5/18アンビリーバボーで紹介があるのは、テッドマクダーモット(Teddy ‘Mac’ McDermott)さん

テッドマクダーモットは、現在80歳でアルツハイマー病でありますが、歌手でもあります。

息子であるサイモンマクダーモット(Simon ‘Mac’ McDermott)さんのフェイスブックへの動画投稿がきっかけとなり歌手になることができました!

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テッドマクダーモットとは?

1936年生まれの80歳

元々はイギリス各地のクラブを回る元プロシンガー

結婚を機に工場で勤務

2013年に認知症と診断

知っている曲数の多さからついたテッドさんのニックネームは『The songaminute man

テッドマグダーモット認知症発症

息子であるサイモンマグダーモットが母親から、最近テッドの様子がおかしい連絡を受けます

言葉も暴力的になり、物忘れが激しいという内容の電話でしたが、サイモンが家に帰ると息子であることも忘れられていました

それから認知症介護が始まります。

認知症ならではの、暴力的な言葉、暴力は想像を絶していたそうです。

この病気特有の攻撃的な言動や、短期的な記憶の欠落によるいらだち

話を聞いてもらうにも、同じような状況の人も周りにはおらず状況や過酷さ、大変さを理解してはもらえません。

自分だけが異世界にいるように思えるほどに孤独な介護の日々だったそうです。

サイモンマグダーモットが介護に疲れ最後に頼ったヘルプライン

そこで、息子であるサイモンマグダーモットさんは、アルツハイマー病のヘルプラインに頼ります

どこに話して良いか、頼ってよいかわからなかったサイモンさんにとっては、最後の手段だったようです。

身も心もボロボロで、どうにかなりそうなとき、サイモンさんはヘルプラインに電話をかけます。

電話したものの、言葉にならず、ただただ泣くだけのサイモンさんの泣き声ヘルプラインの女性は10分間も聴いていたそうです。

それからアルツハイマーヘルプラインで相談をすることができるようになったサイモンマグダーモットさん。

父であるデッドマクダーモットさんの介護の日々をたくさん話すことができ、自分が何をすべきか次第に前向きになれたそうです。

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ようやく父のテッドマクダーモットと向き合えるように

サイモン&テッド

アルツハイマー協会のヘルプライン(相談電話窓口)に相談し、悩みを打ち明け、親身に相談に乗ってもらえたことがサイモンマグターモットさんの大きな支えになりました

これらを機に、ようやくアルツハイマー病である父と向き合えるようになっていきます。

アルツハイマーで日々暴力的な言葉や行動がひどかったテッドマクダーモットさん。

サイモンマクダーモットさんは、そんな父の攻撃的な行動や言動が止むときがあることに気づきます

ヒントは父親のテッドマクダーモットさんの人生にありました。

それは、若き頃シンガーで酒場回りをしていたデッドマグターモットさんが歌を歌うとき。

認知症でどんなに記憶が失われても、歌だけは忘れていなかったようです。

音楽がかかっている時だけは、表情に生気が戻り、いつもの父と自分になれたようですね。

テッドマグターモットさんの歌う動画をフェイスブックで紹介&募金活動へ

アルツハイマー協会への感謝の気持ちを表すため、募金活動を開始

カーステレオの音量を上げ、誰の遠慮もなく機嫌よく歌うテッドさんと、それを嬉しそうに見ながら一緒に楽しむ息子のサイモンさん。

その歌う姿をYOUTUBEにアップしてみます。

するとたちまち有名に。

視聴回数が100万回を超える動画もあり、いくつものニュースサイトが取り上げるなど、人気が広がっていきます。

ファイスブックに動画を投稿していますが、動画サイトの名前はもちろん『The songaminute man

このチャンネルとタイアップして、チャリティ向けのファンドレイジングサイト「JustGiving」で募金活動を開始。

目標金額は1,000英ポンド

それが2ヶ月あまりで目標の100倍の金額が、7,000名以上の人から集まったようです。

現在は130,865ポンドの募金が集まっているようです✩
※日本円にして約1900万円

この寄付金はすべてアルツハイマー境界へ寄付されるようです✩

テッドマグターモットさんCDデビュー

動画で一躍有名になったテッドマグターモットさんは、デッカレコードと契約し、最初のシングル『You Make Me Feel So Young』 B面は『Quando Quando Quando』をリリース✩

そして、世界中からアルバムを発売して欲しいという熱望もあり、現在アルバム製作中だそうですヨ✩

CDを製作するには多額の資金が必要となるため、お父様のテッドマグターモットさんも高齢なことからアルバム製作の募金活動をされているようです。

チャリティ向けのファンドレイジングサイト「JustGiving」で募金活動を開始されています。

必要資金は、約1,070万で、現在約900万円(77%)ほど集まっているようです。

収益の25%はアルツハイマー境界へ寄付されるようですね✩

まとめ

サイモンマグターモットさんは、アルツハイマー教会のヘルプラインに本当に救われたようです。

経験した人でないと、アルツハイマー病の攻撃性は理解ができないと思います。

男性であるサイモンさんもヘルプラインに電話をして10分間も泣くほどです。

ヘルプラインの女性の行動はとても嬉しかったと思います。

自分の時間もなかなか作れず、本当に自分だけ世間と断絶されているかのような気分になるのが介護。

そして、ものすごく頑張っているのに成果が表れず理解もされないもどかしさが歯がゆいのですよね。

そんなときに黙ってただただ側にいてくれたり、話を聞いてくれる人はたとえヘルプラインの方であってもとても救われたと思います。

アドバイスなんて必要ないのですよね。

アルツハイマー病である父のテッドマグターモットさんと同様の環境で悩んでいる方に希望を与えることができたと思います。

たとえ息子でわることがわからなくなっても、それほどに恐ろしい病気であっても歌うたびにいつものお父様になられて、そしてかけがえのない時間を共有することもできたのだと思います。

アルツハイマーという病魔が『歌』をテッドさんから奪うことなかったことが救いだと思いました。