第90期棋聖戦二次予選、藤井聡太七段VS大石直嗣七段の対局状況をまとめています。

対局は、120手まで、藤井聡太七段の勝利となりました。

次戦は斎藤慎太郎七段VS久保利明王将(現九段)の勝者との対局になります。

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目次

藤井聡太七段VS大石直嗣七段、対局結果と棋譜

先手番:大石直嗣七段後手番:藤井聡太七段戦 型:角換わり早繰り銀

1手~20手目棋譜

1.▲26歩
11.▲77同銀
2.▽84歩
12.▽22銀
3.▲25歩
13.▲48銀
4.▽85歩
14.▽33銀
5.▲76歩
15.▲36歩
6.▽32金
16.▽62銀
7.▲77角
17.▲37銀
8.▽34歩
18.▽74歩
9.▲68銀
19.▲78金
10.▽77角成
20.▽73銀

 
20手目棋譜

出典:連盟モバイル

21手~40手目棋譜

21.▲46銀
31.▲55同銀
22.▽64銀
32.▽55同歩
23.▲66歩
33.▲67角
24.▽94歩
34.▽42玉
25.▲56角
35.▲68玉
26.▽54歩
36.▽44歩
27.▲74角
37.▲79玉
28.▽52金
38.▽43金右
29.▲56角
39.▲58金
30.▽55銀
40.▽31玉

 

出典:連盟モバイル

41手~60手目棋譜

41.▲96歩
51.▲46歩
42.▽22玉
52.▽47銀不成
43.▲88玉
53.▲76角
44.▽64歩
54.▽75歩
45.▲68金右
55.▲67角
46.▽45銀
56.▽14歩
47.▲75歩
57.▲16歩
48.▽36銀
58.▽53飛
49.▲74歩
59.▲85角
50.▽83飛
60.▽56歩

 

出典:連盟モバイル
藤井七段(当時)、47銀成ではなく、47銀不成、好手。

60手目棋譜

出典:連盟モバイル

61手~80手目棋譜

61.▲56同歩
71.▲66同銀
62.▽93桂
72.▽39角
63.▲94角
73.▲41銀
64.▽56銀成
74.▽31金
65.▲24歩
75.▲55銀
66.▽24同銀
76.▽55同飛
67.▲54歩
77.▲55同銀
68.▽54同飛
78.▽28角成
69.▲73歩成
79.▲82飛
70.▽66成銀
80.▽42金引

 
互いにじわりじわりとした指し手が続き、大石七段勝負へ。。

出典:連盟モバイル

形勢はほぼ互角で、若干藤井七段(当時)持ち。

80手目棋譜

出典:連盟モバイル

81手~100手目棋譜

81.▲54歩
91.▲58金/div>
82.▽71銀
92.▽49飛成
83.▲81飛成
93.▲68金右
84.▽41金引
94.▽85銀
85.▲71龍
95.▲82龍
86.▽29馬
96.▽52歩
87.▲77歩
97.▲58銀
88.▽98歩
98.▽39龍
89.▲98同香
99.▲83角成
90.▽59飛
100.▽83同馬

 
戦いは終盤戦、中村七段は若干後手持ちとのこと。


出典:連盟モバイル
銀を捨てて、手数を稼ぐ。。好手。

84.▽41金引で大石七段が勝負手として指した銀取りへ。

中村七段は、藤井七段(当時)も優勢を意識して指されているのでは?とのこと。

大石七段は87.▲77歩、じっと辛抱。。

100手目棋譜

出典:連盟モバイル

101手~120手目棋譜

101.▲83同と
111.▲67角
102.▽86歩
112.▽59龍
103.▲69歩
113.▲53歩成
104.▽87歩成
114.▽58角成
105.▲87同金
115.▲52と
106.▽86歩
116.▽67馬
107.▲97金
117.▲41と
108.▽56桂
118.▽13玉
109.▲78金
119.▲31と
110.▽36角
120.▽78馬

 
高見叡王は、藤井聡太七段が一気に抜け出したかなという感じですね。。中村七段は、そうですね、そこまで大石さんが悪かったわけではなかったのですが。。とのこと。

序中盤まではかなり難解でしたが終盤の入り口、形勢が良くなった瞬間に一気に抜け出し、最短の寄せで即詰へ。

120手まで、大石七段投了となりました。

投了図

出典:連盟モバイル

技巧2による形勢判断。

※ご参考程度にどうぞ

藤井聡太七段と大石直嗣七段の対局前後のコメント

 

コメント

  • 藤井聡太七段
  • 『序盤は自然に指していたつもりだったんですけど、昼食休憩あたりでは、自信が無い局面なのかなと感じていました。しばらくして、少し好転したかなと思ったんですけど、こちらの玉が寄りやすい形というのが最後まで続いて。。際どく勝ったかなという気がします。』

    『次戦はいずれにしてもタイトルホルダー、対戦の機会が得られるのは嬉しいことなので、全力で挑みたいです。』

  • 大石直嗣七段
  • 『45銀と打たれた時点でこちらがどうすべきだったか、本譜は自信のない進行になってしまいました。』

    『途中から自信のない展開になってしまったので、どの辺りがダメだったのか調べてみないと解からないです。』

大石七段の攻めも迫力がありましたが、藤井七段(当時)の71銀の受けがお見事。

先手の大石七段にも明らかな疑問手は見られなかったものの、終盤の入り口~いつの間にか藤井七段(当時)ペースへ。

本局、藤井七段(当時)完勝です。

藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??

今年最後の対局となります(#^^#)

【12月28日】VS村田顕弘六段【第45期棋王戦予選】

棋戦名
第45期棋王戦予選
対局日
12月28日
対局相手
対局場所
関西将棋会館
持ち時間
各4時間
開始時間
午前10:00~

★中継情報★

  • 携帯アプリは恐らく10:00~
  • AbemaTV9:30~
  • ※解説:戸辺誠七段、横山泰明六段
    ※聞手:鈴木環那女流二段、宮宗紫野女流二段

  • ニコ生未定

※解説:未定
※聞手:未定
となっております.+:。(´ω`*)