第77期順位戦、藤井聡太七段VS富岡英作八段、両者初手合。

91手まで、藤井聡太七段勝利となりました。

1/8時点で全勝は杉本七段(現八段)、藤井七段(当時)の2名となりました。
※近藤五段は西尾六段に敗戦

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目次

藤井聡太七段VS富岡英作八段、対局結果と棋譜

先手番:藤井聡太七段後手番:富岡英作八段戦 型:角換わり腰掛け銀

1手~20手目棋譜

1.▲26歩
11.▲77同銀
2.▽84歩
12.▽22銀
3.▲25歩
13.▲48銀
4.▽85歩
14.▽33銀
5.▲76歩
15.▲78金
6.▽32金
16.▽62銀
7.▲77角
17.▲46歩
8.▽34歩
18.▽64歩
9.▲68銀
19.▲36歩
10.▽77角成
20.▽74歩

 
20手目棋譜

出典:連盟モバイル

21手~40手目棋譜

21.▲68玉
31.▲48金
22.▽42玉
32.▽62金
23.▲47銀
33.▲29飛
24.▽63銀
34.▽81飛
25.▲96歩
35.▲66歩
26.▽14歩
36.▽54銀
27.▲16歩
37.▲56銀
28.▽94歩
38.▽44歩
29.▲37桂
39.▲45歩
30.▽73桂
40.▽45同歩

 
39.▲45歩、午前中から藤井七段(当時)が仕掛け、順位戦ですが指し手が早いです。。

40手目棋譜

出典:連盟モバイル

41手~60手目棋譜

41.▲45同銀
51.▲38飛
42.▽55銀
52.▽48角成
43.▲24歩
53.▲48同飛
44.▽24同歩
54.▽37銀不成
45.▲25歩
55.▲49飛
46.▽46銀
56.▽48金
47.▲24歩
57.▲79飛
48.▽28歩
58.▽24銀
49.28同飛▲
59.▲34銀
50.▽39角
60.▽33銀

 
午前中の段階でかなり激しい展開。。

出典:連盟モバイル

ニコ生での形勢(55手目)互角↓

出典:ニコ生

前例通り(王座戦での稲葉陽八段VS畠山鎮七段戦)だと先手勝利。

富岡八段は、昼食休憩後も考慮中です。

ここまでは双方の研究範囲だと思いますが、どこで変化していくか・・

昼食休憩を挟んで1時間以上の長考で56.▽48金、その後57.▲79飛まで前例通り、58.▽24銀で前例から外れました。。

60手目棋譜

出典:連盟モバイル

61手~80手目棋譜

61.▲45角
71.▲42歩成
62.▽54桂
72.▽42同玉
63.▲24歩
73.▲23歩成
64.▽34銀
74.▽44金
65.▲34同角
75.▲29飛
66.▽33金
76.▽28歩
67.▲43歩
77.▲63銀
68.▽52玉
78.▽63同金
69.▲56角
79.▲72角
70.▽46歩
80.▽82飛

 
藤井七段(当時)、24歩(好手)。

出典:連盟モバイル

富岡八段にしっくりくる受けが見当たらず、攻めるにしても手段が難しい状況で、64.▽34銀。

64.▽34銀に、解説の山崎八段は『まずい・・・大丈夫?』とのこと(;'∀')・・・

ニコ生での形成判断(69手目)↓

出典:ニコ生

後手陣、正念場です。

70.▽46歩、攻め合いへ、74.▽44金で夕休です。

80手目棋譜

出典:連盟モバイル

81手~100手目棋譜

81.▲63角成
91.▲69金
82.▽29歩成
92.▽
83.▲45歩
93.▲
84.▽34金
94.▽
85.▲41金
95.▲
86.▽43玉
96.▽
87.▲73馬
97.▲
88.▽45金
98.▽
89.▲45同角
99.▲
90.▽59飛
100.▽

 
91手まで、富岡七段投了となりました。

投了図

出典:連盟モバイル

技巧2による形成判断

※ご参考程度にどうぞ

順位戦残りは、近藤誠也五段戦と都成竜馬五段戦の2局。

2/5に近藤五段と対局が決定しています。

藤井聡太七段と富岡英作八段の対局前後のコメント

 

コメント

  • 藤井聡太七段
  • 『タイミング良く29飛と回ることができたので、そのあたりから指しやすいのかなと思いました。』

    『(順位戦18連勝について)C1とC2でクラスが違うので特に意識はしていません。』

    『(師弟同時昇級の可能性について)自分は自分で昇級を目指して目の前の一局一局に取り組んでいきたいです。』

  • 富岡英作八段
  • 『流行型で、藤井くんと当たるので色々考えて踏み込んでみましたが、最後の29飛など、あの辺りは流石だなと感じました。』

    『(藤井七段(当時)と)当たれることはなかなかないので、工夫しましたが良くなる順が見つかりませんでした。』

本局、持ち時間2時間半ほど残し、29飛~自陣に金を打ち手堅い差し回しで快勝となりました。

藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??

現在明確な対局は、次戦は朝日杯となってます(・∀・)♪

【1月20日】VS稲葉陽八段【朝日杯】

棋戦名
朝日杯本戦
対局日
1月20日
対局相手
対局場所
ポートメッセ名古屋交流センター
持ち時間
各40分
開始時間
午前10:00~

 
勝者は同日、佐藤天彦名人VS糸谷哲郎八段戦の勝者と対局

出典:朝日新聞デジタル
 
★中継情報★

  • 携帯アプリ未定
  • AbemaTV独占配信
  • ※解説:未定
    ※聞手:未定

  • ニコ生無し

対局日:1月20日
場 所:ポートメッセ名古屋交流センター
チケット販売開始:12/26正午~こちら
となっております.+:。(´ω`*)