第61期王位戦紅白リーグ、藤井聡太七段vs上村亘五段の対局模様をまとめています。
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目次
藤井聡太七段VS上村亘五段、対局結果
先手番:上村亘五段後手番:藤井聡太七段戦 型:角換わり腰掛け銀
戦型は角換わり
後手番角換わり通算(20勝6敗-勝率:0.7692)
今期3勝3敗
敗戦(村山七段、千田七段、出口四段)
~20手目
残:上村五段⇒3:58 藤井七段(当時)⇒3:59
~40手目
残:上村五段⇒41飛 藤井七段(当時)⇒3:50
~60手目
早くも後手の藤井七段(当時)が仕掛ける展開。
お昼:藤井七段(当時)、牛肉てりやき(イレブン)、上村五段、珍豚美人(イレブン)
藤井七段(当時)が「休憩に入れてください」 と言いましたが、双方席を立つ気配なし。
解説高見七段「次手は注目です」
49手目棋譜
残:上村五段⇒3:25 藤井七段(当時)⇒3:38
昼休後、50.▽86歩(約60分)⇒51.▲同銀
52.▽66歩
53.▲同銀
54.▽同銀
55.▲同飛
56.▽65銀
57.▲69飛
58.▽66角
59.▲同飛
60手目棋譜
残:上村五段⇒3:10 藤井七段(当時)⇒2:14
~80手目
61.▲25桂
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62.▽69飛
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63.▲68銀
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64.▽95歩
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65.▲同歩
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66.▽19飛成
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67.▲67歩
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68.▽42銀
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69.▲66歩
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70.▽24歩
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71.▲45歩
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72.▽25歩
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73.▲44歩
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74.▽39龍
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75.▲58金
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76.▽85香
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77.▲45角
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78.▽84飛
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79.▲59金
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80.▽75歩
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受けか?攻めか?という局面で、割と早めに(5分)61.▲25桂を選択、予定通りの進行でしょうか。
76.▽85香がどうなるか・・・先手ペース(216)。
解説の門倉五段と山口女流は驚いていました。。。
「本当に人がそこに打つんですね」
79.▲59金で互角(-57)。。AIもゆらゆら(-176)。。
※79.▲59金では34角が有力だったようです
80手目棋譜
残:上村五段⇒0:39 藤井七段(当時)⇒0:18
先手有利(440)。
~100手目
81.▲34角
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82.▽86香
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83.▲同歩
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84.▽44飛
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85.▲23銀打
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86.▽34飛
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87.▲同銀成
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88.▽64桂打
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89.▲49香打
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90.▽76桂
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91.▲77玉
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92.▽48歩打
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93.▲43歩打
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94.▽同銀
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95.▲51飛
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96.▽41銀打
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97.▲43成銀
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98.▽同金
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99.▲22銀打
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100.▽42玉
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89.▲49香打で後手有利へ・・(-354)、92.▽48歩打で互角(67)。
100手目棋譜
残:上村五段⇒0:07 藤井七段(当時)⇒0:11
99.▲22銀打⇒角が有力だった?
互角(-84)
101手~120手目棋譜
101.▲91飛成
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102.▽68桂成
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103.▲同玉
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104.▽46角
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105.▲57桂打
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106.▽49歩成
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107.▲44歩打
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108.▽57角成
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109.▲同玉
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110.▽48銀打
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111.▲68玉
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112.▽59銀成
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113.▲77玉
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114.▽37龍
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115.▲67香
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116.▽76銀打
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117.▲88玉
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118.▽87歩
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119.▲
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120.▽
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101.▲91飛成。
※24角が有力だった様子
高見七段「1手でも緩い手を指すとこうなるという、藤井さんの将棋の真骨頂ですよね・・」
104.▽46角が激痛。。後手優勢。
高見七段・門倉五段「65桂じゃないんだ・・」
106.▽49歩成に、ここでこれを指せるのはさすがと解説陣。48銀に両解説者が気づいてなかったようで。。⇒しばらくして、気づかれてました。
49歩成、57角成で取った桂馬を駒台に置くためのスペースを確保。
高見七段「あぁコレ切る準備してます、桂馬のスペース空いたから・・ここでスパッと切るのかぁ・・龍を取ろうとしていた自分達の安全第一の指し方が・・・」
高見七段「自分達が20手30手かけてゆっくり勝とうとしたところを、わずか5手くらいで即詰みの順まで入りましたね。こういうところ、10時間くらい長い対局の疲れがある中でビシッと踏み込めるのは強いですね。」
高見七段「一回44歩と打って受けに回って~、龍をゲットして~みたいな。」
118手まで、上村五段投了。
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藤井聡太七段と上村亘五段の対局前後のコメント
- 藤井聡太七段
- 上村亘五段
『86歩、同銀を軽視していて、ちょっとそれ以降は自信のない展開が続いてしまった印象です。64桂と打てて少し難しくなったのかなと感じました』
『ずっと難しい展開かなと思っていたんですけれども、終盤104.▽46角と打たれた局面で負けになってしまった印象で、ずっと難しくて、指していてわからない将棋でして・・・ずっと難しかったかなと思います。』
『前回は前回で、今回は今回で、心機一転して、指そうと思っていたので、過去のことは忘れてという気持ちだったんですけれども・・・』
『本局は終盤に切れ味を発揮されて解からなかったなという印象です。』
長い長い互角の攻防の末、一瞬のスキをついて藤井七段(当時)が優勢を築き、綺麗に寄せ切りました。
藤井聡太七段の次の対局予定※vs稲葉八段(王位リーグ)
【3月24日】VS稲葉陽八段【第61期王位戦紅白リーグ】
対局相手
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A級棋士との戦績
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過去対局
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王位戦戦績
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通算13勝2敗(0.8666)
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持ち時間
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各4時間
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4時間棋戦戦績
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通算26勝8敗(0.7647)
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対局場所
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関西将棋会館
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開始時間
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10:00~
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中継情報
恐らく10:00~
●AbemaTV9:30~
※解説者:佐々木勇気七段、八代弥七段
※聞き手:室谷由紀女流三段、渡部愛女流三段
過去対局
藤井聡太七段の1勝1敗中※※横にスクロールできます※※
日付 | 勝敗 | 対局時クラス | 手番 | 戦型 | 手数 | 棋戦名 | 棋譜 |
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2019/1/20 | ○ | A | 後 | 角換わり腰掛け銀 | 98手 | 第12回朝日杯本戦 | 棋譜 |
2017/11/13 | ● | A | 後 | 相掛かり | 169手 | 第67回NHK杯 | 棋譜 |
となっております.+:。(´ω`*)