藤井聡太七段VS豊島将之二冠の記念対局。

対局結果は、89手まで、藤井聡太七段勝利となりました。

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目次

藤井聡太七段VS豊島将之二冠、対局結果と棋譜

先手番:藤井聡太七段後手番:豊島将之二冠戦 型:角換わり腰かけ銀

1手~20手目棋譜

1.▲26歩
11.▲同銀
2.▽84歩
12.▽22銀
3.▲76歩
13.▲78金
4.▽85歩
14.▽33銀
5.▲25歩
15.▲48銀
6.▽32金
16.▽62銀
7.▲77角
17.▲36歩
8.▽34歩
18.▽74歩
9.▲68銀
19.▲46歩
10.▽77角
20.▽64歩

 
対局模様は、やはり角換わり(*'ω'*)

21手~40手目棋譜

21.▲37桂
31.▲48金
22.42玉
32.▽81飛
23.▲47銀
33.▲29飛
24.▽73桂
34.▽62金
25.▲68玉
35.▲66歩
26.▽63銀
36.▽54銀
27.▲96歩
37.▲56銀
28.▽94歩
38.▽63銀
29.▲16歩
39.▲69玉
30.▽14歩
40.▽54銀

 

41手~60手目棋譜

41.▲79玉
51.▲29飛
42.▽63銀
52.▽65歩
43.▲88玉
53.▲同歩
44.▽54銀
54.▽75歩
45.▲45桂
55.▲22歩
46.▽44銀
56.▽同金
47.▲24歩
57.▲64歩
48.▽同歩
58.▽86歩
49.▲同飛
59.▲同銀
50.▽23歩打
60.▽76歩

 
また千日手・・・と思う瞬間がありましたが、藤井七段(当時)45.▲45桂と桂馬を跳ねました。

藤井七段(当時)もこの形に誘導したという感じ、豊島二冠も39.▲69玉を見て、この形には(経験ある局面)自信はあるでしょうが、まぁ誘導されたとして(藤井七段(当時)の意図も読まれて)、指されたのでしょうとのこと。

阿久津八段は、55.▲22歩が藤井七段(当時)の研究手ではないでしょうかとのこと。

61手~80手目棋譜

61.▲77歩打
71.▲66桂打
62.▽同歩成
72.▽32金
63.▲同金
73.▲54桂
64.▽32金
74.▽同歩
65.▲22歩
75.▲63銀打
66.▽同金
76.▽75銀打
67.▲74歩
77.▲62銀成
68.▽85桂
78.▽76歩打
69.▲同銀
79.▲52成銀
70.▽同飛
80.▽31玉

 
63.▲同金で、豊島二冠が少し考えられています(大事な局面、中盤の難所)。

間違えた方が悪くなります。

形勢は互角、63.▲同金で昼休へ。

お昼明け~互いに長考合戦、豊島二冠大長考で68.▽85桂(残り時間、藤井七段(当時)約1:15、豊島二冠約35分くらい)。

終盤戦、勝負の行方はまだまだ不明、藤井七段(当時)持ちの局面が続いていましたが、ここでほぼ互角。

81手~100手目棋譜

81.▲67金
91.▲
82.▽66歩打
92.▽
83.▲51角打
93.▲
84.▽22玉
94.▽
85.▲42成銀
95.▲
86.▽31桂打
96.▽
87.▲32成銀
97.▲
88.▽同玉
98.▽
89.▲41金打
99.▲
90.▽
100.▽

 
藤井七段(当時)が79.▲52成銀~徐々に差を広げている局面へ。

89手まで、豊島二冠投了となりました。

投了図

技巧2による形成判断

※ご参考程度にどうぞ

藤井聡太七段と豊島将之二冠の対局前後のコメント

 

コメント

  • 藤井聡太七段
  • 『前回は完敗でした。豊島先生の強さは普段の棋譜から感じていたので、思いっきりぶつかっていこうと臨みました。』

    『本局、もしかしたら少し指せる展開に持ち込めるかなというところで、なかなかそうはならなかったので、豊島先生の強さを改めて感じさせられました。』

  • 豊島将之二冠
  • 『前局は、自分のペースで対局できましたが、本局は序盤から押されてしまいました。』

    『今回の将棋は難しいところもあり、自信のない局面が続きました。』

藤井七段(当時)が、手持ちにした角を使ったのは、最後の最後。

豊島二冠は、手持ちにしたまま投了、負けを悟ったときに天を仰ぐような仕草の豊島将之二冠の儚げな雰囲気が切なくも感じられました。。

どちらの勝ちもありそうなジリジリとした展開でしたが、藤井七段(当時)が正確に指し続け完勝となりました。

記念対局お見逃しの方は、1週間AbemaTVの過去放送で無料で観れますよ( *´艸`)♪

手数は短いですが、中・終盤の入り口までジリジリとした互角戦、最後まで際どい将棋でどちらが勝つか全く不明!!

という対局でしたので、是非♪♪

藤井聡太七段の次の対局予定はいつ??

【1月8日】VS富岡栄作八段【順位戦】

棋戦名
順位戦
対局日
1月8日
対局相手
対局場所
関西将棋会館
持ち時間
各6時間
開始時間
午前10:00~

★中継情報★