9歳で行方不明となっていた少女、ロチョム・プニン(Rochom P’ngieng)が、18年の月日を経てジャングルで発見されたのをご存知でしょうか?

18年の月日を経てジャングルで発見されたロチョム・プニンは、現地に伝わる伝説UMA『ヌグォイ・ラン』に育てられた可能性があるという内容の放送が、本日世界の何だコレ!?ミステリーで紹介がありますので調べてみました。

ヌグォイ・ランとは?

ヌグォイ・ランはカンボジアでは『森の人』という意味。

推定体長:1.8m

木の実や果物、コウモリを好む雑食で洞窟に棲んでいるとされている。

こんな感じだそうです↓
ヌグォイラン
出典:フジテレビ

ロチョム・プニン(Rochom P’ngieng)とは?

ロチョム・プニン家族

1989年カンボジア内戦が終結する間際に9歳だったロチョム・プニン

カンボジアのラタナキリ(Ratanakiri)州で水牛の群れを世話するために外出したまま行方不明に。

2007年1月13日、ラタナキリ州オヤダウ地区の製材所に食糧を盗みに入り、全身が汚れ全裸となった姿で農家の食物を盗もうとしていたところを作業員たちに発見され捕らえられます。

その後、腕に残っていた傷跡から地元警官のサル・ルーが自身の娘だと確認
※人権保護団体から治療など支援の申し出があったが、父母が手放したくないと断ったそうです。
カンボジアの家族
出典:フジテレビ
18年間、どのように暮らしていたかは本人が言葉を話せず、コミュニケーションが取れないため不明。

『半分人間、半分動物』の状態
であったそうです。

発見当時は27歳。現在は37歳です。
出典:http://www.beach.jp

ロチョム・プニンが発見されてからとった野性的な行動

密林生活が長かったため言葉はほとんど話せず全裸で動物のように4本足で歩いていた

家族が目を離すと逃げ出すため、別棟の小屋(広さ約5・5平方メートル)で暮らした

衣服を着せると引き裂いてしまう

牛や豚の半生肉を好み、ボクシング映画を見ると壁や床をたたいて興奮

家族のすきを見ては服を脱ぎ密林に戻ろうとする

プノン語の『ご飯』『水遊び』ななんとか理解できるものの、やはり言葉はほとんと理解できない

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食事は与えれば食べるが、自分からは要求することができない

気分が良いと何語か理解できない言葉をずっと話している

おびえている様子

腹をたたいて空腹を伝えたり、座ったまま左右に体を揺らしている

密林で乾燥した米粒を探し回っていたために、サルのように前かがみの姿勢になっていた

動物のような唸り声を上げる

体は骨と皮になっていて、目が赤い

ロチョム・プニンはなぜ行方不明になったのか?

ロチョム・プニンさんが住んでいたラタナキリ(Ratanakiri)州では80年代後半に子供たちが相次いで行方不明になったそうです。

当時、内戦に敗れてジャングルに入ったポル・ポト派残党が関与しているとも考えられたそうですが真相は解らないままですね。

ロチョム・プニンさんの妹さんも一緒に行方不明になられているようで、まだ見つかってはいないようです。

『ヌグォイ・ラン』に育てられた?とされていますが、これはプノン族がロチョム・プニンさんを『森の精霊』と考えていることからくるファンタジーなのではないかと思います。

ジャングルに『ヌグォイ・ラン』という森の精霊が住んでいると考えられているのではないでしょうか?

しかし発見当時、髪が短くカットされていたり、ツメや肌がきれい過ぎるなど、村人の疑問は尽きないところもあるようです。

ジャングル奥地で少数民族に助けられていたと考えるのが自然な気もします。

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ロチョム・プニンさんはカンボジアの両親は里親のようで、養子に出されていたという話しがあります。

養子に出された経緯は不明ですが、2016年8月にSNSのフェイスブックを見たベトナムのペオさん(70)が、精神障害のあった自分の娘だと名乗り出ています。

口や耳の特徴、左手首の傷などから自分の娘だと思ったそうです。

このあたりの話しもつじつまが合わないことも多いです。

養子の割にはカンボジアの里親とされる両親は、当初ロチョム・プニンさんが発見されたときDNA鑑定の合意をされていたようですがその後拒否

随分前に行方不明になった自分の娘だと思いたかったのかもしれませんね。

ベトナムのペオさんは、DNA鑑定の結果実父であることが判明しています。

2003年に行方不明になった娘だと主張しているという話もありますので、恐らくペオさんの言われていることの方が正しいのかもしれません
ラタナキリ州とベトナムは近いところにあります。
ラタナキリの場所
出典:http://cambolife.com

ロチョム・プニンの家族と養父母と暮らすようになってからの行動

保護されてから度々病気に見舞われ、食事も拒否し、入院生活もあったようです。

2009年12月に入ってからは、ロチョム・プニンさんが公用語のクメール語を理解し始め2010年1月には動物のうなり声のような音を発するのを止めてプノン語を話せるようになってきたそうです。

ところが、2010年5月ロチョム・プニンさんが突如居なくなります。

逃走かと思われましたが、11日後ロチョム・プニンさんは自宅から約100メートル離れた屋外トイレで発見され、発見当時、ロチョム・プニンさんは胸まで糞尿につかっていた状態だったそうです。。

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トイレの穴は小さく、木製の蓋も被せてあったそうですが、近隣の方がロチョム・プニンさんの叫び声を聞いて発見に至ったようです・・・

ようやく普通の人間になり始めてきて、言葉を話し始め、お腹がすくと食べ物や水を欲しいと求めることもできるようになったそうです。

医師や神経性疾患の治療を始めたことがきっかけだそうですが、ジャングルに逃走しようとするような行動がなくなり、家に居たい様子を見せるようになり、食事もとれるようになったようですね。

ロチョム・プニンの現在は?

実親であるペオ氏が名乗り出ましたが、カンボジアの里親家族を数回尋ねられていて、ペオさんは養育費や生活費として1500ドル(約15万円)を支払うことを約束されているとのこと。
※カンボジアの紙幣価値は日本の約3分の1ほどだそうです(例:¥1,000⇒¥3,000の価値)

ロチョム・プニンさんをぺオさんの元に返す許可をカンボジア当局に求めているようですが、許可が下りたのかどうかは不明です。
追記:※許可が下りたようですね。10年カンボジアで暮らした後に現在はベトナムにて暮らしているようです

プノン族は、万物に精霊が宿るという信仰を守り続ける風習があるようで、カンボジア内戦で多くの人が虐殺されたなか、ジャングルで見つかったロチョム・プニンさんは生きることの尊さを象徴とする存在として『森の精霊』として崇められているようです。

それがストレスにならなければ良いのですが・・・

長年ジャングルで育ったロチョム・プニンさんは、やはり普通の生活になじむまでにはまだまだ時間がかかる様子です。

24歳のカンボジアの義弟さんは2016年にそれは不可能だと思うとインタビューに答えられていますが、果たしてこのまま私たちにとって普通である生活がロチョム・プニンさんにとって幸せかどうかは解らないですよね。

このような状況や様子を知ると、ジャングルの方が幸せなのか・・・とさえ思ってしまいますね。。

幸せになっていると救われますね。

追記:
カンボジアで10年一緒に暮らした兄妹のロチョム・チャンティさんが一緒にベトナムを訪れていましたが、チャンティさんを見た瞬間笑顔でした(*゚▽゚*)
ロチョムプニンは笑顔
出典:フジテレビ
森の中で18年誰と一緒だったかは解りませんでしたが、食器も使えるようになり、『人は好きだ』と言われていました。

チャンティさん始め優しい人たちに囲まれたのがよかったのかもしれませんね。

最近ベトナムへ移ったのでしょうが、チャンティさんと離れ寂しい思いをしていないと良いですね。