第32期竜王ランキング戦4組、藤井聡太七段VS畠山成幸八段戦。

対局模様をまとめています。

112手まで、藤井七段(当時)勝利となりました。

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目次

藤井聡太七段VS畠山成幸八段、対局結果と棋譜

先手番:畠山成幸八段後手番:藤井聡太七段戦 型:相掛かり

1手~20手目棋譜

1.▲26歩
2.▽84歩
3.▲25歩
4.▽85歩
5.▲78金
6.▽32金
7.▲38銀
8.▽72銀
9.▲96歩
10.▽94歩
11.▲24歩
12.▽24同歩
13.▲24同飛
14.▽23歩
15.▲26飛
16.▽34歩
17.▲36飛
18.▽84飛
19.▲48玉
20.▽42玉

 
20手目棋譜

出典:連盟モバイル

畠山八段のひねり飛車模様の展開。

21手~40手目棋譜

21.▲76歩
22.▽88角成
23.▲88同銀
24.▽22銀
25.▲39玉
26.▽33銀
27.▲75歩
28.▽14歩
29.▲16歩
30.▽54角
31.▲56飛
32.▽44銀
33.▲28玉
34.▽64歩
35.▲77桂
36.▽24歩
37.▲26飛
38.▽35銀
39.▲56飛
40.▽25歩

 
ゆっくりとした展開。

36.▽24歩まで、そろそろ、先手の畠山八段としては戦いを起こして行きたいところです。

※ゆっくりしていると、後手に有力な手が多くなるためとのこと

藤井七段(当時)、解説でも有力と言われていた38.▽35銀、その後畠山八段が少し溜息・・・(;^ω^)そして39.▲56飛。

横山六段によると、39.▲56飛では少し自信がないのでしょうね・・藤井七段(当時)がうまく指している印象ですとのこと。

40手目棋譜

出典:連盟モバイル

41手~60手目棋譜

41.▲86歩
42.▽86同歩
43.▲85歩
44.▽82飛
45.▲86飛
46.▽26歩
47.▲56歩
48.▽33桂
49.▲55歩
50.▽63角
51.▲66飛
52.▽52金
53.▲64飛
54.▽45角
55.▲54歩
56.▽63銀
57.▲66飛
58.▽44歩
59.▲53歩成
60.▽53同金

 
51.▲66飛で夕休へ。。

出典:連盟モバイル
先ほどよりは、畠山八段にも楽しみが出てきた局面、ほぼ互角です。

※藤井七段(当時)、感想戦では、この66飛は痛かったと言われていました(;'∀')

藤井七段(当時)は夕休中離席せずに考慮、対局開始後、52.▽52金を指して離席、

畠山八段は『そっかー』を連発した後、53.▲64飛。

戻った藤井七段(当時)すかさず54.▽45角とされました。


出典:連盟モバイル

解説の増田六段は、この飛車引きが良かったとのこと。

※この辺り、少し藤井七段(当時)に誤算があったのでは・・・?とのこと⇒51.▲66飛を軽視されていたようでした

藤井七段(当時)、58.▽44歩としましたが、と同時に畠山八段は頭を抱えられました・・増田六段によると、それは指さないだろうと思われていたんでしょうね・・とのこと。

互角ですが、若干先手ペースとなってきました。。

60手目棋譜

出典:連盟モバイル

61手~80手目棋譜

61.▲54歩
62.▽54同角
63.▲55歩
64.▽45角
65.▲46歩
66.▽27歩成
67.▲27同銀
68.▽27同角成
69.▲27同玉
70.▽26歩
71.▲38玉
72.▽64歩
73.▲48玉
74.▽45歩
75.▲59玉
76.▽27歩成
77.▲69玉
78.▽28歩
79.▲17桂
80.▽17同と

 
80手目棋譜

出典:連盟モバイル

形勢は互角。

※74.▽45歩ではなく、すぐに▽27歩成の方が良かったようです。。

81手~100手目棋譜

81.▲79玉
82.74歩
83.▲89玉
84.▽75歩
85.▲71角
86.▽52飛
87.▲61角
88.▽76桂
89.▲87銀
90.▽51飛
91.▲53角成
92.▽53同飛
93.▲34角成
94.▽88歩
95.▲98玉
96.▽69角
97.▲35馬
98.▽89銀
99.▲97玉
100.▽78銀不成

 
87.▲61角まで、互いに疑問手を繰り返したり。。混戦です。。


出典:連盟モバイル

好手。

※畠山八段の97.▲35馬がどうだったか・・・97玉?とかだと、まだ長く指せていたのでは・・?

100手目棋譜

出典:連盟モバイル

101手~120手目棋譜

101.▲78同銀
102.▽78同角成
103.▲53馬
104.▽53同玉
105.▲54銀
106.▽42玉
107.▲82飛
108.▽72銀
109.▲87金
110.▽71金
111.▲84飛成
112.▽89歩成
113.▲
114.▽
115.▲
116.▽
117.▲
118.▽
119.▲
120.▽

 
112手まで、畠山八段投了となりました。

投了図

出典:連盟モバイル

技巧2による形勢判断

※ご参考程度にどうぞ(35馬~は藤井七段(当時)優勢)

次戦、竜王4組ランキング戦は中田八段と対局が決定しています。

藤井聡太七段と畠山成幸八段の対局前後のコメント

 

コメント

  • 藤井聡太七段
  • 『苦しい時間が長い将棋でした。』

  • 畠山成幸八段
  • 『作戦は古い捻り飛車でしたが、難しい泥仕合になったのかと思いましたが最後詰みませんでした。残念でした。』

    『昭和の古い将棋なので、感覚的にアドバンテージでこちらの方が指せるかと思いました。。』

一進一退の長い中盤戦から最後は正確な攻めと受けで、かなり僅差での勝利となりました。

終盤は、互いに分将棋へ。

畠山八段の35馬が悪手となり、藤井七段(当時)優勢へ。。

畠山成八段のひねり飛車に大苦戦の一戦、熱戦でした。

にしても・・・AbemaTVで、藤井七段(当時)の通算成績、訂正前(133局 114勝 19敗)、訂正後(131局 112勝 19敗)・・・

単純なミスか誤って銀河戦の結果を反映させてしまったのか・・・不明ですねぇ・・・(;'∀')はてー・・・

近藤五段(現六段)戦と畠山七段戦足したのかな・・・(;^ω^)

藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??

【3月11日】VS久保利明王将(現九段)【第90期棋聖戦二次予選】

棋戦名
第90期棋聖戦二次予選
対局日
3月11日
対局相手
対局場所
関西将棋会館
持ち時間
各3時間
開始時間
午前10:00~

★中継情報★

  • 携帯アプリ恐らく10:00~
  • AbemaTV9:30~
  • ※解説:三浦弘行九段、都成竜馬五段
    ※聞手:安食総子女流初段、貞升南女流初段

  • ニコ生9:50~
  • 解説:増田康宏六段
    聞手:塚田恵梨花女流1級

となっております.+:。(´ω`*)