)金を逃げるか(44金)、攻めるか?(54桂、84桂)の悩ましい局面、ソフト推奨は54桂でしたが藤井七段(当時)52.▽45歩打、候補手にありはしましたが意外な手、AbemaAIは一旦先手56%となりましたが、次手銀を逃げた手で再び元の先手53%、後手47%へ。
56.▽94桂打まで、AbemaAI先手61%、後手39%。。
34桂の攻め合いが検討されていましたが、渡辺三冠、57.▲85歩と突いて86桂のときの緩和をされました。
久保九段によると・・
あえて、同飛で取らせて、87歩と打ち、受けやすくなっていることと、82にいた飛車の横効きがなくなっているので、攻めのときに、例えば43に歩を成ったときに52に銀を打ったりしていきなり詰むような変化も出てくるので、これで少し得しているのではないか?という見方もあるとのこと。
ただ、同飛のときに87歩じゃないかもしれない、86歩⇒同歩⇒82飛という手があるんで、同飛のときはきっと違う手だろうとのこと。なので理屈で言うと、87に歩を打つために歩を突いたわけではない。96歩が結構光っていて、86歩と受けづらいが、打った場合は、97桂として、82飛⇒85歩で受かっている。
なので、攻めに行って、同飛となったときにさっきの筋で受けるとう組み立てをしているんだと思いますとのこと。なので、85歩は自然、AbemaAIは先手58%、後手42%。
藤井七段(当時)金を逃げずに(24金etc)、58.▽73桂と攻めを選択、AbemaAIは先手65%、後手35%、久保九段によると対局者は、少し苦しいくらいは思っているかもしれませんが、数字ほどは無いと思います、そして、受けに相当自信がないと指せない手とのこと。
34桂の攻めが検討されていましたが、渡辺三冠59.▲95歩と受けられて、AbemaAIは先手52%、後手48%へ。
※この端歩辺り~藤井七段(当時)ペースになっていきます、34の金、いつでも取れたんですが、取らずにいたら最終的に25金と逃げられ、動くように・・
60手目棋譜
残:渡辺三冠⇒1:15 藤井七段(当時)⇒0:55
~80手目
61.▲68金左
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62.▽46歩
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63.▲同銀
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64.▽25金
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65.▲97角
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66.▽26金
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67.▲86角
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68.▽36金
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69.▲55銀右
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70.▽88歩打
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71.▲64銀
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72.▽同歩
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73.▲同角
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74.▽61桂成
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75.▲65桂打
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76.▽89歩成
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77.▲53桂不成
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78.▽同桂
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79.▲73角成
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80.▽38銀打
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※渡辺三冠、局後インタビューで62.▽46歩⇒66.▽26金が意外だった様子
久保九段によると、歩を打って銀を上がらせたところのなので、考えにくい手とのこと、非常に柔軟だそうです。
ソフトは角打ちを推奨していましたが(97角etc)、ここは渡辺三冠、63.▲同銀、AbemaAIは、先手54%、後手46%、水匠2(77)。
久保九段によると、75.▲65桂打のところで、89歩成が解かっているので、仮に78玉と上がっておいて、玉を上がったところで飛車の横効きが効いてくるので、同飛と取っておくと自玉が結構安泰、46桂と打たれても、金を逃げたら飛車が死んでしまうという形もさっきならあったけど、これなら59金と逃げておけば良いので、後で65桂と楽しみにしておけば・・こういう展開だともう少しゆっくりした展開だったかもしれないとのこと。
ここでの切り合いを行けると想定していたものの、恐らく38銀の読み抜けがあったのでは?感想戦を聞いている限りそんな感じだったそうです。
渡辺三冠、77.▲53桂不成、これで藤井七段(当時)へ形勢が若干傾き(73桂成の方が良かった?または78玉)80.▽38銀までAbemaAI、先手43%、後手57%。
79.▲73角成、この瞬間だけ(1手でも遅れていたらダメな手)飛車を取りに行きやすい展開で80.▽38銀。
※ちょっと見えづらい手、飛車に当たっているので反射的に逃げたくなる、この瞬間なら逃げなくて良いという、この瞬間ならお互いに飛車の取り合いでいけると、考えていたのがさすが・・とのこと(久保九段談)
80手目棋譜
残:渡辺三冠⇒0:19 藤井七段(当時)⇒0:15
~100手目
81.▲59飛
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82.▽86桂打
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83.▲48歩打
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84.▽42飛
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85.▲63馬
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86.▽52歩打
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87.▲64桂打
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88.▽46桂打
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89.▲57金直
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90.▽45桂
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91.▲52桂成
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92.▽同飛
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93.▲45馬
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94.▽37金
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95.▲46金
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96.▽48金
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97.▲57飛
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98.▽54桂打
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99.▲64桂打
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100.▽46桂
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81.▲59飛でAbemaAI、先手39%、後手61%、水匠2(-268)。
久保九段、都成六段によると、80.▽38銀打辺りで渡辺三冠に誤算があったのでは・・・とのこと。
82.▽86桂打が読めていなかった様子↓
本局についての渡辺明三冠のブログ
87.▲64桂打、AbemaAI先手25%、後手75%、水匠2(-735)。
~120手目
101.▲52桂成
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102.▽同玉
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103.▲82飛打
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104.▽62歩打
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105.▲64桂打
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106.▽42玉
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107.▲43歩打
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108.▽31玉
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109.▲81飛成
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110.▽41桂打
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111.▲
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112.▽
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113.▲
|
114.▽
|
115.▲
|
116.▽
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117.▲
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118.▽
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119.▲
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120.▽
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110手まで、渡辺三冠投了。
新棋聖誕生。
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藤井聡太七段と渡辺明三冠、対局前後のコメント
- 藤井聡太七段
- 渡辺明三冠
『バランスのとり方が難しく、途中からは少し自信のない展開なのかという風に指していました。』
『序盤は第2局と似たような形だったんですけど、玉の薄い形が何というか・・続いて、難しい将棋かなと思っていました。』
『(中盤劣勢だと感じていましたか?)先手に手段が多いような感じだったので、自信が持てないかなという風に思っていました。(勝ちを意識したところは?)最後まで解からなかったです。』
『(タイトル獲得)今は実感がないというのが、正直なところです。獲得できたことは非常に嬉しいですし、渡辺先生と五番勝負で対局して、非常に勉強になったところが多かったと思うので、そういったところを活かして行きたいと思います。』
『(重圧は?)やはり責任のある立場になりますので、何というか、一層精進して、良い将棋がお見せできるように頑張っていきたいと思っています。』
『(終局直前の気持ち)最後まで際どいと思っていたので、局面意外のことはあまり意識していなかったです。』
『(印象に残った局)第3局でこちらが気が付かない好手を多く指されて、非常に勉強になったなと感じました。』
『(第2局、54金、31銀)どちらも手が広い局面だったので、色々あったかなと思うんですけど、その中で自分なりに考えて指せたのは良かったかなと思います。』
『(関西将棋会館)昔から指してきた場所なので、落ち着いて対局に臨めたところはあったと思います・・。』
『(地元のファンの方へ)いつも応援していただいてありがとうございます。これからも楽しんで観て頂ける将棋が指せるように、精進していきたいと思っています。』
『(次の目標)今回、五番勝負で得たものが多くあったと思うので、そう言ったことを成長に繋げられればなと思っています。』
『(杉本八段へ)入門のときからお世話になってきたので、ひとつ恩返しはできたのかなという風には思っています。』
『(ひとつの夢をかなえた感想)これまで地元の多くの方に、支えていただいたり、暖かく見守っていただいたりしていただいて、だからこそ、自分自身ここまでこれたのかなという風に思いますし、これで地元の方にも良い報告ができるのかなと思います。』
『(人間、AIがもつ可能性)数年前には棋士との対局が大きな話題になりましたけど、将棋ソフトとそういう対決の時代を超えて共存という時代に入ったのかなと思いますし、自分自身プレイヤーとしてソフトを活用することで、自分自身成長できる可能性があると思っていますし、観ている方にとっても観戦する際のひとつの楽しみにしていただければなと思います。今の時代においても、将棋界の盤上の物語は普遍なもの、その価値を自分自身伝えられたらなと思っています。』
『(棋聖として一言)今日もご観戦いただきましてありがとうございました。棋聖獲得できて、応援していただいた方に良い報告ができることを嬉しく思っています。これからも良い将棋が指せるように頑張りますので、応援よろしくお願い致します。』
杉本八段より・・東海に持ち帰ったタイトルは、大切にいつもまでも保ち続けてください、これからも将棋が指せる幸せと、すべての人への感謝を忘れずに・・
『タイトルは獲得できましたけど、これからより一層の精進が必要かなと思っていますし、これらも何というかファンの方に楽しんで観ていただけるような将棋を指せるように頑張っていかなくてはと思います。』
『2局目の累計で予定だったんですけど、8筋から攻められたのと46歩突かれて、、その辺りの揺さぶりというか、何か広く揺さぶられて、形勢を損ねたのかなといか、具体的には26金取られたところで、ちょっとまずくしているんじゃないかって気がしたんですけど、ちょっと分かんなかったですね。』
『(端歩を突いてから35歩という研究?)2局目の改良としては予定だったんですけど、その後はちょっと分かんなかったですね。』
『(46歩)左側というか、7筋~9筋あたりの攻防、そっち見てたんで、それで逆側に来られて、そうですね・・それで色々読めてない手が出てきちゃったというか、その辺りから・・』
『(中盤以降の手応え)部分的に左側が受かったんで、68金と逃げた辺り・・負かせてるのかなと思ったんですけど、それで右側との兼ね合いが、その辺り46歩、25金みたいな・・なんか左側が受かっていれば良いという問題じゃなくなってきて、その辺り~分からなかったですね。』
『(タイトル奪について)すぐに取られてしまったというのは残念なところですけども、全体としは競った将棋で負けてるんで、仕方がない結果かなとは思います。』
『(五番勝負総括)中・終盤の競ったところで、勝てなかったんで、その辺りはこっちが気づいていない手が多かったです。』
『(注目された五番勝負について)対局に入ってしまえば、普段と変わりなかったかなと・・注目度は高かったんで、それはやりがいとしては感じてたんですけども・・はい。』
『(年下の棋士に敗退)内容的にも競ったところで負けてるんで、やっぱり・・凄い人が出てきたなという感じ、ですかね・・』
藤井聡太七段の次の対局予定vs菅井八段(JT杯、7/18)
【7月18日】VS菅井竜也八段【第41回JT杯】
対局相手
|
|
クラス別戦績
|
|
過去対局
|
|
持ち時間
|
各10分
|
時間別戦績
|
1時間棋戦通算44勝10敗(0.8148)
|
対局場所
|
AbemaTVスタジオ
|
開始時間
|
15:00~
|
リーグ表
|
過去対局
※※横にスクロールできます※※
日付 | 勝敗 | 対局時クラス | 手番 | 戦型 | 手数 | 棋戦名 | 棋譜 |
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2020/4/10 | ○ | A | 後 | 三間飛車 | 112手 | 第61期王位戦紅白L | 棋譜 |
2020/3/31 | ○ | B1 | 後(千) | 四間飛車 | 146手 | 第91期棋聖戦挑決T | 棋譜 |
2020/1/19 | ○ | B1 | 後 | ゴキゲン中飛車 | 168手 | 第13回朝日杯本戦 | 棋譜 |
2019/5/31 | 〇 | B1 | 後(千) | ゴキゲン中飛車 | 94手 | 第32期竜王戦4組決勝 | 棋譜 |
2018/9/3 | ● | B1 | 後 | ゴキゲン中飛車 | 133手 | 第44期棋王戦挑決T | 棋譜 |
2017/8/4 | ● | B1 | 後 | ゴキゲン中飛車 | 81手 | 第67期王将戦一次予選 | 棋譜 |
中継情報
●携帯アプリは恐らく15:00~
●AbemaTV15:00~
※解説者:藤井猛九段
※聞き手:矢内理絵子女流五段
となっております.+:。(´ω`*)