C級1組順位戦、藤井聡太七段の4局目対局相手は、高橋道雄九段となっています。

両者、初手合、対局模様をまとめています(*'ω'*)

お隣では佐々木勇気七段と青野照市九段が対戦しているようです。。

結果は72手まで、藤井七段(当時)勝利です。
 

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目次

藤井聡太七段VS高橋道雄九段、対局結果と棋譜

先手番:高橋道雄九段後手番:藤井聡太七段戦 型:矢倉

1手~20手目棋譜

1.▲76歩
2.▽84歩
3.▲68銀
4.▽34歩
5.▲66歩
6.▽62銀
7.▲56歩
8.▽85歩
9.▲64歩
10.▽64歩
11.▲26歩
12.▽32銀
13.▲25歩
14.▽42玉
15.▲79角
16.▽63銀
17.▲24歩
18.▽同歩
19.▲同角
20.▽31玉

 
20手目棋譜

残:高橋九段⇒5:16 藤井七段(当時)⇒5:43

戦型は高橋九段の矢倉に対し、藤井七段(当時)は急戦矢倉模様、互角。

21手~40手目棋譜

21.▲46角
22.▽23歩
23.▲48銀
24.▽65歩
25.▲同歩
26.▽86歩
27.▲同歩
28.▽77角成
29.▲同桂
30.▽86飛
31.▲64歩
32.▽54銀
33.▲63歩成
34.▽同銀
35.▲65桂
36.▽89飛成
37.▲78角
38.▽99龍
39.▲55角
40.▽66歩

 
昼休へ。。互角。

残:高橋九段⇒5:00 藤井七段(当時)⇒5:43※ちょうどお互い1時間ずつ消費していると思います

昼休後、約90分の長考となりまして、藤井七段(当時)24.▽65歩。。ちなみに高見七段がオリンピックフライング気味の手と言っていた手です。。

25.▲同歩が意外だったのか再び長考、約50分の考慮で26.▽86歩。。うーん。。

藤井七段(当時)28.▽77角成。。少々無理気味か。。

序盤早々、長考合戦ですね。。

33.▲63歩成まで、早くも勝負所を迎えてます。。

40手目棋譜

残:高橋九段⇒3:33 藤井七段(当時)⇒2:23

互角。

28.▽77角成~以外に無理でもなかったか攻めが繋がる展開へ。。

41手~60手目棋譜

41.▲57銀
42.▽64香
43.▲53桂不成
44.▽44銀
45.▲41桂成
46.▽同玉
47.▲64角
48.▽同銀
49.▲66銀
50.▽65歩
51.▲77銀
52.▽57桂
53.▲22歩
54.▽67角
55.▲96角
56.▽31玉
57.▲21歩成
58.▽同玉
59.▲58金右
60.▽69桂成

 
41.▲57銀で藤井七段(当時)有利。。になりましたが、40.▽66歩も読んでいての高橋九段の57銀と思われるので、今後どうなるか。。間違えた方が一気に形勢もっていかれる感じ。

1手が重く、互いに慎重。。。42.▽64香。。Σ( ゚Д゚)!

夕休へ。。藤井七段(当時)有利。

残:高橋九段⇒3:33 藤井七段(当時)⇒1:52

順位戦について。。

横山六段「順位の差が大きいと思います。藤井さんも去年9勝1敗で上がれなかったですからね。可哀想だと誰もが思うと思います。」

高見七段「今年は順位戦頑張ります。9勝1敗で上がれなかったらますますぐれると思います。10年ぶりの反抗期かも。10年前に反抗期だったかわからないですけど。」

46.▽同玉まで、左美濃が生きる展開、藤井七段(当時)有利。

52.▽57桂で厳しい金の両取り、高橋九段、勝負手53.▲22歩。

先手玉を詰ますのにあと1歩必要とみて56.▽31玉と玉をいったん逃げて、相手の打った歩を取りに行った模様。

58.▽同玉まで、藤井七段(当時)寄せ切るか?どう寄せるか?という局面。

60手目棋譜

61手~80手目棋譜

61.▲48玉
62.▽58角成
63.▲同玉
64.▽59成桂
65.▲67玉
66.▽66金
67.▲同銀
68.▽同歩
69.▲同玉
70.▽65歩
71.▲67玉
72.▽66銀
73.▲
74.▽
75.▲
76.▽
77.▲
78.▽
79.▲
80.▽

 
72手まで、高橋九段投了となりました。

投了図

技巧2による形勢判断

※ご参考程度にどうぞ

順位戦次戦は、宮本広志五段です。

 

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藤井聡太七段と高橋道雄九段の対局前後のコメント

 

コメント

  • 藤井聡太七段
  • 『本譜は少し無理気味の仕掛けかと思ったので、あまり自信がないと思い、その後の判断が難しい展開でしたけど。。。自信のない局面が続いていたのかなと思います。』

    『57桂と打った辺りでは少し指せているのかなと思いました。』

  • 高橋道雄九段
  • 『本譜は作戦通りではありませんでした。。(仕掛けられた辺り)やな変化だなと思っていました。』

    『本局はずっと苦しかったんじゃないかと思います。ずっといい勝負じゃないかと思っていたんですが64香を打たれてちょっと・・』

際どい形勢も細い攻めを繋ぎ優勢となり、高橋九段の96角の王手に31玉。

31玉、21歩成、同玉で1歩入手し先手玉が詰む形へ。。72手まで藤井七段(当時)勝利となりました。

藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??

日程が明確になっているものは現在ありません。

対局者確定&日程が決定していない対局

※第69期王将戦は挑決リーグ進出⇒トーナメント表未定
という状況です('◇')ゞ